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7/8(水) 日経平均9500円割れ、1カ月半ぶり安値

2009年07月08日 08時28分48秒 | Weblog
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 米国市場は景気回復期待の後退と企業業績に対する警戒感を背景に大幅安。

NY市場                     -161.27ドル
CME日経225    9,590円       - 50.00円
NY原油先物        62.93ドル   (- 1.12)
NY金先物        929.10ドル   (+ 4.80)
半導体株指数       252.73ドル  (- 7.51)
バルチック海運指数 3,216ドル    (-159.00)
CRB指数         236.55ポイント(- 3.58)
VIX指数           30.85ポイント(+ 1.85) 
為替 9:00 (対ドル円)  94.65円  (対ユーロ円) 131.49円
外資系注文状況: 売り2,280株、 買い2,300万株、 差し引き20万株の買い越し

日経                 9,647.79円
 始値   - 98.98円   9,548.81円
 高値   - 90.40円   9,557.39円   9:04   
 安値   -239.81円   9,407.98円  13:38
 終値   -227.04円   9,420.75円   下髭の短い中陰線

 米国市場が大幅下落と足元の円上昇を嫌気した売りが先行。寄り付き前の5月機械受注が市場予想を下回ったことも重しとなって、6月1日以来の9,500円割れとなった。TOPIXも6日続落し、6月24日以来の900ポイント割れ。景気回復期待の弱まりにジリ貧商状となり、下げ幅は一時200円に迫った。3月からの上昇を支えてきた景気回復期待が大きすぎたのは事実だが、市場心理が景気悪化を懸念する動きに戻っているわけではない。朝方の機械受注にしても、改善が目立った4月の反動もある。これまでの売りも景気回復は織り込み済みとするもの。9,500円割れも50円程度の下ブレならば、これまで通りの9,500円-1万円とする見方は変わらない。米企業決算が本格化するが、国内ではこれまで実施した経済対策も効果が薄れており、追加経済対策を期待する声も多い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、18件で金額は134.75億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で全体的に少なく、やや売り越し優性。
 終値ベースで9,500円割れは5月28日以来、約1カ月半ぶり。アジア株安、円高を嫌気し、広範囲に売りが加速した。売り一巡後も戻りは鈍く、安値圏で停滞商状となった。足元のセンチメントは良くない。この様子では、4/10高値の9,068.80円を意識した展開もあり得る。一段下の9,000円~9,500円のレンジを見た方がよさそうだ。一方、日本時間9日早朝に発表される米アルコアの決算で、仮に7月-9月期見通しがよければ日本株にも好材料。上昇に転じてくれれば、きょうの下げも一時的とみる向きが強まるだろう。
 市場では「国内機関投資家の小口売りが現物、先物に出て上値が圧迫されている。3月月中平均と比べれば、まだ2割以上高い水準であり、利益確定売りが出やすい。ただ損失処理ではないので、下がれば買い転換の可能性が高く、結果的にボックス相場が形成されることになりそうだ」・「日経平均は7月1日の高値から650円以上、下落しており短期的なリバウンドが1度入ってもおかしくない。ラクイラ・サミットが今晩から始まることもあり、要人発言など材料次第ではいったんショートカバーが入る可能性がある」・「相場の先行きに対して強気に見方が支配するようになり、戻り売りを吸収できるほどの買いを呼び込むか、相場が急落して投げ売りが増えて整理が進むか、いずれにならない限り、本格的な反騰には時間が必要になる。6月12日が年内の天井となる可能性も出てきた」(大手証券エクイティ部)という。




◎株価の潮目変化が顕著、レンジ下限抜けるか見極めの段階

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK027990520090708




                    【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『慢は損を招き、謙は益を招く』~☆。・+゜゜+・。.

 「常に自分自身とその能力を疑って見ることが大事である。自分はうまいなどと思っては行けない。そう思った瞬間、破滅が待っている」という格言。常に謙虚さを持って相場に望みたいものです。



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