goo blog サービス終了のお知らせ 

風さんの今日の詰碁

おかげさまで五年目に入りました^^。
きときと碁界の話題も提供していきます。
一緒に囲碁の世界を楽しみましょう。

つれづれに 9 徐々に

2014-01-03 21:05:21 | Weblog

先日、久しぶりに入室出来ました。

パスワードを忘れ、困っていたのですが風の子が見つけてくれました。

 海の神が亡くなって、今日で106日目になります。1月1日が101日目なので数えやすい。

まだ、日々あわただしくて、過ぎし日々の想い出に浸るゆとりもありません。

断片的にいろんな思いが浮かんでくるのですが、整理がつかないままに、主夫稼業に追われ、もう一人の我が家の神(今年90才になる老母、迫りくる老いと好勝負を展開中^^)と漫才チックに過ごしています。

碁盤が画面に出せなくなっているので、そちらの方も徐々に復活していきたいと思います。

まずは久しぶりの投稿をしてみます^^。


つれづれに 8 詰め碁らしい問題 2

2013-08-18 10:01:01 | Weblog

前回の解答です

 

上図黒1が素晴らしい急所の一撃。

白軍はダメヅマリのため、抵抗が出来ません。

黒3,5とアタリ、アタリの連続攻撃で、黒7まで、あっという間に一眼にされてしまいました。

黒から見ると痛快な手順です。

 

下図は失敗例、正解図との違いを比べてみましょう。

 

 

解答がわかる人は、きっと打つ前に生きの形(二眼)や死にの形(一眼)が浮かんでいるのでしょうね。そうなるように例題をたくさんこなしましょう。

 

では今日の問題です。今度は白先生きです。白の立場で考えてみましょう。

前回の白の手では生きませんでしたが、二眼が出来やすい地点はどこでしょうか。

 

 

 

今週は久しぶりに家族が集まった。

良い時間を過ごせた。

かといって、時間が止まるわけではない。

半年後、1年後のことを想わないではないが、今は一日一日を大事にしてやるべきことをしっかりこなしていかなくては。

 

 


つれづれに 7 詰め碁らしい問題

2013-08-16 10:39:25 | Weblog

前回の解答です。

風の期待する解答は手抜きです^^。

後1手白が打ってからでも取れるのですよ。その変化がわかるようになってほしいのです。

下図に2例を示しておきます。例えば白1と打ってからでも黒4まで、二眼出来ません。

 

 

 

 

 

他に黒から攻めて、取れる例も示しておきます。

 

 

上図の他にも色々な取り方があるので、チャレンジしてみましょう。

 

では今日の問題です。黒先白死、

今回は詰め碁らしい形をしています。

ヒントは初手が、ダメヅマリを利用した、かっこいいい手です。

その後は、アタリアタリで白に余裕を与えずに1眼にします。

考えてみましょう。

 

 

お盆休みも後半戦に入りましたね。

風のツインも昨日一緒に帰って行きました。

娘たちはまだ残ってくれています。

平穏な日々が一番良いですね^^


つれづれに 6 マルチ碁復活

2013-08-14 10:20:03 | Weblog

マルチ碁が復活しました。

ただもう少し問題があります^^

前回の解答です。

下図のように上辺は黒2が正解。

下図は手抜き(=パス=白は生きる形はAとBの2子が必要→ということは、白軍がAに打ったら黒Bまた白がBと来たら黒Aと打てば二眼が出来ない→ということはそこは黒地と判断出来るということになります→現時点で要らない手を打つと1目陣地を損をします→そしてそれ以上に大事な一手をパスしたことになるのですね→だから、一刻も早く他所の急ぐべき地点に選択した方が良い)が正解です。

 

 

問題というのは黒1にならない、ということなのですが、これはそのうち直る可能性があるので、しばらくは初手を2から表示しますのでご容赦願います。

 

さて今日の問題です。

下図で白1と打ちました。みなさんが黒です。

この白の一団の行く末は?

 

 

上図はかなりレベルが上がっています。

どこかに黒石を打つかあるいはパス出来るのか、しっかり「手を読む」練習をしてみましょう。

風の期待に応えてくださいね^^


つれづれに 5 中手の形

2013-08-06 10:33:02 | Weblog

前回の解答です。

上図は黒1が正解

下図は手抜き(パス)が正解です。合いましたか^^

上辺は白軍に1と打たせると2眼(D8の空点が1眼、それとE9とF9の2か所が1眼、で合計2眼あると判断します)出来るので、その前に黒1と打つ必要があるのです。

1眼と似た形で欠け眼があるので、その違いも研究しましょうね。

 

特に下辺の形は自分の手番だと、

1せっかく自分が打てるのだから、相手に打たせることはない

2相手からどのような手段があるかわからないから、自分の知ってる死にの形を作りたい

上のような心理が働いて、AとかBに打ちたくなるのだろうと思います。

 

理解が出来てる人たちの考え方は、前回も説明した通り、

1白が生きるためには(2眼が出来る形は)AとBの2子が必要である。でも2手続けては打てず、白が先にAかBに打ってからでも残りの方を打てばよい。上辺と同じような形、中手に出来る。

2すでに取れていると判断すれば、そこはもう黒の陣地なので、不必要な黒石を打つと、陣地が1目も損をしてしまう。そしてもっと大きな損は一手パスをしたのと同じなので、相手軍に他所の好点に回られると、少々の優位も吹っ飛んでしまう。

 

まあ、オーバーに言うと^^そういうことなんですね。

そこで理解できそうな形からしっかりマスターしていくことが大事になってくるのですよ。

 

では今日の問題です。

黒先。上辺と下辺の白の形をどのように判断して、着手しますか、あるいはパスをする知識(判断力、決断力)が身についてきましたか。

問題を解くポイントは、黒番であっても、白の立場になって、生きる形があるかどうかを推測する必要があるのでしたね。すると正解が見えてくるはずです^^


つれづれに 4 判断力

2013-08-05 09:42:16 | Weblog

前回の研究です。まず、下図をご覧ください。

 

 

黒番です。A、B,C,などと白石を取りに行きますか?と質問されたら、どんなふうに答えますか。

1 取れると嬉しいから取ります。

2取れてそうだけど、自分の勘違いで生きられると嫌だから今のうちに取っておきます。

3白は生きることができない、死に石なのでパスして他所へ行きます。

 

このブログは1や2を経て3の判断が出来るようになることを目標としているんですよ^^

リラックスしながらゆっくりゆっくり行きましょうね。

 

ではあらためて、前回の課題図です。黒先、どうしますか。

急に難しく見えるでしょうか^^

 

どうするか、どこに打つか、と聞かれた時に、「それでは白の立場ではどの形になると生きるのか(2眼が出来るのか)」を正しく判断する必要があるのです。

上図ではAとB、両方とも必要ですし、下図はC,D,E,の三手が必要であり、そのどれかがなければ、逆に黒石が来たら、2眼が出来ません。

ということは、先に一手手当てをしておく必要がない、白から先に打たせてからでも間に合う。この想像力、決断力が囲碁の死活の判断力を高めるうえにおいて、最も重要なことなのでしょうね。

すでに取れている石なら取らない方が得ですから!(囲碁は陣地の大きさを競うゲームであり、1目でも損をしないようにすることが大事になってきます)

したがって問題図の解答は以下のように判断してほしいのです。

上図は白軍は生きるのにA,Bの二手が必要であり、続けては打てないのですでに取れていると判断して他所へ行く(パスをする→まだまだ他の好点に先着して優位を保ちたいから)。

下図も同様、白が生きるためには3子の白石がどうしても必要であり、しなくても良い予防注射は一手と1目の損ということをしっかり見極めること。白石が2手来てからでも全ての石を取ることが可能、ここの戦いは終わった、白は取れていると判断して、一刻も早く他所へ向かうべきである。

 

いかがでしょうか^^

最初に紹介した図に対する判断と上の図では相当レベルに開きがあると感じませんか。というか理解しないといけないことが急に増えてくる感じがしますね。最初のハードルかもしれません。頑張りましょう。

 

では今日の問題です。黒先どのように判断しますか。正解かどうかはみなさんが判断してほしいのですが、人気のある手はA,B,Cの三手でしょうか^^

この形は5目中手と呼ばれていて、中手(大きな一眼)の王様と言って良いかな。

中手を制すると詰め碁が少し好きになるはずです。

三目中手、四目中手、五目中手を理解するように頑張りましょうね。


つれづれに 3 ベスト5 続々

2013-08-04 10:00:10 | Weblog

解答の続きです。

黒1のハネ(石を取る時の最初のポイントです)が絶対なんですね。

相手軍の広さを狭めていき、最終的には2眼にしないイメージです。

 

 

 

続いて、黒はA,B,Cの三角形(4目中手=一眼=白死)に導くのですが、最初にどれを選ぶかが大切です。

下図の手順が正解です。このあとは、前回説明した通りです。

ね、難しいですね^^

 

 

失敗例を一つ上げてみましょう。

 

上図の黒1は人気がありますが、白軍には上手い切り返しの技があります。

白2が良く、以下白6まで2眼が出来てしまいます。

また黒3で4と打ってくれば、今度は白3!が素晴らしい対応手、黒6とつないだ形はセキ生きとなります。

 

風は、このブログを始めた時、下図に似た図を紹介しました。

黒先です。白は?

 

 

囲碁を習い始めて、そして詰め碁を教わるようになるとすぐに出題される形です。

「簡単じゃない。上はAで下はBでしょう」「それで(生きるための)2眼は出来ないので白を取れています」

全くその通りです^^。

碁は簡単かもしれない、僕にも出来そうだ。

気を良くしながら、次へと進んでいき、しばらくすると、うん?どうすればよいのかな、さっぱり後の展開が見えてこない、ということになっていくのですね^^。

そこで下図をご覧ください。今日の問題です。というか課題図です。黒先、

みなさんはどう判断してどこに打ちますか。

この図になると、かなりレベルが上がっています。そしてこの図の意味が分からない人たちが、しっかり理解できるようになってほしい、少しづつでも手が読めるようになってほしいと思い、このブログを始めたのです。

 

 

読んでさえいただければ、詰め碁が苦手な人でも考えたくなる、少しづつでも自信がついてくればしめたもの、と当初は自信を持って始めたのですが、これがなかなか簡単には行きませんでした。以来、手を変え品を変え、風なりに工夫をしながらも、気がついてみると丸4年以上の月日が経っていたと言う次第なんですね。

問題図の解答候補は、AからEの符号がありますが、実はそのどれでもないのですよ。「手抜き=パス=他の好所に先着する」という素晴らしい手筋があるんですね^^

それがお分かりになる方は、もう入門や初級レベルではない、と自信を持ってください。

一昨日から再開して、アクセス数は83,96,143名と少しずつ増えてきました。以前読んでいた方が戻って来ていただいてるのかもしれませんね。ありがとうございます。

 

 

 


つれづれに 2 ベスト5 続

2013-08-03 09:08:19 | Weblog

前回の解答です。

研究をしてみましょう。まずは失敗例です。

 

 

上の2図はありそうな失敗です。

自分なりに狭めて(ハネて)いったり、急所に先着したりしたのですが、上手くいきません。

実は全くポイントが外れているのではないのですね、いわゆる「打つ手順が悪い」のです。

下の図も同じです。しかし惜しい!

 

 

では正しく打てた正解図を見てください。

 

上図は白が取られているのです。

下図のように見事に一眼に出来ました。

 

 

正解図と失敗図を比べてみると、どに違いがあるかわかりますか。

ではもう一度チャレンジしてみましょうか。

ヒントは、一手目はハネ(スペースを狭めるため)なのですが、(右方からではなくて)左辺の方のハネからが大事なんですね。その後で、三角形(4目中手=1眼を目指す)を作りに行くのです。

このヒントで石の動きが頭の中で出来る人は有段クラスの力量はありますよ。頑張りましょう。

黒先白死(くろせんしろし)


つれづれに 1 ベスト5

2013-08-02 08:41:09 | Weblog

画像を掲載する練習です。

少しずつ思い出しました。あの日の出の山をクリックするところがポイントでしたね^^

 

ということで久しぶりですが、詰め碁を紹介します。

黒先白死

 

 

上図は僕の好きな問題の一つです。

「出来れば県代表クラスの力はあるよ」

と言って、子供たちや腕自慢の人たちに出題しています。

この問題は、有名な詰め碁集の中にある、有名な問題なので^^知ってる人は知ってるでしょうが、初めて解く人には相当難問でしょうね。

若いころ、風も解けずに答えを見た時の軽い感動は今でも忘れません。

「へー、そんな手が一手目なのか。ふーん」

 

では一手目をご紹介しますね^^

下図の黒1です。

 

ねっ、どうでしたか、黒1は浮かびにくいですよね。

そこで今日の問題です。

上図黒1に白は2と応対してきました。

ここからどうなりますか。黒先白死ですよ。

石を取る時のポイントは以下の3つです。

その1 (相手の)スペースを狭める→ハネなど

その2 眼の急所に先着する→ポンヌキの形を作らせない

その3 大きな一眼にする→三角形を作り4目中手にする、など

 

上図のレベルは有段クラスです。

解答の解き方がピンとこない方も次回の解答で、ふーん、と感じていただければいいですよ。

風も少しずつペースをつかんでいきたいと思います。


碁盤のない日 44

2013-08-01 08:10:00 | Weblog

久しぶりにアクセスランキング欄を開いてみた。

ここ1週間の間、50人(回かな)前後のアクセスがある。

ということは、100日以上更新していないが、まだ時々覗いていただいている方があるということだろうか。

とすれば、詰め碁や攻めあいの問題には古い新しいは関係ないし、その都度魂を込めて紹介してきたつもりなので、ありがたい話である。ぜひこれからも過去の問題をご覧いただければと思います。

ただ、ここまで長く空くとは思わなかったし、今後のことははっきり続けられるかは分からないが、何か書きたくなったら、これまでフェイスブックに載せていたことを、こちらに書いていこうかなと思います。

詰め碁の掲載も復活したいところですが、載せ方を思い出さなくてはいけません^^

今、一番心にあることは、まずは家族のこと、そして大げさかもしれませんが今後の囲碁界の行く末です。

かなり重い話題なので、書ける範囲で書きたくなったら書いてみたいと思います