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9/18(火) 緩和期待と中国反日デモが綱引き

2012年09月18日 07時55分04秒 | Weblog
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 NY市場は、原油価格下落でエネルギー関連株が売られ下落。

NY市場                     - 40.27ドル
ナスダック                    -  5.28ドル
CME日経225     9,145.00円   + 65.00円
NY原油先物         96.62ドル   (- 2.38)
NY金先物       1,770.60ドル  (-  2.10)
半導体株指数       402.48ドル   (- 4.10)
バルチック海運指数   663.00ドル   (+ 1.00)
CRB指数         314.46ポイント (- 6.46)
米国10年債利回り     1.84%     (- 0.02)
VIX指数           14.59ポイント (+ 0.08)
為替 9:00(対ドル円)  78.67円 (ユーロ円)  103.15円
外資系注文状況: 売り 1,240万株、 買い 1,610株、 差し引き 370万株の買い越し

日経                 9,159.39円
 始値   -  3.90円   9,155.49円
 高値   + 21.05円   9,180.44円  11:12
 安値   - 38.78円   9,120.61円  14:57
 終値   - 35.62円   9,123.77円   短陰線

 ユーロ高を好感した買いと中国の反日デモの拡大による売りが交差し、僅かながら売り先行。売り一巡後は下落幅を縮小、ないしは前週末終値近辺に戻す動きが出ている。緩和期待と中国の反日デモに伴うリスクとの綱引き状態だ。9月18日は満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が起きた日であり、反日感情が高まりやすい日とされている。すでに一部の日本企業がデモの被害を受けたと報じられているが、大規模デモなどが発生し中国情勢への警戒感が高まる可能性もあり、投資家は上値追いに慎重姿勢を示している。先高期待は根強いものの、前週までの上昇の反動もあり、中国反日デモを材料に利益確定売りが出やすい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、20件で金額は124.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り越し。
 利益確定売りに押され、日経平均は引けにかけて下げ基調を強めた。あすの日銀金融政策決定会合の結果公表を前に様子見ムードも強く、買いが入りづらかった。注目される日銀金融政策決定会合で動きがなくても、次回会合に含みを持たせる内容であれば、特に不安材料にはならない。一時的にドル・円が下落することはあったとしても、海外株の動き次第で日経平均は5月上旬にあけた『マド』埋めにトライするとみられる。
 市場では「これまでの上昇ピッチが速かった反動もあり、先物に利益確定売りが出ている。日銀金融政策決定会合の結果を見るまで国内実需勢は動きが取りにくい。日銀の追加緩和には半信半疑だが、ETF、REITの買い入れ増額のみ実施との期待もある」・「中国反日デモの影響により、消費財を扱う銘柄を中心に売られているが、きょうの株価下落で織り込んだとみている。このままデモが激化すれば世界から無法国家とのレッテルを張られかねず、今後、中国当局も沈静化に向けて動き出すだろう。そうなればマーケット全体への影響は限定される」(国内ヘッジファンド)との声が出ている。

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『損して休むは上の上』~☆。・+゜゜+・。.

 相場で損失を出した時は、失敗引きずってさらに損失を大きくしかねません。次のチャンスを狙って、一旦仕切りなおしの休養は大切です。