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8/31(金) 先物に断続的売りで安値引け

2012年08月31日 08時13分39秒 | Weblog
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 NY市場は、明日のFRB議長講演を前のポジション売りで下落。

NY市場                     -106.77ドル
ナスダック                    - 32.48ドル
CME日経225     8,915.00円   - 55.00円
NY原油先物         94.62ル    (- 0.87)
NY金先物       1,657.10ドル  (-  5.90)
半導体株指数       390.70ドル   (- 6.72)
バルチック海運指数   707.00ドル  (- 11.00)
CRB指数         306.51ポイント (- 0.61)
米国10年債利回り     1.63%     (- 0.02)
VIX指数           17.83ポイント (+ 0.77)
為替 9:00(対ドル円)  78.53 (ユーロ円)  98.25
外資系注文状況: 売り 1,270万株、 買い 1,290株、 差し引き 20万株の買い越し

日経                 8,983.78円
 始値   - 92.23円   8,891.75円
 高値   - 49.79円   8,933.99円   9:26
 安値      終     値
 終値   -143.87円   8,839.91円   GD小陰線安値引け

 米国株安や寄り前に発表された鉱工業生産指数が予想を下回り売り先行。買い戻しで下げ幅を縮める場面もあったが、25日移動平均線に上値を抑えられ、上海総合指数の軟調スタートが重しになり、先物にまとまった売りが出て下げ幅を拡大、8,900円を割り込んだ。ジャクソンホールでのバーナンキ米FRB議長の講演で、追加緩和に関して新たな発言は出てこないだろうとの思惑が市場のコンセンサスとなり、バーナンキ発言を期待してポジションを傾けていた投資家の手じまい売りが出てきている。31日以降、9月に入っても米雇用統計など重要イベントが控えているため、いったん、ポジションを清算する動きも出ている。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、22件で金額は166.30億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えて様子見ムードが強まるなか、先物に断続的な売りが観測されて下値を探った。円が対主要通貨で上昇したことも一因で、輸出関連株を中心に弱含んだ。今晩のバーナンキFRB議長の講演が材料にならない場合、来週のECB(欧州中央銀行)理事会や米8月雇用統計に関心が移る。特にECB理事会への期待はFRBに対するものよりも大きく、何も出てこないと相場は大きく崩れることになりそうだ。また、ECBが動かないとは考えにくく、それを市場も織り込みつつある。サプライズでもなければ上値を追うどころか、株価は調整に入る可能性が高まる。
 市場では「ジャクソンホールを待ちに待っていたが、待ってもそれほど明るいニュースはなさそうだと市場参加者は見切りをつけ始めた。すでに円がじわりと買われてきており、来週は失望売りになるとの見方から処分売りが出ている」との声が聞かれた。

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『先んずれば人を制す』~☆。・+゜゜+・。.

 「人の後に回れば不利、人の先に出れば有利」を相場に喩えた言葉。他人が売買するのを見てから売買しても、すでに天底であることが多いもの。仕掛けは他人より先んじることが重要だと言っています。