「2 アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能」 のうち, 「C 脂質の構造・機能」 の問題演習 (問題) です.
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2 アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能 C 脂質の構造・機能 問題演習 6問 問題
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1 脂質の分類に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 脂肪酸は, 単純脂質である.
(2) トリアシルグリセロールは, 単純脂質である.
(3) コレステロールは, 単純脂質である.
(4) グリセロリン脂質は, 複合脂質である.
(5) スフィンゴリン脂質は, 誘導脂質である.
2 トリアシルグリセロールと脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 1分子のジアシルグリセロールは, 2分子のグリセロールを含む.
(2) 脂肪酸には, 分岐した構造をもつものがある.
(3) パルミチン酸, ステアリン酸, ミリスチン酸は, 人体内で合成可能な不飽和脂肪酸である.
(4) 不飽和脂肪酸にはトランス型とシス型があり, 自然界の不飽和脂肪酸はシス型である.
(5) トランス型の不飽和脂肪酸は, 血清LDL-コレステロール値を上昇させる.
3 不飽和脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) 不飽和脂肪酸は融点が高く, 常温において液体である.
(2) オレイン酸は, n-6 系の一価不飽和脂肪酸である.
(3) オレイン酸は, 人体内で合成不可能である.
(4) α-リノレン酸, エイコサペンタエン酸, ドコサヘキサエン酸は, n-3 系多価不飽和脂肪酸である.
(5) n-3 系多価不飽和脂肪酸は, 人体内で合成可能である.
4 不飽和脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 魚油には, 酸化されにくいEPA, DHAなどの n-3 系の脂肪酸が多く含まれている.
(2) リノール酸は, n-3 系不飽和脂肪酸である.
(3) γ-リノレン酸は, n-6 系の多価不飽和脂肪酸である.
(4) 必須脂肪酸には, 飽和脂肪酸, 一価不飽和脂肪酸, 多価不飽和脂肪酸がそれぞれ一種類ずつある.
(5) エイコサペンタエン酸とアラキドン酸は, 炭素数20の不飽和脂肪酸である.
5 コレステロールとリン脂質に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) コレステロールエステルは, コール酸とグリセロールのエステルである.
(2) ステロイド骨格をもつ物質を総称して, コレステロールという.
(3) 胆汁酸は, ステロイドである.
(4) リン脂質は, 両性電解質質である.
(5) 生体膜の構成成分であるホスファチジルコリンは, それぞれ1分子のグリセロール, 脂肪酸, リン酸, コリンからなる.
6 リン脂質に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) ホスファチジルコリンの合成には, エネルギー源としてCTPが用いられる.
(2) スフィンゴミエリンやセレブロシドは, 誘導脂質である.
(3) スフィンゴミエリンは, 植物の細胞膜に含まれる複合脂質の主成分である.
(4) セレブロシドはリン脂質の一種で, 脳神経細胞膜に含まれる複合脂質の主成分である.
(5) セラミドと脂肪酸が結合したものをスフィンゴシンという.
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次回は, 「2 アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能」 のうち, 「C 脂質の構造・機能」 の問題演習 (解答と解説) です.
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2 アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能 C 脂質の構造・機能 問題演習 6問 問題
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1 脂質の分類に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 脂肪酸は, 単純脂質である.
(2) トリアシルグリセロールは, 単純脂質である.
(3) コレステロールは, 単純脂質である.
(4) グリセロリン脂質は, 複合脂質である.
(5) スフィンゴリン脂質は, 誘導脂質である.
2 トリアシルグリセロールと脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 1分子のジアシルグリセロールは, 2分子のグリセロールを含む.
(2) 脂肪酸には, 分岐した構造をもつものがある.
(3) パルミチン酸, ステアリン酸, ミリスチン酸は, 人体内で合成可能な不飽和脂肪酸である.
(4) 不飽和脂肪酸にはトランス型とシス型があり, 自然界の不飽和脂肪酸はシス型である.
(5) トランス型の不飽和脂肪酸は, 血清LDL-コレステロール値を上昇させる.
3 不飽和脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) 不飽和脂肪酸は融点が高く, 常温において液体である.
(2) オレイン酸は, n-6 系の一価不飽和脂肪酸である.
(3) オレイン酸は, 人体内で合成不可能である.
(4) α-リノレン酸, エイコサペンタエン酸, ドコサヘキサエン酸は, n-3 系多価不飽和脂肪酸である.
(5) n-3 系多価不飽和脂肪酸は, 人体内で合成可能である.
4 不飽和脂肪酸に関する記述である. 正しいのはどれか. 2つ選べ.
(1) 魚油には, 酸化されにくいEPA, DHAなどの n-3 系の脂肪酸が多く含まれている.
(2) リノール酸は, n-3 系不飽和脂肪酸である.
(3) γ-リノレン酸は, n-6 系の多価不飽和脂肪酸である.
(4) 必須脂肪酸には, 飽和脂肪酸, 一価不飽和脂肪酸, 多価不飽和脂肪酸がそれぞれ一種類ずつある.
(5) エイコサペンタエン酸とアラキドン酸は, 炭素数20の不飽和脂肪酸である.
5 コレステロールとリン脂質に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) コレステロールエステルは, コール酸とグリセロールのエステルである.
(2) ステロイド骨格をもつ物質を総称して, コレステロールという.
(3) 胆汁酸は, ステロイドである.
(4) リン脂質は, 両性電解質質である.
(5) 生体膜の構成成分であるホスファチジルコリンは, それぞれ1分子のグリセロール, 脂肪酸, リン酸, コリンからなる.
6 リン脂質に関する記述である. 正しいのはどれか. 1つ選べ.
(1) ホスファチジルコリンの合成には, エネルギー源としてCTPが用いられる.
(2) スフィンゴミエリンやセレブロシドは, 誘導脂質である.
(3) スフィンゴミエリンは, 植物の細胞膜に含まれる複合脂質の主成分である.
(4) セレブロシドはリン脂質の一種で, 脳神経細胞膜に含まれる複合脂質の主成分である.
(5) セラミドと脂肪酸が結合したものをスフィンゴシンという.
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次回は, 「2 アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能」 のうち, 「C 脂質の構造・機能」 の問題演習 (解答と解説) です.