グリーン・ノート・スケール

群馬県高崎市の不動産業、有限会社丸又(まるゆう)のブログです。
仕事のことや日々の出来事について書いてます。

お弁当の日

2011年01月29日 | Weblog

 昨夜、市P連(高崎市PTA連合会)家庭教育委員会主催のセミナーに参加してきました。

 平日の夜7時という時間帯、小学生の子どもを残してお母さんたちに無理に出てきてくださいとは言えず、自分が代表して出ることにしました。知り合いの会長にも会いましたが、やはり代表して1人できてるとのこと。でも会場にはたくさんのお母さんの姿がありました。みんながんばってきてるんだなぁと思う反面、近くの席の人の会話では「夜7時に家を空けるなんて、夕食が手抜きになる。そこで食育の話なんて・・・」って声もきこえました。ちょっと無理もしてるのかもしれません。

 さて、セミナーのテーマは「食育」。講師は西日本新聞社の佐藤弘さん、福岡からわざわざお越しとのこと。お話は博多弁でテンポよく、会場にマイクを回したりと、飽きさせずに進んでいきました。

 話の大半は今まで聴いたことのあるような、いわゆる「食育」の話。しかし、後半に出てきた「お弁当の日」の話で、どんでん返しが待っていました。

 「お弁当の日」という言葉を聴いて、自分としてはてっきり親が作るお弁当を想像していたわけですが、子ども自身が自分でお弁当を作る「お弁当の日」だったのです。とある校長先生が小学校でとりいれた、自分で作る「お弁当の日」の成功例が話のメインとなりました。

 今までの食育の話って、栄養面とか、食事のバランスとか、朝食の大切さとか、親が気をつける話が多かったですが、子どもが自分で体験する食育の話は初めてですごく驚き、また感動しました。

 今回の講演はぜひ自分以外の人にも聴いてもらいたかったし、今後も市P連にはこういうセミナーを期待するわけですが、ただ、平日の夜という時間帯が、女性の皆さんに勧めづらい時間帯ではあります。その辺も、来年度ちょっと考えていきたいなと思っています。