グリーン・ノート・スケール

群馬県高崎市の不動産業、有限会社丸又(まるゆう)のブログです。
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ホタル・カリフォルニア

2008年04月18日 | Weblog

 先日とある飲み屋でサザンのライブDVDが流れてました。1995年の夏に横浜のみなとみらい21臨港パークで行われた「ホタル・カリフォルニア」というタイトルのライブです。

 当時サザンのライブは年越しも含めてすべて行っていた自分は当然チケットを取って楽しみにしてました。そんな時、旅行会社勤務だった自分が担当していた高校(母校)から連絡が入りました。

 その高校では毎年夏休みに希望者を募ってアメリカでのホームステイを行事として行っていました。自分の仕事は成田までの見送り、アメリカまでの航空機の手配、ホームステイ終了後、サンフランシスコで合流し観光の添乗から日本まで無事につれて帰ることでした。7月の下旬に成田に見送り、その後8月中旬に迎えに行くことになっていたので、サザンのライブには重ならないはずでした。

 ところがホームステイ中の生徒の1人が骨折したというのです。その生徒は急遽帰国することになり、誰かが迎えに行くことになりました。協議の結果、自分と代表の先生2人で迎えに行くことになりました。その帰国日がサザンのライブの日です。残念でしたが、仕事優先ですのであきらめました。

 金曜の夜に出発し、時差の関係で金曜日に到着、一泊し土曜日に空港で生徒と合流、飛行機に乗り日曜日の午後、成田に着きました。成田には生徒のご両親が車で迎えに来てまして、生徒と先生は車で高崎に向かいました。

 な、なんとそこで自分はフリーになったのです。これはラッキーとばかり自分はそのまま横浜に向かいました。なんと、ライブに間に合ったのです。下は革靴にスーツのズボンですが、上は上着を脱ぎ、ネクタイをはずしTシャツの上にこんなこともあろうかと荷物に忍ばせておいたはっぴ(当時リリースされたベストアルバム「HAPPY」の付録)を着て一度はあきらめたライブを満喫しました。

 終わってはっぴを脱いだらびっくり。汗ではっぴの色が落ち、Tシャツが真っ青になっていたのです。さすがにそれでは恥ずかしいので、高崎まではっぴを着て帰りました。

 実はそのライブには出会う前の自分の妻も来ていて、帰りの電車も一緒だったようです。ずっとはっぴを着たままなんてよっぽどのファンがいるなと思ったらしいのですが、高崎まではっぴを着てたのは自分くらいでしたので、おそらく彼女が見たのは、はっぴが脱ぐに脱げないでいた自分だったのでしょう。

 その3年後の1998年夏、サザンは浜名湖の「渚園」というところでライブをやりました。当然自分は行きましたが、彼女も来ていたようです。

 その翌年、自分は彼女と出会います。

 

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