かぶけんの情報

日々の ・・

6/26(火) 先物に振らされる

2012年06月26日 07時35分25秒 | Weblog
  ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY市場は、EU首脳会議を控え、欧州問題への警戒感が強まり大幅下落。

NY市場                     -138.12ドル
ナスダック                    - 56.26ドル
CME日経225     8,655.00円   - 65.00円
NY原油先物         79.21ドル   (- 0.55)
NY金先物       1,588.40ドル  (+ 21.50)
半導体株指数       365.55ドル  (- 13.10)
バルチック海運指数   978.00ドル  (± 00.00)
CRB指数         270.90ポイント (+ 2.93)
VIX指数           20.38ポイント (+ 2.27)
為替 9:00(対ドル円)  79.65円 (ユーロ円)  99.61円
外資系注文状況: 売り 1,660万株、 買い 1,060株、 差し引き 600万株の売り越し

日経                 8,734.62円
 始値   - 63.01円   8,671.61円
 高値   - 21.94円   8,712.68円   9:41
 安値   -115.26円   8,619.36円  13:22
 終値   - 70.63円   8,663.99円   短陰線

 米国株の急反落や外為市場での円高推移を背景に売り先行。28・29日開催の欧州連合(EU)首脳会議に対する期待感が後退したほか、米格付け会社ムーディーズによる、スペインの銀行28行の格下げが嫌気された。売り一巡後は消費増税法案に関する採決を前に様子見ムードが強まり、安値圏で膠着した。円高や国内政局の不透明感が嫌気されているが、28日の株主総会集中日を控えて国内法人が動いていないほか、欧米年金勢も6月中間決算が接近し様子見姿勢で、下値を売り急ぐ投資家は少ない。TOPIXは-0.75%
 昼の立ち会い外バスケット取引は、24件で金額は269.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 為替と連動させた先物への、断続的な仕掛け売りに押されて、下げ幅を110円超の8,619.36円(6月SQ値8,613.40円)まで拡大する場面もあったが、急激に戻すなど落ち着きのない相場展開が続いた。メルケル独首脳がユーロ共同債の導入に反対姿勢を明確にしたことで、EU首脳会議への期待が薄れたというが、今回のサミットでユーロ共同債の進展を期待していた投資家がそれほど多かったとは思えない。多くを期待できないが、失望まではないとみている。期待する項目のうち、半分も進展があれば良いのではないか。米国では、来週末の米6月雇用統計などの経済指標が多く発表される。
 市場では「欧州情勢は債務問題だけでなく、トルコとシリア間の緊張が高まっている。仮に戦争という事態になると、為替はユーロで96─95円あるいは、それ以上に下落することも考えられるうえ、イタリア等の金融機関への影響もないとはいえない。あっては欲しくないが、日経平均は8000円、TOPIXで700以下という最悪のボトムシナリオも考え、アロケーションを考え直す必要も出てきている」・「独のメルケル首相が欧州共同債に反対を表明するなど、EU首脳会議で問題解決に向けた具体策は決まらない可能性は高く、市場には失望感が強い。為替も円高に傾いている。市場のエネルギーも細っており、先物の動きに左右される展開が続く」(大手証券)との声が出ている。
 
                   【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『勝ちに誇らず利入れ場は完全に』~☆。・+゜゜+・。.

 仕掛け万全で利運に乗ったら、慎重に利食いしましょう。調子に乗って欲張りすぎると大損を招くことになります。