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主要活断層帯に16ヵ所追加、従来の97ヵ所と合わせ計113ヵ所

2017-02-27 | 地質
 文部科学省は、地震調査研究推進本部の会合で、大地震を起こす恐れがあり優先的に調査する「主要活断層帯」に、関東・中国・九州地域の16ヵ所を追加することを決めた(2月21日)。主要活断層帯の追加は2005年以来の12年ぶりで、これまでの97ヵ所から113ヵ所となる。
 追加される活断層は、地表の長さが20Km以上あるものが対象で、鳥取県「鹿野―吉岡断層」、佐賀県「佐賀平野北縁断層帯」、鹿児島県西側沖合「甑(こしき)断層帯」などである。ただし、山梨、静岡両県の「身延断層」など活動度が不明の6断層も加えられており、今後の調査で活動度が低いと判明すれば主要活断層帯から外れる可能性がある。
 ◆新たに指定された活断層
 関東地方
  大久保断層(群馬県・栃木県)
  身延断層(山梨県・静岡県)
 中国地方
  宍道(鹿島)断層(島根県)
  鹿野-吉岡断層(鳥取県)
  小郡断層(山口県)
  弥栄断層(島根県)
  長者ヶ原-芳井断層(岡山県・広島県)
  地福断層(山口県)
  大原湖断層(島根県・山口県)
  筒賀断層(広島県)
 九州地方
  福智山断層帯(福岡県)
  佐賀平野北縁断層帯(佐賀県)
  緑川断層帯(熊本県)
  甑断層帯・甑区間(鹿児島県)
  宇美断層(福岡県)
  日向峠-小笠木峠断層帯(福岡県・佐賀県)
 ★活断層(かつだんそう)
 活断層とは、第四紀(258万年?前~現在まで)に繰り返し活動し、今後とも活動が推定される断層である。
 日本には陸域において約2000箇所の活断層が存在すると言われる。
 ★主要活断層
 地震動と断層延長(断層面積)は比例的である。これより延長・ズレを指標としている。
 延長:20km以上、ズレ:10cm/1000年以上

 天気は晴れ。朝は寒かったが、昼頃からやや気温が上昇し、少し暖かさを感じる。
 何時もの散歩道で見つけた、”セイヨウヒラギナンテン”の花。やっと咲きだした。開花期間は冬(11月~翌1月)、何故か遅れた。
 花は噴水の様に枝先から長く総状花序を散形に出し、横~下向きの花穂に沢山の小さな黄色い花が咲く。枝の付け根から順次上へと咲く。
 ”セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)”は”ヒイラギナンテン(柊南天)”と”オイワケヒイラギナンテン(追分柊南天:マホニア・ロマリフォリア)”の種間交雑種と言われる園芸種と言う。花の咲き方は”オイワケヒイラギナンテン”に似ている(冬に咲く、黄色の花、上向き花穂)。柊南天(ひいらぎなんてん)の花は3月~4月に咲き、西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん)の花は11月~翌1月に咲くので冬咲きの柊南天とも言われる。
 セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)
 学名:Mahonia x media Charity
 別名:マホニア・メディア・チャリティー(学名から)
 メギ科ヒイラギナンテン属
 常緑広葉低木
 開花時期は11月~翌1月
 花穂は噴水の様に上向き、花は芳香があり径数mm、花色は黄色
 果実は楕円形で青色~青紫色