テープ起こしという仕事を選んだ理由?パートⅢ

2006年02月27日 23時35分24秒 | ゲスト
HISAiです。

新メンバーとしてご紹介いただいてから、少し間が空いてしまいました。
皆さま、あらためましてどうぞよろしくお願いいたします。

私がテープ起こしを最初に経験したのは、今からもう18年も前のこと。
そのとき働いていた会社で、ある人物に関する本を出版することになり、
その取材テープを起こす作業を任されたのです。

カセットデッキを机の上に置き、耳にはイヤホン、手には鉛筆。
再生→ちょっとだけ巻き戻し→再生……という作業を延々と繰り返し、
そして、聞き取れた言葉を原稿用紙に少しずつ書き取っていく。
鉛筆ダコはできるわ、デッキのボタンはバカになるわ、時間はかかるわ、
それはそれは大変な作業でした。

でも、何かおもしろかった。好きな作業だと思いました。
が、それが仕事になるなんて、全然思いませんでした。

それから10年の月日がたち・・・
結婚して、子どもは3人。8歳、5歳、2歳。かわいい子どもたちを
相手に充実した毎日を送ってはいたものの、いろんな意味で
余裕のない毎日でした。子どもが小さいうちはできるだけ家にいたい。
でも、何か人の役に立つことをして社会とつながっていたい、
そして、できれば収入を得て、経済的な余裕が欲しい……。

「資格を取って、在宅でお仕事をしませんか?」という、
いかにも怪しげな電話がかかってきたのは、ちょうどそのころでした。
かなりのまとまったお金も必要でした。本当にアヤシイ。
でも、何か知らないけど、その電話を信じちゃったんですよね。

実は私、セールストークにめっちゃ弱いんです。人に勧められると、
本当は必要ないものでも必要だと思えてきちゃう。
本当にいいカモです。(笑)

それでも、その登録会社に出会ったのは、今思うと大正解でした。
パソコンの基礎を覚え、メールの書き方やマナーを教わり、
テープ起こしの経験を積み、いくつもの出会いがあり……。

その後、いろいろな変遷を経て、現在に至るわけですが、
テープ起こしを仕事にするようになってから約8年間。
その間にはっきりわかったことは、私はテープ起こしが
大好きだということ。これは天職だと思いました。

在宅での仕事は、時には徹夜なんてこともあったりして、
不規則な生活ではありますが、毎朝決まった時間に家を出ることが
苦手な私にとっては、やはり向いているのかなあと思います。

記憶力の衰えを感じながらも、まだまだ学ぶべきことがたくさんある。
私の仕事を理解し、協力してくれる家族や、刺激を与え続けてくれる
仲間に感謝の毎日です。



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