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6/12(火) IMF声明で円高一服

2012年06月12日 15時37分38秒 | Weblog
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 NY市場は、スペインへの支援合意で懸念払拭に至らず反落。

NY市場                     -142.97ドル
ナスダック                    - 48.69ドル
CME日経225     8,495.00円   -115.00円
NY原油先物         82.70ドル   (- 1.40)
NY金先物       1,596.80ドル  (+  5.40)
半導体株指数       365.69ドル  (- 7.04)
バルチック海運指数   884.00ドル  (+  7.00)
CRB指数         270.75ポイント (- 2.13)
VIX指数           23.56ポイント (+ 2.33)
為替 9:00(対ドル円)  79.30円 (ユーロ円)  98.97円
外資系注文状況: 売り 1,790万株、 買い 1,440株、 差し引き 350万株の売り越し

日経                 8,624.90円
 始値   -146.12円   8,478.78円
 高値   - 49.03円   8,575.87円  13:12
 安値   -172.40円   8,452.50円   9:05
 終値   - 88.18円   8,536.72円   小陰線

 スペインに対する金融支援は不十分との見方から、米国株が下落。為替相場も再び円高方向に振れたことで売り先行。昨日の上昇分を帳消しにする場面もあったが、売り一巡後は円高一服感などを背景に下げ渋り、8,500円台を回復。外為市場での円高一服が支援材料となっているほか、状況の変化に応じて各国当局が何かしらの行動をとる準備が整い始めており、政策期待が根強いことが売りにくさにつながっている。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、12件で金額は68.00億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 円が対主要通貨で下落し、主力株を中心に下げ幅を縮小した。IMF(国際通貨基金)が声明で円相場について「過大評価されている」との見解を示したほか、日銀に追加金融緩和を促したため、14-15日の金融政策決定会合に対する期待が膨らんだ。IMFの声明が特に評価されたというわけではなく、単純に為替が反応したので反応せざるを得なかっただけ。評価されていれば、もっと円安が進んでもおかしくないが、今回の日銀の会合では変更なしが大方の見方であり、IMFに言われたからといって追加の金融緩和策を打ち出すという話にはならない。ギリシャの再選挙が終わるまで明確な方向感はつかめず、不安定な動きが続くとみている。材料がなければ商いも細る見通し。
 市場では「ギリシャの再選挙が終わったからといって何が変わるわけでもないが、選挙前に動きにくいのは事実だ。国内ではギリシャの選挙前に予定されている日銀の金融政策決定会合(14─15日)で、危機対応に言及するようなことがあると、市場には安心感が出てくるのではないか」・「円安や日銀のETF買い観測などで飛びついた短期筋が、戻りの鈍さを嫌気して早々に手じまっている。主体的に動く投資家が少なく売買高が細る中、不安定な値動きが続いている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 訪日しているIMF代表団は12日、日本政府や日銀、民間部門代表などと経済動向や政策課題についての協議終了後、声明を発表。その中で、円相場に関しては、安全資産への逃避による資金流入などを反映し、過去1年間に切り上がったとし、中期的な観点から幾分過大評価であることを示唆しているとの見解を示した。
 

                  【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『思い上がりは下り坂』~☆。・+゜゜+・。.

 相場に限らず、人生においても、人は自分が頂点を極めたと思った瞬間に、向上心が失せて進歩が止まりがちです。特に相場において、思い上がった心は命取りになるということです。