おみつ便り

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眼科診察

2017-11-07 05:30:40 | 日々の思い
二三年前から遠くが霞んで見ずらくなってきていました。

私の友人、知人が同じような症状で白内障と診断されて手術を受け、驚くほど視力が回復したことを聞いています。

私も白内障の手術をしてすっきりしたいとずっと思っていました。その手術で評判の医師がいる病院があることがわかりました。そこで診てもらうには、街の眼科医の紹介状必要です。

その眼科医院の紹介状をもって病院に行きました。

受付を済ませて待っていると
看護師がきて
「あなたの指定している医者は来年の夏まで当病院にはきません。どうしますか。他の医師でもよろしいですか」と突然聞かれました。

予約を取るときこの医師を指定して二ヶ月も待っていたのに、突然いわれても、、、、

迷った揚句「他の医師でもいいです。」と返事しました。手術を受ける心の準備をしていたのに、来年の夏以降まで待つと気持ちが失せるのと、医師を選ぶと、選ばれにくい若い医師は経験を積むことが出来にくいだろう。自分は若くもないから、若い医師の実験台になってもいいとの思いが湧いてきました。

願わくは経験豊かな医師に托したい思いながら、、、、

何人かの医師がいることが患者を診察室に呼ぶ声でわかりました。
私の名が女の声で呼ばれました。
「検査の結果白内障です。手術を希望されているようなので、日取りを決めます。左目は何日、右目は何日ですがよろしいですか。当日までに検査や手術の説明があります。何か不安でもおありですか」
薄ぐらい診察室でよく見ると髪の長い若い女性でこの人は医師か看護師かと迷うような感じです。
「担当医師はどなたでしょうか」
と尋ねると
「私です。」
と力強い声ではっきり言われました。
「何かご心配がありますか」
と聞かれたので
「先生は手術の経験がおありですか」
とはっきり聞きました。
「大丈夫ですよ。これまで沢山してきました。」
と自信に満ちた声だったので
「それではよろしくお願いします。」
と言って診察室を後にしました。
選りによってなんでこんな若い医師と言う思いと、いやいや心身の充実しているこの若さにかけようとの思いが交錯しています。

瞳孔を開く目薬の為外に出ると秋の陽射しが眩しく目が開けずらく戸惑いながら帰途に着きました。