犯罪被害者支援センター

2006年02月06日 06時47分11秒 | ゲスト
amiです。おはようございます。
きょうは鸞 -Ran-の新しいメンバー HISAi さんからの投稿です。
HISAiさんは、昨年よりSTREAM編集室のほうで一緒に
お仕事をさせていただいています。
また、話題が増えて楽しみですね(^^) 

これからも、よろしくお願いいたします。

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今、ある県の民間犯罪被害者支援センターの立ち上げにかかわっています。

犯罪被害者支援とは、犯罪や交通事故などの被害者やその家族・遺族の方々に、電話相談や面接相談を通じて悩みの解決や心のケアを支援するというものです。

その事務局長となる女性とは、子どものスポーツクラブを通じて知り合いました。3人姉妹のお母さんなのですが、本当は4人のお子さんのお母さんでした。約7年前に息子さんを交通事故で亡くされたのです。当時小学校1年生。3番目のお子さんでした。

ある日突然襲った悲しみ。受け入れがたい現実。彼女の受けた心の傷はとても私には想像できません。

当時、相談に乗ってくれる機関はいくつもあったようですが、彼女の気持ちを本当に理解し、的確なアドバイスをしたり、もろもろの制度のことなども含めて知りたい情報をきっちり教えてくれたりするようなところはなかったそうです。

そして、彼女は行動を起こしました。自分のような立場の人を支援するために。でも、自分自身が犯罪被害者支援センターの事務局長になるなんて思ってもみなかったことでしょう。

もし、息子さんが事故に遭わなければ、きっとかかわることのなかった世界です。息子さんはお母さんのその頑張りを、きっとどこかで見守っていると思います。

現代社会においては、誰もがある日突然、不幸な事件に巻き込まれる可能性があり、犯罪被害者の受ける苦しみや悲しみは、決して人ごとではありません。

今の私たちにできること。まずは、これらのことを「人ごと」ではなく「自分ごと」としてとらえることが第一歩なのかなと思います。
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HISAi





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5 コメント

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Unknown (かず)
2006-02-06 09:51:23
ホントそう思います。



私の友達も7人の子どもを持つお父さんが

信号を無視した車にはねられ亡くなりました。

まだ1歳にも満たない子どもは父親の顔も覚えてないでしょう。

突然の予期できないことです
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何てことでしょう・・・ (HISAi)
2006-02-06 16:09:04
朝のニュースを見ているだけでも悲しい出来事、腹立たしい出来事が、毎日次から次へと伝えられていますが、そんなのは氷山の一角。それ以外にも日本中、いや、世界中でたくさん起こっているのですよね・・・

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Unknown (まつ)
2006-02-07 01:33:22
はじめまして。hisaさん。



ニュースの悲しい出来事というのは、どこかで他人事のよう。

しかし、自分自身に起こったり、我が身として考えられる身近で起こった場合の喪失感などは、堪え難いものだと思います。

存在して当たり前の家族が、突如としてこの世からいなくなること。それも、寿命ではなく、突然の事故や病気。

でも、そこから、人はいろいろ行動を起こして行く。

人生、明日も無事寝床に付ける保証は何もない。だから、1日1日を、そして出会う人との縁を大切にしたいですね。
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ご縁 (HISAi)
2006-02-07 16:27:00
まつさん、こんにちは。



コメントをありがとうございました。



死ぬ時には、それまでの人生を振り返って、「いい人生だったなぁ~」と思いたい。その時がいつ来てもいいように、毎日を一生懸命生きる。なかなか難しいとは思いますが・・・



ところで、まつさんって、もしかしてゆめみさんのサイトでよくお見かけするまつさんでしょうか?

人違いだったらスミマセン!
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世の中そんなに狭くない^^; (HISAi)
2006-02-07 18:15:09
まつさん、すみません。

やっぱり人違いみたいです。

失礼しました。
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