飲む食う観る読む日記

飲んだり食べたり映画や芝居観たり本読んだり、欲望のおもむくままのだらだら日記。

体調不調

2018年03月27日 | 日記
少し旅に出て、そのあと、
帰って来たら胃の調子が最悪になり
食欲なく、ヘロヘロしてました。
人間、食欲なくなったらダメだ、と
改めて思いました。まぢ。

旅は、ひさしぶりの台湾です。
桃園空港へ地下鉄が通って初めて
出かけました。
つまり成田からなんですけど
成田もひさしぶり。
NEXの謎の二重改札も
保安検査だったあとの長い通路も
無駄なところ、全部そのまんま。

他のアジアの空港は、も少し
改良が素早いような気がするけど
違います??
最近ずっとリムジン利用で、
こういうストレスなしだったので
かなりびっくり。ど田舎感満載。

羽田松山ラインが便利すぎるから
成田桃園、これから改良頑張って欲しい。
新宿駅の新南口ができてから
NEX乗るのは少しだけ楽になってました。
でもでも、パスタから羽田の
比ではないので、相当、これから
努力されたい。
桃園空港から地下鉄で、
新幹線の桃園駅まで、というのも
ちょい面倒。前よりは数段
楽になってはいるけれど。

それでも、旅は楽しいですね。
いろいろお世話になり、教えていただき、
前に来た時よりずっと
台湾や台南や高雄が好きになって
帰りました。

迪化街が、あんなに洒落こいた
街に変わってたり、
人気が出ることの功罪も散見されましたし
それでも、台湾の人々の優しさ
誰が、というのでなく
どの人もこの人も。社会全体も。
その優しさが身にしみる旅でした。

詳しくはまたいずれ。

メイドインホンコンその2

2018年03月19日 | 日記
サムリーの役名が中秋、だったことは
完全に忘れていて、途中に
一瞬、月餅が映り、ああ、そういう
季節の、中秋という名の彼だから
こういうシーンなんだ、と、今回
思った。

これを初めて見た頃の自分は
食べたり買ったり、歩いたり
見るもの全てが刺激的で、
本当に本当に香港が大好き
だったけれど、普通の香港人の
生活や文化までは、
全然手が届かずにいた。

そんなことがよくわかる。

返還20年を経て、香港は変わり
この映画に写りこんでいる街は
同じ香港だけど、もうどこにもない。
女の子たちの制服、いまはどんな
感じなんだろう。
あの頃は、可愛らしいワンピースの
制服少女たちをよく見かけた。

英語を教えてた学校は
普通語を教え、だからきっと
制服も、違うものになってるのだろう。

自分も歳をとり、香港の
料理を習ったりして、
香港の人たちの普通の生活について
少しはわかるようになってきた。
まだまだ変わり続けるあの街を
ずっと体感しつづけて行きたい。

この映画を見ると、
早くまた、香港に行きたくなる。




メイドインホンコン

2018年03月18日 | 日記
デジタルリマスター第2弾で
有楽町で見た。

公開当時、ぴあフィルムフェスティバル
みたいなイベントで、だったような記憶。
年下の友人から、いいです!と
勧められて見たんだった。

サム リーの、痩せた、街の兄ちゃんの
服のセンス、が、まずイカす。
本当に街の兄ちゃんだった彼を
映画に出演させた監督の、大正解。
(その後の彼は、残念ながら
これ以上の作品に出会えていない
ような気がする)
「欲望の翼」が、人物以外の
フィリピン以外の背景を
ものすごく削って撮影してるのに
比べて、こちらは街が、人が、
あの頃の香港が切り取られて
息づいてる。

公開当時は思いもしなかった
現在は失われてしまった香港の
ある部分が見える。
あの当時は、永遠に続くように
思えたものが、どれだけ
なくなってしまっただろう。

そういう時間の隔たりがあることで
いま、この時に
いっそう、この作品の価値が増す。

見れば見るほど、また見たくなる。
香港製造、というタイトルもグッとくる。

この映画を語るには、ですます、では
何か違うと思われ、こんな書き方。

昔も、そして現在も
本当に見てよかった、と思う。

阿飛正傳

2018年03月16日 | 日記
ようやく見たかった「欲望の翼」を
見ることができました。
王家衛の作品で、初めて見たのか
「恋する惑星」が先だったのか。
ずいぶん昔のことで忘れたけど
デジタルリマスターで公開される
と聞いて楽しみにしてました。

なのに、最終直前まで何してたんだよー
と、自分に突っ込みたい。

なんとかすべりこんで
主演俳優たちの若さを満喫。
本当にみんな初々しく健気で
泣けてくる。レスリーの
気だるい拗ねたような表情。
音楽もすごくいい。

デジタルリマスターとはいえ
古い映像なんだけど
時代背景とかとマッチして
違和感も残念な感じもない。
「ブラインド マッサージ」の
監督の描く南京と同じように
雨がザーザー降ってる香港。
こんな雨は体験したことがない。

覚えてるところ、忘れてたシーン

あの頃の自分の若さと
彼らの若さ。
香港のあの時代の空気。
全部一緒くたになり、単に映画を
見てるということだけじゃない
特別な時間。

また見ることができて嬉しかった。
次に見るのは、いつになるかな?

いまでしょ!

2018年03月12日 | 日記
春めいてきましたね。
電車に乗ってても、卒業式の晴れやかな
学生さんや、就活スタイルのこちらは
少し緊張気味の学生さんもあちこちに。
もちろん、目も鼻も、春だーと
花粉到来を告げてます。

そのさなか、
若い友達が亡くなりました。
昨夜眠るところまで元気な彼女
だったのに、朝、起きてこないので
起こしに行ったら、冷たくなって
、、、と、お母様。
どれほどの衝撃だったことかと
胸がつまりました。

最後に会った日の、明るく
幸せそうな笑顔が忘れられません。
大好きな声優さんが出るので
とても楽しみにしてたアニメも
始まるのを見ることがなく
旅立ってしまいました。

私たちの命は、
自分でいつまで、と決められる
ものではありません。

あとでやっておけばよかった、と
思うことなら、いま、やらなくては。

と改めて気付き、やれることを
やりたいことをやるぞ!
哀しみをそのままで放り出さず
どこまでやれるかやってみよう
そう思った、春の1日です。

そんなわけで、少し古い
タイトルをつけてみました。