今日は市内で某カジュアルショップのお仕事でした。
お母様も写メを送って下さいましたが、スタッフAが立ち会ったのでそちらを。
遠目ではありますが、ナチュラルでいい笑顔だと思います。
ナチュラル…で、ありながら、写真を撮られる為のちゃんとした笑顔は東洋人は苦手と言われています。
普段ご家庭での中やお友達と遊んでいる時のそのままの笑顔(人によっては目がなくなる表情)、おすましした笑顔、目は大きくキープしたまま、お口だけ笑う顔、全て求められます。
ロケや、自然な動きの中でいいところをカメラマンさんが捕らえてくれるような撮影だといいのですが、バック紙の上の撮影(パッケージや流通)だと、目はなるべく大きく、お口だけ笑える表情が出来ると有り難がられます。
お口だけ笑う場合、わざとらしくなりがちなところを、それでも自然な笑顔に見えるようにしなければなりません。これは持って生まれた天性でわざとらしくならない子もいれば、レッスンや現場を積み重ねて上手になってゆく子もいます。私たち東洋人は後者のケースが多いです。
よくレッスンでも伝えていますが、何か目的を持って、目線を運ぶと、目が生き生きして来ますよ♪特に女の子にその傾向があるようなんですが、鏡の前で自分の表情をチェックしている時の目がとってもきれいです。なので、鏡を見るようにレンズを覗き込んでごらん、とアドバイスする時もあります。
で、目がなくなるほどの笑顔ですが、それはそれで重要な時もあります。先日も書きましたが、子役に求められるのは「明るく、元気に、爽やかに」です。小さい子ほど、この表情だと目線が来ない事が多いです。目線が外れていてそれがより素晴らしい1カットの時もありますが、目線を求められる方が確率としては多いです。
ポーズレッスン時のカメラテストを通して、頑張って行きましょうね。