
2019年からエリスのエッジボードは色々体験してきました。

7ftのフルエッジファーストモデルに乗り、5'8、TPG8ft、HybridHull7'1、LiteKite6'4と彼の作るサーフボードを好んできました。
あの時はこうだった。
あの時こうだったら。
下手ながらも、頭くらいまでは楽しく乗ってきています。
ファーストモデルが大好きで、HybridHullのプロトタイプ7'6?7'8?に乗った時に「これは短い方がいい」と思い7'1でオーダーしたのは、このブログを見ている方は知ってくれているでしょう。
いつだったかな、HybridHullで肩アタマくらいで乗った日。
テール幅が「これはデカい!笑」と感じたのです。
テイクオフもスピードも、ものすごく早い一面、ボトムターンからトップに上がって抜群に気持ちいいターンが決まった時もドカンと押されるので、その瞬間とてもデリケートに感じました。
EPSでノーストリンガーのエリスの板は、フルエッジと違いノーズ付近に凸凹が無いのでグラスを厚めにしないと折れる心配があるからと、若干重めに巻いたのも、力のある波のインサイドでは怖かったりしました。
巻かれた時は凶器です笑
手放してしまったけど、TPG8'0は前のエッジが私には邪魔に感じたのと、ロッカーが少ないこと、フレックスが硬いこと、そんなのが気になり7ftのファーストモデルばっかり乗っちゃうので手放したのでした。
そんな経験を積み重ねながら、いつもエリスとやり取りをしています。
自分が思っている事とか、こんなのが出来たら面白そうだよね、とか、HybridHullのコンケーブをもっと深く、もっとテールを小さく出来たら楽しそうだよね、とか。
自分でアウトラインを書いて、イメージを共有しました。

エリスから「ケンタロー、これは機能しそうだよ。
いいプランシェイプだと思うよ。」と話をしていました。
そんなある日「イメージが沸いたんだ。作って良いか?」と突然連絡がありました。
そうして出来たのがトップの画像、真ん中の板です。
前回のHybridHullは6+6ozの両面巻きでした。重さも硬さもあったので、次はもう少し軽くしたい。そんな思いがありました。
丈夫さも欲しいし、適度なフレックスも欲しい。そんな話をして4+6ozの両面巻きにしました。
ちょうどEllisが日本に来ていた時に合わせるように「グラッシング出来たよ」と工場から連絡がありました。
この上ない素晴らしいタイミング。
エリスと柴田さんに連絡をすると「明日一緒にサーフィンしようよ」とお誘いを受け朝早く飛び出したのでした。
次回へつづく…