ずっと見なかった朝ドラを見始めたのは
カーネーションから。
途中、これはちょっと、、、と思うものもありましたが
だいたいまた見ています。
あまちゃん、大好きでした。
花子とアン、は、赤毛のアンのエピソードと
訳者の村岡花子さんの人生を重ねてドラマにした物語ですが
中学生で初めて読んでから、どれだけ、
赤毛のアンシリーズを読み返したことか、と
懐かしく思い出しながら見ています。
根がいやしいので、
村岡さんの訳で読む、カナダの食卓の豪華さは
ストーリーとはまた別の楽しみでした。
黄金色に輝く蜂蜜、バターやミルクをたっぷりつかった
お菓子、、、、よだれが出そうなほどに
美味しそうでした。
モンゴメリーの原作の文章も素晴らしいのでしょうが
本当に日本語としても美しく、想像力をかきたてられながら
食べたことのないお料理の数々を妄想したものです(笑)。
ドラマ化のせいなのか、関連の本もいくつか書店でみかけるようになり
この2冊を最近読みました。
原案とされている、アンのゆりかご、はもっと前に
出てすぐに読んだのでしたけれど
柳原白蓮さんのことなど、いっぱい忘れていて、驚きました。
伊藤伝右衛門さん(白蓮さんの再婚の相手の炭坑王)の
お屋敷が公開されていて、見に行ったこともあるのに、、、、。
ドラマでも登場して、これからの展開を楽しみにしています。
村岡花子さんは
アンのシリーズ以外にも、モンゴメリーの作品を訳されていて
エミリーはのぼる、というエミリーのシリーズ、
銀の森のパット、のシリーズなど、どれを読んでも面白いのですが
モンゴメリーの自伝的な要素が入っているような
エミリーの物語、好きでした。
アンシリーズの中でも、アンの村の人々、と
アンをめぐる人々、だったかしら、
うろ覚えですみません。
アン・シャーリーはほとんど登場しない短編集が2冊あって
それも素晴らしかった。
中学生で初めて手に取ってから、20代の初めくらいまで
何か辛いことがあったときに、私が読むのは
きまって赤毛のアン。
アンの言葉を読むと、ちょっとずつ元気になれて
スカッとするのとはまた違う、ストレスの発散法でした。
大人になったら、お酒とか、別の発散をするようになって
アンを読むことがなかったのですが、
しばらくぶりに、また、読んでみようかと思っています。
(食卓の描写で、また、よだれが出るでしょうか???(笑))