きららのきらきら生活

ただ今のんびりソウル旅行記アップ中です~

『沈まぬ太陽』

2009-10-26 | ☆2009年*鑑賞映画☆


公開2日目のサービスディに「沈まぬ太陽」観てきました。やっと、やっと映画化ですね☆


国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うが……。
 
なぁんかすごかったー。
何がすごいのか、これまたよくわからないけどすごかった。すごい作品です。3時間半近くの上映時間でもまったく苦にならないです。途中休憩が入るのだけどむしろいらないくらいでした。


なんといっても「沈まぬ太陽」のすごさは原作ありきですよね。まーよくもこんな本が書けたもんだ。そしてよくもコレを映像化したもんだ。
おバカな私は「どうしてこれが映画とかドラマにならないのかなー」って思っていたけど、考えるまでもない。「国民航空(NAL)」というものがあの航空会社のことであることは間違いないのだから。そして御巣鷹山のあの事故。。。
問題いろいろありますよね。。
 
映画は原作で言う「アフリカ編」と「御巣鷹山編~会長室編」が交差して進んでいくのですが、この見せ方が私てきにはよかったと思いました。
そうすることによって、わかりやすくコンパクトに話がまとまっていたんだと思います。
とはいうものの、最初からあの事故が出てくると思わなかったから、前半はもう涙止まらなくて大変でした~。
でもあのシーンが最初にあるからこそ、一気に映画に引き込まれてしまった。そこからはひたすら恩地の過酷なそして信念を曲げない生き方を見せてくれました。


この作品、まさに今観るべき作品だと思います。
企業の体勢もそう、私を含め現代人にはかけているのではないのかと思える強い信念。賛否両論あるだろうけど、、、わたしは観てよかったと思える1本でした。

ラストの太陽がキレイで、そしてなんだかとても力強くて。。。とてもよかったです。


わたしの評価
★★★★☆ 


原作も未読ならおススメ 「御巣鷹山編」は読むのもつらいけど、、、私も時間を見つけて読み返したいと思います。


ちなみに、、、この作品を観る前日に今放送中の「不毛地帯」第一話&第二話をイッキ見しました~。こちらもおもしろい。
「沈まぬ太陽」には「不毛地帯」の壱岐正みたいな経歴の人でてきましたね~。同一人物じゃないのかな?気になりました~



最新の画像もっと見る