起床してからのおばぁ珠は。
飲むのー食べたいのー訴えに、
キッチンで籠城。
もちろん絶食、絶飲にしている。
おばぁ珠吐いちゃうもんー
苦しくなるから、少し我慢してね?
このこ本当に強いな。
病院に行く為に、
出掛ける準備をする飼い主。
勘違いの1匹が居て。
あれだけ吐いてたのに。
脱水も確認しているのに。
なぜにルンバの舞をするのーな、
おばぁ珠が居て…。
腎臓の負担も気になるが、
今は水分は止めておこう。
おばぁ珠の身体の水分を使われて、
ちっちは非常に濃いが
尿はまだ出ている。
ぷっぷがまだだね。
お腹空っぽだからかな。
下痢に変わるのが、怖いから…
見なくて済むのなら良しとしよう。
病院に着いて。
ガクガクブルブル開始の、おばぁ珠。
待ち時間の間、
具合悪くなるんじゃないか。
って程に、ストレスが伝わる。
ヨダレが出てきた、まずいな。
嘔吐をする。
白と黄色の液体のみ。
出血は落ち着いてるようだ。
1時間後に呼ばれて。
嘔吐をしだして5日目になる。
吐いたのは水曜日と
日付けが変わったばかりの木曜日。
本日の深夜までは嘔吐の回数は、
少ない方だ。
食欲は落ちず、水分も飲む。
散歩は行きたがる。
腹部押さえても痛がらないし、
おばぁ珠自身も痛がる様子はない。
便も下痢ではなく、形は良い。
ただし色が健康な茶色から、
だんだんこげ茶になり。
やがて黒に近い色。
家でも吐いた後は、吐きましたけ?
な、様子で元気が良いおばぁ珠。
ここ数日は嘔吐はなく、
深夜からし始めた。
水曜日からは、食事を変更している。
嘔吐を心配して、消化が良いように
ペーストにしたり。
スープだけだったり。
低タンパク中心にしている。
1日3度の食事は2回にして、
量も控えている。
絶食も2日行う。
胃薬も服用している。
熱はないようだ。
そして不思議なもの。
深夜の最後の嘔吐には。
ポロリと黒塊、石のようなものが出た。
今までの嘔吐の画像を見せながら、
報告をする。
脱水を含めて検査に。
拾い食いの癖はないのだが…
あの石ころは、何だろうね。
検査結果が出て。
レントゲンからは異常がなく。
脱水をしている。
そして、膵炎検査は。
初期の急性膵炎のようだ。
驚かなかったが。
治療をどうするか、入院するかの話に入った時。
あのー、
ギャンギャンウギャウギャの声は、
珠緒ですよね…
入院という話の説明と同時に。
奥から、けたたましい叫び声がする。
獣医はすぐに連れて来ますねと、
笑ってたよ おばぁ珠。
入院じゃなくて、
通院の方向でやりましょうって。
おばぁ珠の訴えを聞いて、即座に変更になったよ。
さすがのおばぁ珠と、感心した。
飲み薬じゃなく。
嘔吐しては意味がないので…
全て点滴と、注射でしてもらう。
吐気止めは24時間の効果があるらしい。
分かっているのは。
人間の診断でも、
胃腸炎と膵炎の診断は難しいこと。
膵炎はある程度進行しないと、症状が現れないらしい。
おばぁ珠の症状が、
膵炎に該当するのは嘔吐のみであった。
元気が良すぎるのも…。
ネットでも調べてみたが、
人でも胃腸炎と膵炎の区別がつかず、
長いこと胃腸炎の治療をしていたとか。
診察中の触診でも、
どこも痛がらないおばぁ珠。
胃薬の服用の早さと、食事制限が功したのだろうと。
おばぁ珠。
明日も病院、注射だよ。
今夜の食事は処方された、
消化器サポートを与えるが。
膵炎とは。
膵臓に炎症が起きる。
膵臓から分泌される消化液が、
膵臓の外側に漏れ出す。
漏れ出すことにより、膵臓自身や
まわりの脂肪、組織が溶かされてしまう
怖い、やっかいな病気だ。
膵臓くんも溶けて…修復しないような。
病院では、
結果と現在のおばぁ珠を安定させる
治療法しか聞いてない。
今後のこと、食事のことは。
明日に回した。
膵炎も発症すると、
生涯の付き合いになるんだったかな。
飼い主のおぼろげな記憶では。
勉強せねば。
調べなくては。
その前に…あははは!
通院どの位になるのか…
聞いてなかったなぁ。
必要最低限の話しか尋ねなかった。
明日は欠勤して。
病院になるよ、おばぁ珠。
分かるのは。
ドンと来なされ~
何があっても、何が起こっても。
落ち着いて、冷静に
おばぁ珠の生活質を維持しながら。
うん、サポートするだけだよね。
おばぁ珠は、笑顔見せてくれるもんね。
少しの間、通院我慢してね。
おばぁ珠、がんばろうね。
病院に行く前の、自宅を出てのおばぁ珠。
歩きたいのーなんだよね。
つづく
毎日を大切に
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