臨床栄養学 実戦問題3の解答と解説です.
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2013年度 臨床栄養学 実戦問題 3 解答と解説
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1=(3)
(1) 誤 入院患者への栄養指導で, 保険診療報酬が算定できるのは, 入院期間中2回 (ただし週1回まで) である.
(2) 誤 初回個人指導の2週間後に実施した2回目の指導は, 入院患者に対する 「栄養食事指導料」 が診療報酬として算定できる.
(3) 正 侵襲の大きな消化管手術後の患者に対する潰瘍食は, 入院栄養食事指導の算定対象となる.
(4) 誤 集団指導と同一日に行った個人指導は, 入院患者に対する 「栄養食事指導料」 が診療報酬として算定できる.
(5) 誤 在宅患者訪問栄養食事指導料は, 居宅療養患者で, 別に厚生労働大臣が定める特別食を医師が必要と認めた疾病の患者に算定できる.
2=(1)かつ(4)
(1) 正 クレアチニンは糸球体からろ過されるとともに, 一部尿細管から分泌される.
(2) 誤 血中クレアチニンクリアランスの基準値は, 80~110 mg/分である.
(3) 誤 血中クレアチニン (Cr) の基準値は, 男性が 0.68~1.14 mg/dL, 女性が 0.65~1.07 mg/dL である.
(4) 正 血中クレアチニン濃度は, 筋肉量の判定に有用である.
(5) 誤 24時間尿中クレアチニン排泄量の基準値は, 男性で 0.66~1.13 mg/dL, 女性で 0.48~0.80 mg/dL である.
3=(4)かつ(5)
(1) 誤 血清トリグリセリド値の上昇は, 摂取 (糖質) エネルギー量の過剰を意味する.
(2) 誤 甲状腺機能亢進症では, 血中コレステロールが低下する.
(3) 誤 匙状爪 (スプーンネイル) は, 鉄の欠乏によって爪が反ったものである.
(4) 正 亜鉛欠乏では, 赤血球膜の脆弱化による溶血性貧血を起こす.
(5) 正 原発性副甲状腺機能亢進症では, パラソルモンが骨吸収・カルシウムの腸管吸収・腎でのカルシウムの再吸収の三者を亢進するため高カルシウム血症がみられる.
4=(3)かつ(4)
(1) 誤 ハリス-ベネディクト (Harris-Benedict) の式で, 基礎エネルギー消費量 (BEE, kcal/日) が推定できる.
(2) 誤 ハリス-ベネディクト (Harris-Benedict) の公式には, ストレス係数が用いられていない.
(3) 正 ハリス-ベネディクトの公式にストレス係数と活動係数を乗じて, 総エネルギー消費量 (TEE) が算定される.
(4) 正 安静時エネルギー消費量は, 間接熱量測定計で測定できる.
(5) 誤 熱傷では, 基礎代謝量は増加する.
5=(4)
(1) 誤 経腸栄養法は, 経口摂取不能でも消化・吸収機能が保たれているときに用いられる.
(2) 誤 消化障害がない場合は, 半消化態栄養剤や天然濃厚流動食を用いる.
(3) 誤 経皮内視鏡的胃痩造設術 (PEG) 後は, 経腸栄養法を用いる.
(4) 正 経腸栄養法は管理が比較的容易なので, 長期間の使用が可能である.
(5) 誤 経管栄養は, 経口栄養に比べて満足感を得にくい.
6=(1)かつ(4)
(1) 正 前日に溶解した経腸栄養剤を投与することは, 下痢の原因となる.
(2) 誤 成分栄養剤は浸透圧が高いので, 短時間に投与すると下痢や腹痛をきたしやすい.
(3) 誤 成分栄養剤の浸透圧は, 半消化態栄養剤よりも浸透圧が高い.
(4) 正 経腸栄養は, 中心静脈栄養にみられるようなカテーテル挿入による感染症の危険は少ない.
(5) 誤 下痢を予防するためには, 液状の経腸栄養剤の注入速度を遅くする. 100 mL/時を超えると下痢を起こしやすい.
7=(1)
(1) 誤 肝予備能のうち物質の取り込みや排泄能の指標としては, ICG試験やBSP試験などを用いて評価する.
(2) 正 肝臓がんは, 血清α-フェトプロテイン (AFP) 値を用いて評価する.
(3) 正 飢餓状態患者ではリフィーディング症候群の危険性があるので, 血清リン値を確認する.
(4) 正 栄養ケアのモニタリングと再評価においては, エネルギー投与量の設定には体温や身体活動を考慮する.
(5) 正 栄養補給実施後は, 再評価を行う.
8=(1)
(1) 正 問題志向型診察録 (POMR) の経過記録は, SOAPに分けて記録する.
(2) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 年齢, 職業, 検査データ等の客観的情報はO (object) である.
(3) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 患者の感情, 考え方等の主観的情報はS (subject) である.
(4) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 体重のモニタリング等の治療方針のプランはP (plan) である.
(5) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 解決策や栄養評価, 診断名等の評価・考察はA (assessment) である.
9=(2)
(1) 誤 カルシウム欠乏症では, 副甲状腺ホルモンの分泌亢進により血中アルカリホスファターゼ濃度の上昇がみられる.
(2) 正 カルシウム欠乏症では, テタニーがみられる.
(3) 誤 カルシウム欠乏症では, 血中カルシトニン濃度の低下がみられる.
(4) 誤 カルシウム欠乏症では, 白内障による視力障害がみられることがある.
(5) 誤 カルシウムの過剰症に, 尿路結石やミルク・アルカリ症候群がある.
10=(4)
(1) 誤 1回のみの検査で空腹時血糖値 126 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(2) 誤 1回のみの検査で随時血糖値 200 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(3) 誤 1回のみの検査で 75 g OGTT2時間値 200 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(4) 正 1回のみの検査でHbA1c (国際標準値) 6.5% 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(5) 誤 血糖値とHbA1cがともに糖尿病型の場合は, 糖尿病と診断する.
11=(2)
(1) 誤 低密度リポたんぱく質 (LDL) は, 血中におけるコレステロールの主要運搬リポたんぱく質である.
(2) 正 低密度リポたんぱく質 (LDL) は, 受容体を介して細胞内に取り込まれる.
(3) 誤 高密度リポたんぱく質 (HDL) は, 末梢組織にあるコレステロールを肝などへ運び込む役目を担っている.
(4) 誤 血中リポたんぱく質で比重が最も重いのは, 高密度リポたんぱく質 (HDL) である.
(5) 誤 持久性運動トレーニングにより, 高密度リポたんぱく質 (HDL) 濃度は上昇する.
12=(4)
(1) 誤 高尿酸血症は, 血清尿酸値が 7 mg/dL 以上で診断される.
(2) 誤 高尿酸血症は, 中年男性に多くみられる.
(3) 誤 高尿酸血症は, 大半が腎臓における尿酸排泄障害に起因する.
(4) 正 高尿酸血症では, 薬物療法が主である.
(5) 誤 高尿酸血症では, 尿酸産生抑制剤 (アロプリノールなど) や尿酸排泄促進剤 (プロベネシドなど) を服用する.
13=(4)
(1) 誤 口内炎, 舌炎の原因に, ビタミンB2の欠乏がある.
(2) 誤 暴飲暴食や不適切な食品の多量摂取後などの急性胃炎では, 胃の保護のため初期2日間程は絶食とする.
(3) 誤 慢性胃炎の原因に, 胃酸分泌亢進がある.
(4) 正 慢性胃炎で特に症状がない時期には, 胃に負担をかけない食品ならなんでも食べるように指導する.
(5) 誤 胃に負担をかける食品として, アルコール, カフェインなどの刺激物などがあげられるが, 核酸を多く含む食品は一般に胃に負担をかけない.
14=(2)
(1) 誤 下痢がある場合, 十分な水分補給を行う.
(2) 正 長期の下痢では, 電解質異常を伴うため, 電解質を含む水分補給が必要である.
(3) 誤 下痢による腸液喪失では, 大腸内のカリウムが大量に喪失するため低カリウム血症がみられる.
(4) 誤 高脂肪食は下痢を悪化させるので, 下痢では低脂肪食 (脂質エネルギー比 15~20%) とする.
(5) 誤 慢性下痢症では, 発酵しやすい食品や脂質の多い食品は制限する.
15=(3)
(1) 誤 肥満や非アルコール性脂肪肝 (NAFLD) は, 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) の原因となる.
(2) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, インスリン抵抗性がみられる.
(3) 正 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, 肝臓組織の繊維化が進む.
(4) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, 肝臓組織の鉄量が増加するので, フェリチン高値の場合は鉄制限食とする.
(5) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) は, 肝硬変, ひいては肝臓がんに移行することがある.
16=(1)
(1) 正 心不全の症状の1つに, 不整脈がある.
(2) 誤 左心不全では, 心拍出量が低下するので血圧は低下する.
(3) 誤 右心不全の症状に, 浮腫や静脈怒張がある.
(4) 誤 右心不全の症状に, 浮腫や静脈怒張がある.
(5) 誤 左心不全では, 肺うっ血により呼吸困難をきたし (心臓性喘息), 起座呼吸となる.
17=(4)
(1) 誤 急性糸球体腎炎は, A群β溶血性連鎖球菌に感染することにより発症しやすい.
(2) 誤 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(3) 誤 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(4) 正 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(5) 誤 急性糸球体腎炎では, 血清抗ストレプトリジンO (ASO) 抗体価が上昇する.
18=(4)
(1) 誤 慢性腎不全は, 治療により回復しない不可逆性変化である.
(2) 誤 慢性腎不全では, 糸球体濾過量 (GFR) は正常の 30% 未満である.
(3) 誤 慢性腎不全は, 血清クレアチニン濃度は 1.2 mg/dL 以上である.
(4) 正 慢性腎不全における尿毒症では, 中枢神経症状が出現する. 尿素窒素, 尿酸, クレアチニンなどが蓄積し, 知力減少や昏睡を招く.
(5) 誤 慢性腎不全では, 腎でのカリウムおよびリンの排泄障害により, 高カリウム血症および高リン血症がみられる.
19=(2)
(1) 誤 慢性腎臓病 (CKD) のステージG1~G5では, エネルギー量は 25~35 kcal/kg 標準体重/日とする.
(2) 正 CKDの重症度分類でG1, G2では, たんぱく質制限は行わず, 1.0~1.2 g/kg標準体重/日とする.
(3) 誤 CKDの重症度分類でG1, G2では, たんぱく質制限は行わず, 1.0~1.2 g/kg標準体重/日とする.
(4) 誤 CKDの重症度分類でG3a, G3bでは, たんぱく質制限食 (0.8~1.0 g/kg標準体重/日) とする.
(5) 誤 保存期腎不全 (CKDステージ G4) では, 低たんぱく質 (NPC/N比 500~600) の成分栄養剤を用いる.
20=(2)
(1) 誤 甲状腺機能亢進症では, 基礎代謝が亢進する.
(2) 正 甲状腺機能亢進症では, 甲状腺の肥大とともに眼球突出をみとめる.
(3) 誤 甲状腺機能亢進症では, 頻脈となる.
(4) 誤 甲状腺機能亢進症では, 基礎代謝が亢進しているため食欲が亢進する.
(5) 誤 甲状腺機能亢進症では, 体重が減少する.
21=(4)
(1) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸でエネルギーを多く消費するため安静時エネルギー消費量が増加する.
(2) 誤 進行した慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸困難によるエネルギー消費と摂食不良のため体重が減少する.
(3) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, マラスムス型の栄養障害がみられる.
(4) 正 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸筋の過剰な活動により血漿分枝アミノ酸濃度は低下する.
(5) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 全身筋肉量の低下がみられる.
22=(1)
(1) 正 鉄欠乏性貧血では, 鉄剤の服用は貯蔵鉄が充足されるまで継続する.
(2) 誤 鉄欠乏性貧血では, 脱水症状は起こりにくい.
(3) 誤 鉄欠乏性貧血では, 白血球, 血小板は低値を示さない.
(4) 誤 鉄欠乏性貧血は, 腎機能の低下を伴わない.
(5) 誤 妊娠時にみられる貧血には鉄欠乏性貧血が多く, 妊娠月数が進むに従って軽度になることはない.
23=(4)
(1) 誤 若年者のダイエット (食事制限, 欠食) は, 将来の骨粗鬆症の発症を助長する.
(2) 誤 骨粗鬆症の栄養指導は, 骨密度が最大になる20歳頃に達する前から行う.
(3) 誤 骨粗鬆症の予防のために牛乳で目標カルシウム摂取量の 80% 以上を確保しようとすると, 脂質やたんぱく質の過剰摂取となる.
(4) 正 骨粗鬆症の予防には, コラーゲン形成に必要なビタミンCを適量摂取することが大切である.
(5) 誤 骨粗鬆症の予防には, コラーゲン形成に必要なビタミンC, カルシウムの吸収に必要なビタミンD, 骨形成に必要なビタミンK, その 他良質のたんぱく質などを適量摂取することが大切である.
24=(3)
(1) 誤 液性免疫には, Bリンパ球が分化した形質細胞によって分泌された免疫グロブリンが関与する.
(2) 誤 免疫グロブリン注射は, 受動免疫である.
(3) 正 免疫グロブリンは, Bリンパ球が分化した形質細胞によって産生される.
(4) 誤 腸管免疫防御には, 分泌型IgAが関与する.
(5) 誤 花粉症には, IgE抗体が関与する.
25=(4)
(1) 誤 がんの化学療法施行時には, 副作用として消化管運動の抑制が起こるため下痢や便秘を起こしやすい.
(2) 誤 腹部に対する放射線療法では, 消化器症状 (味覚変化, 悪心, 膨満感, 嘔吐, 下痢など) を起こしやすい.
(3) 誤 大腸がんでは, がん胎児性抗原 (CEA) が高値になる.
(4) 正 肝細胞癌では, 腫瘍マーカー (α-フェトプロテイン) の上昇, 全身倦怠感, 食欲不振等がみられる.
(5) 誤 末期がんでは, 悪液質がみられる.
26=(3)
(1) 誤 胃切除後症候群として, 下部食道括約筋圧の消失による逆流性食道炎がある.
(2) 誤 胃切除後症候群として, 内因子の欠乏によるビタミンB12の吸収不全を原因とする巨赤芽球性貧血 (悪性貧血) がある.
(3) 正 胃全摘術後の巨赤芽球性貧血発症時には, ビタミンB12欠乏の症状である神経症状がみられる.
(4) 誤 巨赤芽球性貧血は, 術後数年以上経過後に見られる合併症である.
(5) 誤 胃全摘術後の巨赤芽球性貧血は, ビタミンB12の静脈内投与で治療する.
27=(5)
(1) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 食欲低下や摂食機能障害によるたんぱく質の摂取不足がある.
(2) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 肝臓の機能障害によるたんぱく質の合成量の低下がある.
(3) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 手術中の失血, 浸出液等によるたんぱく質の喪失がある.
(4) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, たんぱく質代謝の亢進によるたんぱく質必要量の増大がある.
(5) 誤 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 糖新生の亢進による体たんぱく質の分解の亢進がある.
28=(4)
(1) 誤 意識障害, 脳血管障害, 脳神経障害, 脳性麻痺, 加齢, 向精神薬などは, 嚥下障害の機能的原因になる.
(2) 誤 舌炎, 扁桃炎, 食道炎, 甲状腺腫などは, 嚥下障害の器質的原因になる.
(3) 誤 神経性食欲不振症, 認知症, 心身症などは, 嚥下障害の心理的原因になる.
(4) 正 嚥下障害は, 誤嚥性肺炎の原因になる.
(5) 誤 嚥下障害患者では, 水分の摂取が難しく, 脱水症状になりやすい.
29=(4)
(1) 誤 メープルシロップ尿症の栄養管理では, 分岐鎖アミノ酸の摂取制限が必要である.
(2) 誤 ガラクトース血症の治療では, 重要なエネルギー供給源であるショ糖や果糖の除去は行わない.
(3) 誤 ヒスチジン血症の治療では, ヒスチジン除去を行う.
(4) 正 尿素サイクル異常症では, 低たんぱく質食とする.
(5) 誤 ダウン症候群は, 肥満になりやすい.
30=(4)
(1) 正 誤嚥性肺炎の対策として, 口腔ケアが実施される.
(2) 正 転倒による骨折は, 寝たきりの原因となる.
(3) 正 食事摂取量の減少は, 脱水症の原因となる.
(4) 誤 失禁がある場合は, 水分の補給を行う.
(5) 正 糖尿病や腎不全は, 褥瘡悪化の要因となる.
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次回は, 臨床栄養学 実戦問題4の問題です.
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2013年度 臨床栄養学 実戦問題 3 解答と解説
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1=(3)
(1) 誤 入院患者への栄養指導で, 保険診療報酬が算定できるのは, 入院期間中2回 (ただし週1回まで) である.
(2) 誤 初回個人指導の2週間後に実施した2回目の指導は, 入院患者に対する 「栄養食事指導料」 が診療報酬として算定できる.
(3) 正 侵襲の大きな消化管手術後の患者に対する潰瘍食は, 入院栄養食事指導の算定対象となる.
(4) 誤 集団指導と同一日に行った個人指導は, 入院患者に対する 「栄養食事指導料」 が診療報酬として算定できる.
(5) 誤 在宅患者訪問栄養食事指導料は, 居宅療養患者で, 別に厚生労働大臣が定める特別食を医師が必要と認めた疾病の患者に算定できる.
2=(1)かつ(4)
(1) 正 クレアチニンは糸球体からろ過されるとともに, 一部尿細管から分泌される.
(2) 誤 血中クレアチニンクリアランスの基準値は, 80~110 mg/分である.
(3) 誤 血中クレアチニン (Cr) の基準値は, 男性が 0.68~1.14 mg/dL, 女性が 0.65~1.07 mg/dL である.
(4) 正 血中クレアチニン濃度は, 筋肉量の判定に有用である.
(5) 誤 24時間尿中クレアチニン排泄量の基準値は, 男性で 0.66~1.13 mg/dL, 女性で 0.48~0.80 mg/dL である.
3=(4)かつ(5)
(1) 誤 血清トリグリセリド値の上昇は, 摂取 (糖質) エネルギー量の過剰を意味する.
(2) 誤 甲状腺機能亢進症では, 血中コレステロールが低下する.
(3) 誤 匙状爪 (スプーンネイル) は, 鉄の欠乏によって爪が反ったものである.
(4) 正 亜鉛欠乏では, 赤血球膜の脆弱化による溶血性貧血を起こす.
(5) 正 原発性副甲状腺機能亢進症では, パラソルモンが骨吸収・カルシウムの腸管吸収・腎でのカルシウムの再吸収の三者を亢進するため高カルシウム血症がみられる.
4=(3)かつ(4)
(1) 誤 ハリス-ベネディクト (Harris-Benedict) の式で, 基礎エネルギー消費量 (BEE, kcal/日) が推定できる.
(2) 誤 ハリス-ベネディクト (Harris-Benedict) の公式には, ストレス係数が用いられていない.
(3) 正 ハリス-ベネディクトの公式にストレス係数と活動係数を乗じて, 総エネルギー消費量 (TEE) が算定される.
(4) 正 安静時エネルギー消費量は, 間接熱量測定計で測定できる.
(5) 誤 熱傷では, 基礎代謝量は増加する.
5=(4)
(1) 誤 経腸栄養法は, 経口摂取不能でも消化・吸収機能が保たれているときに用いられる.
(2) 誤 消化障害がない場合は, 半消化態栄養剤や天然濃厚流動食を用いる.
(3) 誤 経皮内視鏡的胃痩造設術 (PEG) 後は, 経腸栄養法を用いる.
(4) 正 経腸栄養法は管理が比較的容易なので, 長期間の使用が可能である.
(5) 誤 経管栄養は, 経口栄養に比べて満足感を得にくい.
6=(1)かつ(4)
(1) 正 前日に溶解した経腸栄養剤を投与することは, 下痢の原因となる.
(2) 誤 成分栄養剤は浸透圧が高いので, 短時間に投与すると下痢や腹痛をきたしやすい.
(3) 誤 成分栄養剤の浸透圧は, 半消化態栄養剤よりも浸透圧が高い.
(4) 正 経腸栄養は, 中心静脈栄養にみられるようなカテーテル挿入による感染症の危険は少ない.
(5) 誤 下痢を予防するためには, 液状の経腸栄養剤の注入速度を遅くする. 100 mL/時を超えると下痢を起こしやすい.
7=(1)
(1) 誤 肝予備能のうち物質の取り込みや排泄能の指標としては, ICG試験やBSP試験などを用いて評価する.
(2) 正 肝臓がんは, 血清α-フェトプロテイン (AFP) 値を用いて評価する.
(3) 正 飢餓状態患者ではリフィーディング症候群の危険性があるので, 血清リン値を確認する.
(4) 正 栄養ケアのモニタリングと再評価においては, エネルギー投与量の設定には体温や身体活動を考慮する.
(5) 正 栄養補給実施後は, 再評価を行う.
8=(1)
(1) 正 問題志向型診察録 (POMR) の経過記録は, SOAPに分けて記録する.
(2) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 年齢, 職業, 検査データ等の客観的情報はO (object) である.
(3) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 患者の感情, 考え方等の主観的情報はS (subject) である.
(4) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 体重のモニタリング等の治療方針のプランはP (plan) である.
(5) 誤 POSにおけるSOAP分類で, 解決策や栄養評価, 診断名等の評価・考察はA (assessment) である.
9=(2)
(1) 誤 カルシウム欠乏症では, 副甲状腺ホルモンの分泌亢進により血中アルカリホスファターゼ濃度の上昇がみられる.
(2) 正 カルシウム欠乏症では, テタニーがみられる.
(3) 誤 カルシウム欠乏症では, 血中カルシトニン濃度の低下がみられる.
(4) 誤 カルシウム欠乏症では, 白内障による視力障害がみられることがある.
(5) 誤 カルシウムの過剰症に, 尿路結石やミルク・アルカリ症候群がある.
10=(4)
(1) 誤 1回のみの検査で空腹時血糖値 126 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(2) 誤 1回のみの検査で随時血糖値 200 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(3) 誤 1回のみの検査で 75 g OGTT2時間値 200 mg/dL 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(4) 正 1回のみの検査でHbA1c (国際標準値) 6.5% 以上であれば, 糖尿病型と判定する.
(5) 誤 血糖値とHbA1cがともに糖尿病型の場合は, 糖尿病と診断する.
11=(2)
(1) 誤 低密度リポたんぱく質 (LDL) は, 血中におけるコレステロールの主要運搬リポたんぱく質である.
(2) 正 低密度リポたんぱく質 (LDL) は, 受容体を介して細胞内に取り込まれる.
(3) 誤 高密度リポたんぱく質 (HDL) は, 末梢組織にあるコレステロールを肝などへ運び込む役目を担っている.
(4) 誤 血中リポたんぱく質で比重が最も重いのは, 高密度リポたんぱく質 (HDL) である.
(5) 誤 持久性運動トレーニングにより, 高密度リポたんぱく質 (HDL) 濃度は上昇する.
12=(4)
(1) 誤 高尿酸血症は, 血清尿酸値が 7 mg/dL 以上で診断される.
(2) 誤 高尿酸血症は, 中年男性に多くみられる.
(3) 誤 高尿酸血症は, 大半が腎臓における尿酸排泄障害に起因する.
(4) 正 高尿酸血症では, 薬物療法が主である.
(5) 誤 高尿酸血症では, 尿酸産生抑制剤 (アロプリノールなど) や尿酸排泄促進剤 (プロベネシドなど) を服用する.
13=(4)
(1) 誤 口内炎, 舌炎の原因に, ビタミンB2の欠乏がある.
(2) 誤 暴飲暴食や不適切な食品の多量摂取後などの急性胃炎では, 胃の保護のため初期2日間程は絶食とする.
(3) 誤 慢性胃炎の原因に, 胃酸分泌亢進がある.
(4) 正 慢性胃炎で特に症状がない時期には, 胃に負担をかけない食品ならなんでも食べるように指導する.
(5) 誤 胃に負担をかける食品として, アルコール, カフェインなどの刺激物などがあげられるが, 核酸を多く含む食品は一般に胃に負担をかけない.
14=(2)
(1) 誤 下痢がある場合, 十分な水分補給を行う.
(2) 正 長期の下痢では, 電解質異常を伴うため, 電解質を含む水分補給が必要である.
(3) 誤 下痢による腸液喪失では, 大腸内のカリウムが大量に喪失するため低カリウム血症がみられる.
(4) 誤 高脂肪食は下痢を悪化させるので, 下痢では低脂肪食 (脂質エネルギー比 15~20%) とする.
(5) 誤 慢性下痢症では, 発酵しやすい食品や脂質の多い食品は制限する.
15=(3)
(1) 誤 肥満や非アルコール性脂肪肝 (NAFLD) は, 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) の原因となる.
(2) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, インスリン抵抗性がみられる.
(3) 正 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, 肝臓組織の繊維化が進む.
(4) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) では, 肝臓組織の鉄量が増加するので, フェリチン高値の場合は鉄制限食とする.
(5) 誤 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) は, 肝硬変, ひいては肝臓がんに移行することがある.
16=(1)
(1) 正 心不全の症状の1つに, 不整脈がある.
(2) 誤 左心不全では, 心拍出量が低下するので血圧は低下する.
(3) 誤 右心不全の症状に, 浮腫や静脈怒張がある.
(4) 誤 右心不全の症状に, 浮腫や静脈怒張がある.
(5) 誤 左心不全では, 肺うっ血により呼吸困難をきたし (心臓性喘息), 起座呼吸となる.
17=(4)
(1) 誤 急性糸球体腎炎は, A群β溶血性連鎖球菌に感染することにより発症しやすい.
(2) 誤 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(3) 誤 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(4) 正 急性糸球体腎炎の症状は, 突然の血尿, たんぱく尿, 高血圧, 浮腫である.
(5) 誤 急性糸球体腎炎では, 血清抗ストレプトリジンO (ASO) 抗体価が上昇する.
18=(4)
(1) 誤 慢性腎不全は, 治療により回復しない不可逆性変化である.
(2) 誤 慢性腎不全では, 糸球体濾過量 (GFR) は正常の 30% 未満である.
(3) 誤 慢性腎不全は, 血清クレアチニン濃度は 1.2 mg/dL 以上である.
(4) 正 慢性腎不全における尿毒症では, 中枢神経症状が出現する. 尿素窒素, 尿酸, クレアチニンなどが蓄積し, 知力減少や昏睡を招く.
(5) 誤 慢性腎不全では, 腎でのカリウムおよびリンの排泄障害により, 高カリウム血症および高リン血症がみられる.
19=(2)
(1) 誤 慢性腎臓病 (CKD) のステージG1~G5では, エネルギー量は 25~35 kcal/kg 標準体重/日とする.
(2) 正 CKDの重症度分類でG1, G2では, たんぱく質制限は行わず, 1.0~1.2 g/kg標準体重/日とする.
(3) 誤 CKDの重症度分類でG1, G2では, たんぱく質制限は行わず, 1.0~1.2 g/kg標準体重/日とする.
(4) 誤 CKDの重症度分類でG3a, G3bでは, たんぱく質制限食 (0.8~1.0 g/kg標準体重/日) とする.
(5) 誤 保存期腎不全 (CKDステージ G4) では, 低たんぱく質 (NPC/N比 500~600) の成分栄養剤を用いる.
20=(2)
(1) 誤 甲状腺機能亢進症では, 基礎代謝が亢進する.
(2) 正 甲状腺機能亢進症では, 甲状腺の肥大とともに眼球突出をみとめる.
(3) 誤 甲状腺機能亢進症では, 頻脈となる.
(4) 誤 甲状腺機能亢進症では, 基礎代謝が亢進しているため食欲が亢進する.
(5) 誤 甲状腺機能亢進症では, 体重が減少する.
21=(4)
(1) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸でエネルギーを多く消費するため安静時エネルギー消費量が増加する.
(2) 誤 進行した慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸困難によるエネルギー消費と摂食不良のため体重が減少する.
(3) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, マラスムス型の栄養障害がみられる.
(4) 正 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 呼吸筋の過剰な活動により血漿分枝アミノ酸濃度は低下する.
(5) 誤 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では, 全身筋肉量の低下がみられる.
22=(1)
(1) 正 鉄欠乏性貧血では, 鉄剤の服用は貯蔵鉄が充足されるまで継続する.
(2) 誤 鉄欠乏性貧血では, 脱水症状は起こりにくい.
(3) 誤 鉄欠乏性貧血では, 白血球, 血小板は低値を示さない.
(4) 誤 鉄欠乏性貧血は, 腎機能の低下を伴わない.
(5) 誤 妊娠時にみられる貧血には鉄欠乏性貧血が多く, 妊娠月数が進むに従って軽度になることはない.
23=(4)
(1) 誤 若年者のダイエット (食事制限, 欠食) は, 将来の骨粗鬆症の発症を助長する.
(2) 誤 骨粗鬆症の栄養指導は, 骨密度が最大になる20歳頃に達する前から行う.
(3) 誤 骨粗鬆症の予防のために牛乳で目標カルシウム摂取量の 80% 以上を確保しようとすると, 脂質やたんぱく質の過剰摂取となる.
(4) 正 骨粗鬆症の予防には, コラーゲン形成に必要なビタミンCを適量摂取することが大切である.
(5) 誤 骨粗鬆症の予防には, コラーゲン形成に必要なビタミンC, カルシウムの吸収に必要なビタミンD, 骨形成に必要なビタミンK, その 他良質のたんぱく質などを適量摂取することが大切である.
24=(3)
(1) 誤 液性免疫には, Bリンパ球が分化した形質細胞によって分泌された免疫グロブリンが関与する.
(2) 誤 免疫グロブリン注射は, 受動免疫である.
(3) 正 免疫グロブリンは, Bリンパ球が分化した形質細胞によって産生される.
(4) 誤 腸管免疫防御には, 分泌型IgAが関与する.
(5) 誤 花粉症には, IgE抗体が関与する.
25=(4)
(1) 誤 がんの化学療法施行時には, 副作用として消化管運動の抑制が起こるため下痢や便秘を起こしやすい.
(2) 誤 腹部に対する放射線療法では, 消化器症状 (味覚変化, 悪心, 膨満感, 嘔吐, 下痢など) を起こしやすい.
(3) 誤 大腸がんでは, がん胎児性抗原 (CEA) が高値になる.
(4) 正 肝細胞癌では, 腫瘍マーカー (α-フェトプロテイン) の上昇, 全身倦怠感, 食欲不振等がみられる.
(5) 誤 末期がんでは, 悪液質がみられる.
26=(3)
(1) 誤 胃切除後症候群として, 下部食道括約筋圧の消失による逆流性食道炎がある.
(2) 誤 胃切除後症候群として, 内因子の欠乏によるビタミンB12の吸収不全を原因とする巨赤芽球性貧血 (悪性貧血) がある.
(3) 正 胃全摘術後の巨赤芽球性貧血発症時には, ビタミンB12欠乏の症状である神経症状がみられる.
(4) 誤 巨赤芽球性貧血は, 術後数年以上経過後に見られる合併症である.
(5) 誤 胃全摘術後の巨赤芽球性貧血は, ビタミンB12の静脈内投与で治療する.
27=(5)
(1) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 食欲低下や摂食機能障害によるたんぱく質の摂取不足がある.
(2) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 肝臓の機能障害によるたんぱく質の合成量の低下がある.
(3) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 手術中の失血, 浸出液等によるたんぱく質の喪失がある.
(4) 正 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, たんぱく質代謝の亢進によるたんぱく質必要量の増大がある.
(5) 誤 外科関連疾患にみられる低たんぱく質血症の原因の1つに, 糖新生の亢進による体たんぱく質の分解の亢進がある.
28=(4)
(1) 誤 意識障害, 脳血管障害, 脳神経障害, 脳性麻痺, 加齢, 向精神薬などは, 嚥下障害の機能的原因になる.
(2) 誤 舌炎, 扁桃炎, 食道炎, 甲状腺腫などは, 嚥下障害の器質的原因になる.
(3) 誤 神経性食欲不振症, 認知症, 心身症などは, 嚥下障害の心理的原因になる.
(4) 正 嚥下障害は, 誤嚥性肺炎の原因になる.
(5) 誤 嚥下障害患者では, 水分の摂取が難しく, 脱水症状になりやすい.
29=(4)
(1) 誤 メープルシロップ尿症の栄養管理では, 分岐鎖アミノ酸の摂取制限が必要である.
(2) 誤 ガラクトース血症の治療では, 重要なエネルギー供給源であるショ糖や果糖の除去は行わない.
(3) 誤 ヒスチジン血症の治療では, ヒスチジン除去を行う.
(4) 正 尿素サイクル異常症では, 低たんぱく質食とする.
(5) 誤 ダウン症候群は, 肥満になりやすい.
30=(4)
(1) 正 誤嚥性肺炎の対策として, 口腔ケアが実施される.
(2) 正 転倒による骨折は, 寝たきりの原因となる.
(3) 正 食事摂取量の減少は, 脱水症の原因となる.
(4) 誤 失禁がある場合は, 水分の補給を行う.
(5) 正 糖尿病や腎不全は, 褥瘡悪化の要因となる.
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次回は, 臨床栄養学 実戦問題4の問題です.