・・・ヤバい。 腹痛い。 もう限界だ。
しかも乗り物酔いがひどい。
そして、となりからはちょっといい匂い・・・
これから話そうと思うのは、今朝の僕のちょっとした冒険の話だ。
AM6:40 マクドの前にいた僕の携帯にメールが届く。 「今どこにいんの?」
Kからだ。僕は彼と待ち合わせをしていた。6:40にマクドの前で落ち合い、バス停へ向かう約束だった。
ばかやろう。聞きたいのはこっちのほうだ。Kに電話をする。
「今どこにいんねん」
「バス停の前」
やられた。ヤツはすでにバス停の前にいたのだ。これじゃあまるで僕が待ち合わせに遅れたみたいじゃないか。
「・・・すぐ行く」
小走りでバス停へと向かった。
先に言っておくが、僕とKは、一緒に学校へ行こうとしていたわけではない。なんなら、僕もKもともに自転車通学だ。
そんな僕たちがバスに乗った理由は、1週間ほど前にさかのぼる。
______________________________
「あのさぁ」
Oが話し出した。話の内容は、以下の通り。
自分はバスで通学している。席に座って勉強しているのだが、最近、他校の女子生徒が毎日のように自分の隣の席に座ってくるのだ。
しかも、自分が勉強しているときは、その女子も勉強しているが、自分が勉強していないときは、彼女も勉強しない。
自分としては、ほかの席に座ってほしいのだが、そんなこと言い出せない。
ちくしょう、うらやましいぜ。自転車通学の僕とKはそう思った。
Oの周りには5人ほどいたのだが、その女子について、2つの考えが出た。
その女子は、Oのことが気になっているのではないか、という考えと、自分1人で勉強するのがはずかしいから、隣りに座るのでは?、という考え。
そんな話をぐだぐだしていたら、Kがこんなことを言い出した。
「じゃあ、俺とザウバーがお前と同じバス乗ったるわ。」
そして、その女子が誰の隣りに座るかを調べてみようということだった。
もし、僕かKの隣りに座るなら、彼女は勉強が目的なのだろう。
それでもOの隣りに座るなら、もしかしたらもしかするんじゃないか。
「ぜったいやんな!!」
Oはそう叫んだ。かなり嫌がっている。
そうですか。嫌ですか。ならば勝手に実行させていただくだけですよっと。
__________________________________
まぁこういうわけで、僕とKはとあるバス停に集まり、Oが乗るバス停へ、バスに乗って向かったのである・・・
もちろん下準備はちゃんとやった。わざわざ早起きして計画を実行したあげく、Oが乗らないバスに乗ってしまうと最悪だからだ。
Oが学校に来る時間から逆算し、バス時間を特定。Oと同じバスにのるという人物もこちら側に引き込み、ちゃんと裏を取った。
その人によると、Oの話は本当らしい。
Oが乗るバス停へ向かう途中。腹が痛い。たぶん朝に食べたパンが凍ってたからだ。
トイレに行きたい。Oの家に寄ってトイレを借りたいが、計画がばれてしまっては意味がない。我慢しなければ・・・
そして、Oが乗るバス停の1つ先のバス停へ到着。腹が痛い。限界だ。
Kが自販機でコーンポタージュをうまそうに飲んでいる間、僕はひたすら耐え続けた。僕も飲みたかったが、腹にどんな影響を与えるかと考えると、怖くて飲むことができなかった。
Oが乗るはずのバスがやってきた。ここからが本番だ。うまくやらなくては。
・・・・次回に続く!
しかも乗り物酔いがひどい。
そして、となりからはちょっといい匂い・・・
これから話そうと思うのは、今朝の僕のちょっとした冒険の話だ。
AM6:40 マクドの前にいた僕の携帯にメールが届く。 「今どこにいんの?」
Kからだ。僕は彼と待ち合わせをしていた。6:40にマクドの前で落ち合い、バス停へ向かう約束だった。
ばかやろう。聞きたいのはこっちのほうだ。Kに電話をする。
「今どこにいんねん」
「バス停の前」
やられた。ヤツはすでにバス停の前にいたのだ。これじゃあまるで僕が待ち合わせに遅れたみたいじゃないか。
「・・・すぐ行く」
小走りでバス停へと向かった。
先に言っておくが、僕とKは、一緒に学校へ行こうとしていたわけではない。なんなら、僕もKもともに自転車通学だ。
そんな僕たちがバスに乗った理由は、1週間ほど前にさかのぼる。
______________________________
「あのさぁ」
Oが話し出した。話の内容は、以下の通り。
自分はバスで通学している。席に座って勉強しているのだが、最近、他校の女子生徒が毎日のように自分の隣の席に座ってくるのだ。
しかも、自分が勉強しているときは、その女子も勉強しているが、自分が勉強していないときは、彼女も勉強しない。
自分としては、ほかの席に座ってほしいのだが、そんなこと言い出せない。
ちくしょう、うらやましいぜ。自転車通学の僕とKはそう思った。
Oの周りには5人ほどいたのだが、その女子について、2つの考えが出た。
その女子は、Oのことが気になっているのではないか、という考えと、自分1人で勉強するのがはずかしいから、隣りに座るのでは?、という考え。
そんな話をぐだぐだしていたら、Kがこんなことを言い出した。
「じゃあ、俺とザウバーがお前と同じバス乗ったるわ。」
そして、その女子が誰の隣りに座るかを調べてみようということだった。
もし、僕かKの隣りに座るなら、彼女は勉強が目的なのだろう。
それでもOの隣りに座るなら、もしかしたらもしかするんじゃないか。
「ぜったいやんな!!」
Oはそう叫んだ。かなり嫌がっている。
そうですか。嫌ですか。ならば勝手に実行させていただくだけですよっと。
__________________________________
まぁこういうわけで、僕とKはとあるバス停に集まり、Oが乗るバス停へ、バスに乗って向かったのである・・・
もちろん下準備はちゃんとやった。わざわざ早起きして計画を実行したあげく、Oが乗らないバスに乗ってしまうと最悪だからだ。
Oが学校に来る時間から逆算し、バス時間を特定。Oと同じバスにのるという人物もこちら側に引き込み、ちゃんと裏を取った。
その人によると、Oの話は本当らしい。
Oが乗るバス停へ向かう途中。腹が痛い。たぶん朝に食べたパンが凍ってたからだ。
トイレに行きたい。Oの家に寄ってトイレを借りたいが、計画がばれてしまっては意味がない。我慢しなければ・・・
そして、Oが乗るバス停の1つ先のバス停へ到着。腹が痛い。限界だ。
Kが自販機でコーンポタージュをうまそうに飲んでいる間、僕はひたすら耐え続けた。僕も飲みたかったが、腹にどんな影響を与えるかと考えると、怖くて飲むことができなかった。
Oが乗るはずのバスがやってきた。ここからが本番だ。うまくやらなくては。
・・・・次回に続く!
こうやって書いてもらえるとわかりやすくてありがたい。
次回も楽しみにしてます。
ブログ上じゃなくていいから
あとで「実は○○でした~」ってなるとイニシャルばれないか