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白亜紀後期(9900万年前)の地層からの琥珀に花が見つかる

2017-08-22 | 歴史・考古
 米国のオレゴン州立大学の研究チームが専門誌(電子版)に発見論文を発表した。
 ミャンマーの白亜紀後期(約9900万年前)の地層から見つかった琥珀(こはく)に、森林で咲いていたとみられる花が見つかった。花びらのように見える五つの萼片(がくへん)を広げている。花は新種で、大きさは3~5mm程。五つの萼片があることから、「ペンタプテラ:五つの翼」が学名の一部につけられた。
 ◆琥珀(こはく、英: Amber)
 コハクは天然樹脂の化石であり、宝石でもある。色は、黄色を帯びたあめ色のものが多い。
 鉱物ではないが、硬度(モース硬度2~2.5)は鉱物に匹敵する。密度は1.05~1.096(g/cm3)。
 琥珀は大昔の松ヤニなどの樹脂が化石になったものであり、生きていた虫や花などが閉じ込められていることがある。
 主成分は高分子のイソプレノイド。これは、樹液に含まれるテルペンが天然樹脂やその化石となる過程の高温・高圧の下で、酸化、蒸発、重合などの化学変化を起こし、その結果として生じた重合体。

 今日は曇、時々晴れ、時々小雨。最高気温30℃と暫くぶりの暑さ。
 近所の空地は雑草でジャングル状態。雑草を踏み分けて歩く、見つけた、黄色の花の”キンミズヒキ”。細長い細茎に沿って黄色の小さな五弁花が付いている。茎の上半分は花が付き、根本の下半分には実が沢山付いている。この果実の表面には鍵形の棘があり、小動物や衣類などに付着するので、ヒッツキグサ(引っ付き草)とも呼ばれる。
 名(キンミズヒキ:金水引)の由来は、草姿がミズヒキ(水引、タデ科タデ属)似ており、花の様子が黄金色の金糸に見えるからと言う。
 キンミズヒキ(金水引)
 別名:龍牙草(りゅうげそう)、仙鶴草(せんかくそう)
    引っ付き草
 英名:Hairy Agrimony
 バラ科キンミズヒキ属
 多年草
 原産地はアジア、日本など
 開花時期は7月~10月
 花は径数mm~10mm程、黄色の5弁花で細長い花穂に沢山付く
 花後に果実ができる
 果実は宿存咢の内側にでき、咢の縁には内側に曲がった刺毛があり、この刺毛が衣類などに附着する


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