とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

BeauFoster 2023

2023-03-28 23:17:00 | Weblog
新しいStubby

基本設計はそのままに、日本をイメージしたStubbyです。

とても素敵なアウトラインですね。
攻めすぎず守りすぎず、扱いやすいフレンドリーなモデルです。

ロールボトムにシングルチャンネル、シングルでもクワッドでも楽しめます。
2023年について話しをしまして、今のところ今後も継続してカスタムオーダーが可能になりました。
もしご興味がありましたらご近所お誘い合わせの上?笑笑
ご連絡下さい。

日本で高騰し続けるサーフボードですが、素晴らしい手仕事を手にしやすい価格で顧客に渡したい、とBeauが希望するので継続させることにしました。
レート次第ですが今の市場の中ではかなり安い方だと思います。

定価はありません(相場はあります)

諸事情あるのでお問い合わせ頂ければお答え致します。あくまでもBeauの希望であって、私は彼のお友達と言うことで販売を繋ぐ役割です。

「サーフショップ」ではありません。
アンドリューの板も同じです。
繋いでますんで、掛かった実費とお駄賃くださいな、と言った感じです。

今後彼がどこかと契約し始めたらさっさと手を引きますので、期間限定、その時までのスペシャルタイムです笑笑

ご興味ありましたら、お気軽にお声掛けください。
試乗もアドバイスもなんなりと!

私は、次は2+1かスラスターにしようかな。夏に向けて軽快にね笑笑

変わらずアンドリュー、エリス、moonwetsuitsも継続してオーダー受け付けております。
そちらもお気軽にお声掛けください。

アンドリューのトラディショナルフィッシュもめちゃくちゃ良いですよ。

ぜひ!




BeauFoster Stubby 1or4 JapanSP

2023-03-15 07:12:00 | surf
新しいBeau Stubby 6'3が完成。

昨年彼が日本に来て、一緒にコシハラの波でサーフィンしました。
力もサイズも無い波でも、沢山のサーファーが海にいることに彼は驚いていました笑笑

その経験を踏まえて、自身のStubbyをチューニング、より明確に日本の波を意識したStubbyを依頼しました。
元々はクワッドでオーダーしたものですが、ブランクスが届き、手にした時に「シングルでも乗りたい」と思っちゃったもんで、シングルまたはクワッドで乗れるようにグラッシングを依頼しました。






初めてのStubbyを手にして、今までカスタムオーダーで依頼を受けた板含め、何本触ったでしょうか。
どれが一番って事でも無いのですが、これは確実に進化したな、と思えるStubbyです。

Sデッキの美しさ、繋がる曲線、厚みの調整など、どこがなんだとか、詳しく知りませんが「カッコいい〜」と思うって事だけでも素晴らしいって事でしょう笑笑



実は販売用に製作したものですが、乗りたくなっちゃったので、乗ろうかと思います笑笑

初下ろし前に「欲しい!」って方が居れば譲りますが(一旦考えます)…売りたくねぇ笑笑

興味あればご連絡下さい笑笑

日常で、旅で、一本だけでサーフィンしたい、そんな方にはかなりの満足度だと思います。
だから乗りたいんです笑笑

前回の私のStubby QUADがかなりの攻めた内容なので、あれはあれ、これはこれって事で、別モノとして検討中笑笑

初下ろしは忙しくていつ行けるのか分かりませんが、ご検討されるならお早めに。
いや、やっぱり売らない方向で…いや欲しい方が居れば…あーどうしよう乗りたい…

そのくらい良い雰囲気のStubby。
BeauFosterの今後がさらに楽しみです。



合わせるのは金額だけなのか?

2023-03-01 07:43:00 | my work
工務店ですから、仕事前に見積もりをします。
金額を決めて、着工。

これ、当たり前の流れです。
金額知らないと出来ませんもんね。

「何社か見積もりを取って決めたい」

もちろん、そう言われることもあります。
全く同じ車を買うんだったら、少しでも安いところに決めたい。と思う気持ちも分かります。

家は同じなのかなぁ…と疑問に思ったりもします。

同じ図面、同じ内容でも「同じ仕事」では無いと思うんです。
自分で言うのも何ですが、私達は相当レベル高い志しで作っています。大工も塗装も左官も設備も、みんな私の目線で「お施主さんを裏切るようなことは絶対しない」と自信を持っておススメ出来る人しか居ません。
彼らが彼らの目線で「この仕事、このくらいの報酬ならベストを尽くせます」と言う値段を集めて見積もりを作るので、値引きしたり値段落としてと交渉する事もほぼありません。(同じ見え方で安く出来る方法は無いか?と話し合う事は多々あります)。

同じ図面でも3割増でカッコ良くしたいと思っているので、この見積もりです。って金額なんですね。
みんな同じだったら個性もへったくれも無いんですが、この「やってやるぜ!」気持ちは見積もりには乗らないので、相見積もりで…と言われるとちょっとモチベーション下がります笑笑

「あなただけに頼みたい!」と言われたら「よっしゃー!儲かるぜ」なんて微塵も思わず「良い家を作りたい!」とだけ思うのに、「あの子にもあの子にもプロポーズしてます!」と言われたら同じモチベーションで付き合えないじゃない!って思うのと近いかな?笑笑

違うか笑笑

良く聞かれるのは塗装とか、屋根替えとか、防シロアリ剤の散布かな。
「値段どう思いますか?」とかね。

同じ項目が同じ仕事じゃないし、書いてても飛び込みの営業来た業者が本当にやるとも分からないし…同じ職人じゃ無いから分かりませんが、同じ値段で良ければ紹介しましょうか?とか、答えたりします。

時には私たちの現場から来たかのように、営業して回る悪どい方も居られるのを知っているので、飛び込み営業をおススメし辛いのです。もちろんその中にもちゃんとやられる方も居られると思いますけど…。

実態を知っている人からの紹介に勝るものは無いと思うので、その方が信じられれば、その紹介者を信じてみても良いのではないですかね?

だって、「何であんな奴紹介したんだ!」って怒られたくないもん笑笑

真面目な良い奴紹介するじゃん。普通。

どーでもいい友達が女紹介してよ、って言われたら適当に話すけどさ、私を頼って聞いてくれた、私が好きな人にはちゃんとした人紹介しなきゃ!って思うのと同じよ。

紹介するのもエネルギーいるんだもん、信じられる人の紹介を信じて賭けてみる、その先には必ず悪い事は無いと思うんですよね。

その価値はどこにあるのか。

そんな事も頭の片隅にあると、職人との付き合い方が見えるかも知れませんね。

さー、今日も楽しんで行きましょー!


石の上にも3年

2023-02-26 08:45:00 | my work
なんで3年なんでしょうね。
でも3年って何となく良い区切りですよね。

私は20歳で大工を始めた時「3年経って、芽が出ないと思ったらクビにしてください」と言って始めました。
その道のプロが「無理じゃないか?」と感じたとしたら、さっさと辞めて設計を学ぼうと思ったからです。

もしも自分自身で「合わない」と思ったのなら仕方がないですが、側から見て「ん?」と思ったとしたら、それを長く続けるのは難しいのかも知れない。とりあえず自分自身で決める事はしないで、3年がむしゃらにやってみよう!
そんな意思から来る事でした。

逆の立場になってみると、面白いように感じられるようになりました。
若手がウチに来て約1年が経ち、肩の力も徐々に抜けてきて、彼ららしい一面が見えてくるようになりました。

彼らには、私には持ってない才能や能力があるし、それを捨てたり置いたりして大工を目指す"だけ"の未来に向かって欲しくもない。
きっとこの先、大工に求められるのは、大工仕事と何かの才能の融合だと思うのです。
圧倒的なクリエイティブさを持った作り手は必ず必要ですから、その種を持った人にはちゃんと芽を出して欲しいですもんね。

うちは設計事務所でもあるので、大工をしながら設計業務もこなし、全てをマネージメント出来る人間だったら、きっと独立しても「何したらいい?」と思わないでしょうしね。
若いウチは大変だけど、その時増やしたキャパシティは減らないですから、今のうちに彼らのキャパシティを極限まで引っ張り広げてやろうと企んでおります笑笑

とんかちドリルズの設計業務の一部を彼らに助けてもらいながら、彼らの体験を増やして、報酬も増やせたとしたら、また新しいステージの大工が生まれるのかな?と楽しんで居ます。
もちろん私もプレゼンで負けたくないので、彼らにはバッチバチに身体をぶつけぶっ倒してやろうと思っていますけどね笑笑

わたしも新しいスタッフを入れて、1年目。
あと2年、石の上で暖めた若手にどんな芽が出るのか、楽しみに進もうと思います。

規格住宅yadoは始まりますが、今まで通り、設計して施工しての新築、増改築も、設計事務所さんからの施工依頼も変わらず進めております。

ウチのチームはみんなで考えて作る素晴らしい職人の集まりです。
大工仕事はもちろん、左官も塗装も板金も設備も電気も私目線で「ヤバい」人(腕がね)しかいません。
家のことは何でもお気軽にお声掛けください。

※ホームページは死んでます笑笑
作ったソフトが起動できずに、アップデートも消すことも出来なくなりました笑笑

そのうちホームページもちゃんと作らなきゃ…



Re工務店

2023-02-18 14:25:00 | my work
もうすぐyadoの実棟がスタートします。
今はたくさんある選択肢を絞って煮詰めて、とワクワクしながらもヒリヒリした毎日を積み重ねています。

大工が営む工務店として小さいながらも工夫しながら色々な仕事をさせてもらってきました。
目標だった谷尻さんと仕事させてもらうようになり、なんだかたどり着いた気になったけれども、まだまだ。
ここが終わりじゃ無いもんで、次の山を登る準備を始めた所です。

今のまま、お客さんと近い位置で作り手の気持ちを汲んだ家づくりを続けて行くのも一つの選択肢ですが、せっかく素晴らしい職人と、素晴らしい先輩たちに囲まれて仕事が出来ているので、自分が信じた道でどこまで出来るのか試してみたい気持ちがいっぱいなのです。

実棟のモデルハウスが出来ることで、今まで知らなかった人も気付いてくれるかも知れないし、yadoとしての方向を示すことがもっと分かりやすく出来るかもしれない。

今のままでは見れなかった景色を探すために、ちょっと高い山に登ってみようかと思ったのでした。

まー、めちゃくちゃ不安なんですけどね笑笑

職人を目指したい人にとって働きやすく、成長しやすい環境を作る事。
素晴らしい技術がちゃんと継続する事。
ちゃんとした技術に報酬を払う事。
考えられた美しいデザインを形にする事。

そんなことが出来れば、きっと世の中で価値のある働く場所になるんじゃ無いかと思うんです。

日本古来の伝統的な木造建築を残すために一生懸命に向き合っている人が居るように、私はそのエッセンスをしっかりと入れつつ、現代のデザインとして美しいものを考える工務店として向き合って行きたいのです。

自分達で考えられるチームはいつだって必要とされますからね。
5年後10年後の未来の為に、ちょっと本気で山登りに向かいます。

これからどんな事が起きるのか、楽しみにしてみてくださいね。

あの時踏み切って良かった、そう思える未来になったら良いな。

毎日を楽しもう!