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花のある生活

花はあまり出てきませんが。

北斎の富士  冨嶽三十六景と富嶽百景

2015-08-13 | 美術館・博物館
夏の暑さも、一段落。

今年も、もうお盆だわー。

なんかバタバタしながら、過ぎていくわね。



先日、県民会館美術館で開催されている、「北斎の富士  冨嶽三十六景と富嶽百景」を見に行ってきた。

県民会館リニューアルオープン後なので、中がキレイなロビーになっていて、美術館が併設されている。

富山の名産品が置いてある雑貨店&カフェも入っていて、オシャレだわ。


美術館では、葛飾北斎 冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)(全46図)と、富嶽百景(ふがくひゃっけい)(全102図)が、そろって展示されている。

北斎の絵で有名なのが、大波の中に舟が描かれている、冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」だね。

「赤富士」で知られているのは、冨嶽三十六景「凱風快晴」。


絵のそばには、どこから描かれているのかが地図で示されているので、北斎が様々な角度から眺めて、絵を描いたことが分かる。

富士山周辺だけでなく、東京日本橋など、東京周辺からのも多く、独自の視点で描かれている。

大樽の輪の中から富士山が見える、冨嶽三十六景「尾州不二見原」も、面白い構図の絵だね。

  
続いて、富嶽百景。

「冨嶽三十六景」が、富士山を様々な角度から眺めた風景画であるのに対して、「富嶽百景」は、初編・二編・三編の絵本で、墨一色の墨摺りで、故事説話をモチーフにしたり、当時の人々の生活の中に、富士山を描いている。

102図そろって、額装されて並んでいるわけだから、見る方も結構、集中力が要りますが…。

これ全部、描いた方も、すごいなあ。


こんなに全部そろっているのも、なかなかめったに見られないから、よかったわ。



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