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12/11(金) 急反発、中国指標好感し後場は200円超える上昇

2009年12月11日 08時32分05秒 | Weblog
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 NY株式市場は押し目買い意欲が大勢で反発。

NY市場                    + 68.78ドル
CME日経225    9,990円      +170.00円
NY原油先物        70.54ドル   (- 0.13)
NY金先物       1126.20ドル  (+ 5.30)
半導体株指数       338.61ドル  (- 0.48)
バルチック海運指数 3,671ドル    (-120.00)
CRB指数         269.52ポイント(+ 1.77)
VIX指数           23.32ポイント(- 0.34) 
為替 9:00 (対ドル円)  88.28円  (対ユーロ円) 129.96円
外資系注文状況: 売り1,880株、 買い2,260万株、 差し引き380万株の買い越し

日経                 9,862.82円
 始値   + 95.18円   9,958.00円
 高値    終    値
 安値   + 53.39円   9,916.21円  10:15
 終値   +245.05円  10,107.87円   下髭中陽線高値引け

 米国株高に加え、SQ算出にともなう売買が買い超になったこともあり上昇スタート。買い一巡後に伸び悩む場面もあったが、アジア株高を背景に下値も限られ、高値圏でもみ合いとなった。中国の経済指標を控え、手控え気分が広がったとの見方もある。日経平均先物・オプション12月物SQ(特別清算指数)の市場推定値は9,982.59円(出来高は概算で5億6,200万株)。信用取引の高値期日が過ぎれば材料株を中心に個人投資家の買いが入るだろうが、そろそろクリスマス休暇入りとなり、売買代金の減少は続くとみられる。海外勢は財政出動に注目しているが、予算執行は10年4月以降。民主党の方針転換も迫られる。裁定取引、個人の買い、海外勢が出そろい、目標とされる12,000円を試すのは来年のゴールデンウイーク前後だろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、29件で金額は418.90億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で全体的に少なく、売り優勢(小幅)。市場観測より、300億円ほど多かった。
 円相場が1ドル=88円台後半と円高一服感を強めたほか、アジア株高が支えとなって買いが加速。先物主導で上げ基調を強めた。ただ、週明けに値決め期間を控える三菱UFJなど銀行株の上値は重かった。中国の経済指標は鉱工業生産が予想を上回るなどおおむね好調で、ドバイ・ショック以降くすぶっていた新興国リスクも払拭された。中国では金融引き締め強化の懸念も浮上してくるが、週初めに積極財政策の継続を表明していることから、目先で大きな警戒感はないだろう。ただ、日経平均はレンジ内の動きから抜け出たわけではない。来週は日銀短観、FOMC(米連邦公開市場委員会)とイベントが続く。1万円を挟んだ展開が続く可能性はある。
 市場では「ショートカバーを巻き込んで株価は一段高となっている。中国経済が米国型になりつつあるとみて好感されているようだ。内需が拡大する形で中国経済が拡大すれば貿易相手国にとっては恩恵が大きい。ただ過剰投資による内需拡大ならばリスクもある」(大手証券トレーダー)との声が出ている。


◎12月第1週の株式投資主体別売買動向、外国人の買い越し幅が拡大=東証
 東京証券取引所が10日にまとめた12月第1週(11月30日―12月4日)の3市場投資主体別売買内容調査によると、外国人の買い越し幅が拡大した。個人は売り越しを継続。信託銀行は買い越しを継続した。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK033937120091210

◎〔情報BOX〕主要金融機関による2010年の世界経済見通し
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK854373020091211

◎UPDATE1: 44兆円の努力目標明記を首相が指示=10年度国債発行額で菅国家戦略相
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK034017720091211

◎11月中国鉱工業生産は強い伸び、CPI上昇率は前年比プラスに
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS854363820091211

◎日本経済新聞は11日、ベトナム政府が東南アジア最大規模の交通インフラ整備事業「南北高速鉄道」に日本の新幹線方式採用を決めたと報じた。日本政府は近く、計画の推進を目指した次官級協議を提案する予定で、総事業費は560億ドル(約5兆円)の大規模事業が具体化に向けて動き出すという。
 報道を受け日本車輌製造 <7102> 、近畿車輛 <7122> のほか、日立製作所 <6501> 、川崎重工業 <7012> が買い優勢の展開。車両関連では、日本軽金属 <5701> (アルミ合金)、三菱重工業 <7011> (パンタグラフ)、ナブテスコ <6268> (ドア開閉装置など)、住友金属工業 <5405> (台車・車輪)、NTN <6472> (車両用軸受け)、帝人 <3401> (特殊ポリカーボネート製窓、シート材など)、小松精練 <3580> (全周ホロ)、KYB <7242> (セミアクティブ制御機構装置)、パナソニック電工 <6991> (LED照明関連)、日本信号 <6741> (デジタルATC)などもしっかり。
 南北高速鉄道は国営ベトナム鉄道が計画する、首都ハノイとホーチミンを結ぶ約1560キロメートルの鉄道。


                   【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『買いの迷いは見送り、
                 売りの迷いは即刻売り』~☆。・+゜゜+・。.

 買いの迷いと言うのは、まだ行動を起こす前ですから、見送っても金銭的な実害はありません。ただその株が急騰してしまった場合、心理的な実害はあるでしょうが。一方、売りの場合は既にポジションを持っている訳ですから、決断には直接損得が絡んできます。それが含み益ならまだ贅沢な迷いですが、含み損の場合は深刻です。損切りしようか迷っているうちに、ドンドン含み損が膨らんでしまっては、自己嫌悪に陥ることでしょう。売りの場合、迷いが出たとき、見送りという選択肢は、時として命取りになります。迷いが出たときは、一旦売却して頭を冷やすことです。それでも買いたいのなら、再び買いなおせばよいのです。手数料など僅かなものなのですから。


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