おばぁ珠&ホークからの風便り

病気なんて吹っ飛んでけ~今日も笑顔笑顔

避妊済み雌犬 エストロゲン

2014-09-30 19:42:01 | 心臓・直腸線癌・胆泥症肝臓・腎臓病

おばぁ珠の失禁について調べる。

有難いことにアドバイスをくれた方も居て。

病院でもプチセカンドでも出てきた言葉。

エストロゲン。

調べて見ると避妊するもしないもメリット・デメリットがある。

予後に発症する可能性は数字ばかりが全てじゃない。

発症確率例えば、10%だとしても

自分の犬は大丈夫。

なんて絶対ではない。

犬の寿命が延びてきた現在は、避妊とは悩ましい選択のひとつかも知れない。

長生きしてると・・・老化による失禁なんてきっとあるよね。

 

エストロゲンとは女性ホルモンのことをさす。

 

尿失禁や夜尿症(おねしょ)で主に考えられるのは、

老齢によるものと避妊手術の影響が多いとされてる。

なぜ老化と避妊手術が尿失禁、夜尿症になるのか。

 

おばぁ珠の場合は病院で老化により、尿道括約筋の低下と言われた。

仕方ないですよって。

 

大きな原因として、尿道括約筋の働きの低下が考えられるだとか。

尿道括約筋は排尿時に膀胱の開け閉めを行なう筋肉の働きなのだが、

その機能が低下すると開け閉めの筋肉がゆるまり尿失禁・夜尿症が見られる。

 

女性ホルモン(エストロゲン)は、尿道括約筋の緊張に関与している為、

エストロゲンが不足すると尿道括約筋機能不全の発生となり、尿失禁・夜尿症となるようだ。

老化及び避妊手術→エストロゲンが不足する→尿道括約筋の低下→失禁症・夜尿症

 

人でも同じで更年期になると女性ホルモンが不足してゆく。

女性ホルモンが不足すると体に変調が起きますよね。

肌荒れだとか色々。

動物も同じなんだ。

 

卵巣子宮摘出術と同様に卵巣摘出術でも尿失禁が見られることから、

卵巣摘出と尿失禁との間に関連性があり、

血液中に循環していたエストロゲンの不足が原因であると考えられている。

特に女性ホルモン(エストロゲン)は膀胱括約筋の緊張に関与しているため、

尿道括約筋機能不全の発生に関連するかもしれないとの見方がある。

つまり避妊(去勢)手術をするとエストロゲンの最大の供給源である卵巣(精巣)が除去されるが、

通常は少量のエストロゲンが副腎から産生されるため

膀胱括約筋の緊張を維持することができる。

 

日獣会誌では下記抜粋

ホルモン反応性尿失禁は、血中のエストロゲンや

テストステロンの濃度の低下に起因する、尿道括約筋の緊張低下による

不随意の排尿を起こす状態と定義されている。

犬における尿失禁はこれまでに多くの報告があるが、

とりわけ雌犬における避妊手術後の尿道括約筋機能不全による

ホルモン反応性尿失禁の報告は多い。

避妊手術をした雌犬に起こりやすいエストロゲン(女性ホルモン)不足から来る

膀胱括約筋の弛みのせいだろうと言う結論になりました。

 

エストロゲンと同じ働きをするものがある。

化学構造式が似ているだとか。

植物性の大豆イソフラボン。

失禁をする犬に摂取されると改善する話を知る。

 

大豆イソフラボン・・・・。

老化だって?腎臓病だって?

仕方ないの前に、試せるものがあるなら試してみよう。

だってやってみない事には分からないじゃない。

諦めるのはずっと後だっていいよね。

 

おばぁ珠に試してみる。

経過が楽しみというか・・・果たしておばぁ珠の失禁はどうなるか。


 

2012.06.08 氷がお好きなおばぁ珠 12歳

 

 



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