下町ロケットを読みました。
今をときめく池井戸潤の作品。
直木賞受賞作。
池井戸作品では「鉄の骨」が私は一番好きです。
ゼネコン、公共事業のお話ですが、なかなか裏の部分を描いた
私の知らない世界でした。
この「下町ロケット」は元ロケットの開発者が下町の工場の経営者から
ロケットの部品の一部バルブを提供していく話。
いい男が多く出てきます。その中で卑屈な悪いやつも出てきます。
ただ池井戸作品にいつも思うのですが、いい女が出てこない。
本当に女が出てこない作品が多いですね。でも最初100ページは
あまり面白くないですが、その後の展開は面白い。
池井戸作品らしくほぼ勧善懲悪になっています。
最後は・・・涙涙・・・って感じですね。映画化されると
面白いかも。