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3/23(金) 過熱感のある銘柄に利益確定売り

2012年03月23日 07時56分33秒 | Weblog
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 NY市場は、欧州・中国の経済統計を嫌気し下落。

NY市場                     - 78.48ル
ナスダック                    - 12.00ドル
CME日経225     9,960.00円   - 80.00円
NY原油先物        105.35ドル   (- 1.92)
NY金先物       1,642.50ドル  (-  7.80)
半導体株指数       434.54ドル   (- 2.65)
バルチック海運指数   902.00ドル   (+  6.00)
CRB指数         312.27ポイント (- 3.71)
VIX指数           15.57ポイント  (+ 0.44)
為替 9:00(対ドル円)  82.52円 (ユーロ円)  108.99円
外資系注文状況: 売り 3,230株、 買い 1,950株、 差し引き 1,280万株の売り超し

日経                 10,127.08円
 始値   -112.21円   10,014.87円
 高値   - 95.12円   10,031.96円   9:29
 安値   -127.71円    9,999.37円  14:52
 終値   -115.61円   10,011.47円   短陰線

 中国と欧州の景気減速懸念を受けた米国市場の下落の影響と、2月の貿易収支が予想に反して黒字に転換したことによる円安トレンドの調整も意識され、輸出関連を中心に幅広く売り先行。ドル・円が82円台後半まで持ち直したこともあり、日経平均は1万円割れを目前に下げ止まった。表面的には円高や中国の景気減速懸念が下落要因だが、最大の理由は足元の過熱感を背景とする短期の利益確定売りだ。下値を売る動きは見られない。ヘッジファンド等はやや長い視点で日本株の買いポジションを構築している。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は261.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 週末で様子見ムードが強まり、薄商いのなか、安値圏でほぼ横ばい推移が続いた。戻りを試すような動きはみられず、大引けにかけては手仕舞い売りに押されて1万円を割り込む場面もあった。薄商いではあったが、下値では買いを入れる投資家も多く、押し目買い意欲の根強さを確認できた。前日は中国や、欧州では景気に対して懸念が強まったし、米国では住宅指標が弱かったが、新規失業保険申請件数が予想より少なく、トレンドが変わったわけではなく、景気の曲がり角と決め付ける材料とはいえない。
 市場では「週末要因に加え、年度末が接近しており、国内の機関投資家は動きづらい。商いも低水準で投資家は静観している」・「週末の後場で手控えムードが強く売買が細っている。米株式投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX指数)は低位にとどまっており、リスク回避の意識が高まっているわけではない。投資家は過熱感のある銘柄に冷静に利益確定売りを出している」(準大手証券トレーダー)という。
 
                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『ケイ線を過信するな』~☆。・+゜゜+・。.

 ケイ線には十分に研究された経験則が盛り込まれているが、株式相場は、経済と同じように生きている。過去の動きだけから未来を見通すことを戒めている。たしかに、相場にも歴史は繰り返すと言う面があるから、経験則は大切にしなければならないが、ケイ線だけに頼っていると、失敗することがあると警告している格言。