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日々の ・・

12/15(火) 狭いレンジ内で方向感の乏しい値動き 

2009年12月15日 11時53分01秒 | Weblog
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 NY株式市場は、ドバイの信用不安の後退で上昇。

NY市場                    + 29.55ドル
CME日経225   10,125円        + 25.00円
NY原油先物        69.51ドル   (- 0.36)
NY金先物       1123.80ドル  (+  3.90)
半導体株指数       340.28ドル  (+ 5.04)
バルチック海運指数 3,530ドル    (- 49.00)
CRB指数         273.52ポイント(+ 2.66)
VIX指数           21.15ポイント(- 0.44) 
為替 9:00 (対ドル円)  88.70円  (対ユーロ円) 129.95円
外資系注文状況: 売り2,000株、 買い2,180万株、 差し引き180万株の買い越し

日経                10,105.68円
 始値   - 52.23円  10,053.45円
 高値   +  6.08円  10,111.76円  13:56
 安値   - 71.78円  10,033.90円   9:42
 終値   - 22.20円  10,083.48円   両髭の短陽線

 手掛かり材料難のなか売り先行、売り一巡後も安値圏で停滞した。一方、公募価格が決定した三菱UFJ(8306)にアク抜け感が台頭したこともあって銀行株は底堅く推移した。不動産株も上昇した。売り加速の局面ではないが、ここから先の買い材料も乏しい。三菱UFJにはアク抜け感が台頭したが、その他の銀行に懸念が残り、しばらくは上値を抑えるセクターとして注視したい。ドバイについても東京市場は前日に織り込んだようだ。今晩からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、足元の米経済指標が好調なことから期待感が強まっているが、インフレといえるレベルでもないため、大きな方針転換は来年に持ち越される可能性が高い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、18件で金額は73.63億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 今晩の米経済指標の発表や、FOMC(米連邦公開市場委員会)の開催を前に様子見気分も広がり、動意の乏しい展開が続いた。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇すると日経平均もプラスに転じる場面があったが、手掛かり材料難で上値は重かった。材料難のなか、アク抜け感が強まった三菱UFJ(8306)や、不動産株に商いが集中してしまい、ほかの業種には物色の矛先が向かいにくかった。今晩は米国で鉱工業生産などの経済指標が発表される。米国の出口論は半年以上先の話だろうが、これらが好感できるような内容になれば、FOMCの声明に対する思惑も強まりそうだ。
 市場では「値がさハイテク株が一服して指数は伸びないが、出遅れの中低位株が買われるなど循環的な物色は続いている。ただ、米連邦市場委員会(FOMC)声明文次第で為替に動きが出る可能性があり、大きくポジションは傾けにくい」・「日銀短観での想定為替レートが1ドル92円なのに対して、現状は円高に振れている。輸出株に対してなかなか強気にはなれない」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 


                    【今日の格言】
         .。・+゜゜+・。☆ ~『閑散に売りなし』~☆。・+゜゜+・。.

 相場が大きく下落した後、出来高が減り、揉み合いに成ると、強気
だった者も次第に弱気になり、空売りをしたい心理状態になってくる。
しかし経験則的にそのような状態になると、目先の売りも出尽くして
いることから、きっかけ一つで急騰する場合も多く、閑散に売りなしと
言う。
 しかし閑散の揉み合い状態から、再び急落するケースも有り、こう言
う根拠の乏しい逆張り的な格言を過信するのは、個人的にはいかが
なものかと考える。



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