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6/17(水) 個人・海外勢の買いで反発

2009年06月17日 08時21分39秒 | Weblog
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 NY株式市場は製造業の低迷を示した経済指標と小売りの苦戦が相場の重しとなり続落。

NY市場                    -107.46ドル
CME日経225   9,735円      - 35.00円
NY原油先物        70.47ドル    (- 0.15)
NY金先物        932.20ドル    (+ 4.70)
半導体株指数      263.71ドル    (- 6.79)
バルチック海運指数 3,951ドル    (+188.00)
CRB指数         255.85ポイント (- 0.52)
VIX指数           32.68ポイント (+ 1.87) 
為替 9:00 (対ドル円)  96.04円  (対ユーロ円) 132.63円
外資系注文状況: 売り1,910株、 買い1,330万株、 差し引き580万株の売り越し

日経                9,752.88円   
 始値   - 47.15円   9,705.73円
 高値   + 92.64円   9,845.52円  14:44   
 安値    始  値
 終値   + 87.97円   9,840.85円   ほぼ両丸坊主の小陽線
 
 米国市場が大幅続落したことで売り先行。寄り付きの売りが一巡後は先物へのまとまった買いが観測され、上げに転じた。一時96円割れとなったドル・円も戻りを試し、相場の下支え要因となった。ただ、上海総合指数安などを背景に上値は重かった。きのう売り急いだ筋の買い戻しが主体。上値を試すような局面ではない。世界的にスピード調整の流れになっており、香港ハンセン指数などアジア株の動向次第では、ダレる可能性は十分ある。景気回復期待の高まりにリスク許容度は広がっているが、首脳会談の影響もあってBRICsを含めた経済の多極化がささやかれる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、33件で金額は263.22億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 CME GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高を背景に、先物への断続的な買いが指数を押し上げ、9,800円台を回復した。値動きの軽い小型株を中心とした物色は続いたが、主力株などへの積極的な買いはみられず、高値圏でもみ合いとなった。前日は下げ過ぎた面があって、外資系とみられる買いが素材株中心に入った。ヘッジファンドによるセクター間でのリバランスが目立ち、セクター間の上昇率に差が生まれやすい。足元では楽観的な見方が優勢で、下値は限定的。結局は今後の経済指標次第になってしまうが、依然として日経平均1万2,000円台まで上昇するとの期待は根強い
 市場では「先物にまとまった買いが入り、裁定買いを伴って上げ幅が拡大している。欧州系投資家の買い観測が出ている。全般の過熱感が後退したことで買いやすくなったようだ。個別銘柄では個人、ディーラーなどが環境関連銘柄を集中的に売買している」(準大手証券トレーダー)という。
 市場関係者によると、朝から比較的まとまった指し値買いが入っており、欧州系ファンドと観測されているほか、国内年金の買いも入っているという。




                    【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『急くゆえに安きを売りて、
                  あたまから高きを買うて、
                         唐臼を踏む』~☆。・+゜゜+・。.

 証券会社やマスコミが株高をはやしたてるのは、相場が上がりはじめた時ではなく相場が過熱したときです。個人投資家の心理として、自分だけが波に乗り遅れたような気がしてきます。こんなときに「これから上がる出遅れ株」などの情報が耳に入ると、飛びつき買いしてしまいがちです。相場が過熱気味になっているのは、すでに高値圏に達しているということです。高値圏にいるということは、ちょっとしたきっかけで急落があります。飛びつき買いから急落、焦って浪狽売り。損切りするにも戻りのタイミングなどを狙うべきですが、すでに冷静な判断はできなくなっているでしょう。
 唐臼を踏む=地団駄を踏んで悔しがる、飛びつき買いは株式投資でやってはいけないことのひとつです。





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