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11/14(金) NYが暴騰しても+223.75円

2008年11月14日 16時49分20秒 | Weblog
 前日のナスダック総合指数は終値で5年半ぶりの安値水準になるなど、NY株式市場は週明けからの3日営業日で大きく下落したことを背景に自律反発狙いの買いが入った。しかしながら上値も重く、朝方発表された先週の新規失業保険申請件数が市場予想を上回る増加となり2001年9月の同時多発テロ発生直後と同水準にまで悪化、半導体最大手のインテルが10―12月期の売上高見通しを下方修正したことなどにより景気や企業業績への懸念が高まったことが相場を圧迫した。
 ダウは300ドル超の下げで一時10月10日以来の8000ドルを割り込み、ナスダック指数も下げ幅を拡大する場面があったが、G20金融サミットを週末を控え下げ過ぎに対する警戒感が台頭、S&P指数連動のETFに大口の買いが入ったことをきっかけに買い戻しが優勢となり、

NYは+552.59ドル
CME日経225先物   +595円   8,855円
NY原油先物(12月限)  58.24ドル (+ 2.08)
NY金先物 (12月限  705.00ドル  (-13.30)
半導体株指数        215.15ドル (+14.36)
バルチック海運指数    838ドル    (+14)
為替  9:00 (対ドル円)  97.40円  (対ユーロ円) 124.23円
外資系注文状況: 売り4,400万株, 買い2,170万株, 差し引き2,230万株の売り越し

日経                 8,250.05円       
 始値   +128.08円   8,378.13円
 高値   +439.80円   8,689.85円
 安値    始値
 終値   +223.75円   8,462.39円

 13日の米株高を背景に買いが進み、序盤に前場の高値を付けた。その後、円が上昇すると輸出関連株が伸び悩んだ。薄商いの中、仕掛け売りに上値を抑えられたが、心理的なフシ目ともいえる8,500円は維持。ただ、週末の緊急金融サミットを前に様子見ムードが漂った。相変わらずディーラーの短期売買が中心。為替の影響もあってNYダウと日経平均株価の水準は近く、13日のNYダウの上昇率が意識される。シカゴ先物清算値(ドル建て)の8,855円をにらんだ展開は捨てきれない。
 日経平均オプション11月物のSQ(特別清算指数)確定値は8,628.17円。
 週末の緊急金融サミットを前に様子見ムードが広がった。先物に断続的な売りが出ると、戻り売りや、週末のポジション調整の売りに押された。終盤には上げ幅を155円まで縮小し、8,400円を割り込む場面があった。薄商いで目立った材料がなく、米ワシントンで開催される緊急首脳会合(金融サミット)で金融危機への具体策が示されなければ円高に進むとの警戒感もあり、先物の動きに左右されやすい相場だった。週明けの7~9月期GDP(国内総生産)速報値もマイナス成長の可能性が高く、期待感が持てない。


 今日から15日まで、ワシントンで金融サミット(金融首脳会合)が開催される。金融危機収束へ向け、財政・金融面での追加策やIMF(国際通貨基金)など国際金融の再構築が焦点となります。新興国を交えた20カ国のうち、主要各国が公表した経済対策は総額が100兆円超となっており、利下げなどの金融面に続き財政面でも国際協調が進展してきている。
 昨日発表された11月第1週(11月4日~11月7日)の投資部門別売買動向を見ると、個人投資家の買越額は597億円となり、7週連続の買い越しとなっている。特に、現物(キャッシュ)での買越額が521億円を占めており、中長期的な観点から割安と判断したキャッシュ・リッチな個人が買っている構図が浮き彫りとなっている。一方、外国人投資家の売越額は1,960億円となり、大幅に減少しているが4週連続の売り越しである。


7956: ピジョン    3,250円     -70円
 中国・北米を中心とした海外展開が想定を上回る推移をみせるほか、販管費の抑制効果などが奏功しており、今09年1月期の営業利益は40億円(前期比25%増)と大幅増益を見込んでいる。会社側は8月29日に業績見通しを上昇修正しているが、これは上期の上積み分を乗せたにすぎない。下期については原材料価格上昇や国内での販売促進費用の増加の可能性を考慮し、営業利益を下方修正した計画に見直しているが、足元の海外事業は依然好調を維持しており、通期計画を上回る着地が見込まれる。
 上期は中国が前年同期比約6割程度の増収となったことが寄与した。これまで同社では中国でのブランド戦略や商品ラインナップの拡充に注力してきたが、今期はこうした施策が実を結んでいる。中国での同社商品取り扱い店舗数は増加傾向を辿っているほか、乳幼児向けのみならず、母親向け商品の拡充が奏功し、高価格帯商品の販売が既存店でも好調を持続している。


                       【今日の格言】
            .。・+゜゜+・。☆ ~『株価の里帰り』~☆。・+゜゜+・。.

 株価の里帰りとは、底値から上がり始めた株価がある一定期間を経て再度下がり始めて元の底値に戻っていくことです。相場にはリズムがあり、上昇と下降を繰り返すように、個別銘柄の動きにもサイクルがあります。今高値にある株でも、いつかは過去の安値にまで戻ることが多いものです。このことを知っていれば、高値で買うことも安値で売ることも避けられるでしょう。


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