新規農業就農者

2005年12月21日 09時47分12秒 | ゲスト
今、農家は深刻な後継者問題に直面しています。
専業の農家を営んでいた息子さんは会社に勤め、
60代70代の人がまだまだ頑張っているような状況です。
うちの近くでも、片足が麻痺しているおじいさんが
畑をはって、大根を抜いています。
畑にも霜が降りて、冷たい中で気の毒に思います。
しかし、実際に今の日本の農業を支えている年代は
50歳以降の人たちなんです。

今、各地方自治体や農林水産省でも新規農業就農者の支援をしています。
都会を離れ、田舎で農業をする。
自治体が畑と住む家を援助してくれるところもあります。
しかし、今まで一度も鍬を持ったことのない人には
毎日が苦労の連続でしょう。
また農機具にもかなりの投資が必要となってきます。

数ヶ月かけてつくった野菜は
その季節に応じて値段が左右されるし、
失敗でもしたら収入はなくなるどころか
借金がふくらんでしまいます。

うちの近所もあのおじいさんやおばあさんが
農業をやれなくなったら、
きっとあそこは企業が建ったり、マンションが建ってしまうのかな?
と思いながら、毎日犬の散歩をしています。

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