上図が前回の問題図。時間が開き失礼しました。
どちらが何目勝ってるか、という問題でした。
答えは、黒地は2目、そして白地は32目(空点4目+黒の死に石14子×2)ですから、白の30目勝ちです。わかりましたか。
真ん中の黒は死石なんですね。理由はわかりますか。
黒からは生きるために二眼必要なのですが、もう有効な手段はありませんね。
下図をご覧ください。
白は1以下を打たなくてもよいのですが、黒を取れることを証明しています。
死に石は取り上げようと思えば必ず取れるのです。生き石はその逆で失敗しない限り^^絶対に取られることはありません。
いろいろな一眼の形があります。A,Bと並んでる二目は二眼あるとは言いません。
一眼と二眼との違いを区別できるようになりましょうね。
ちなみに下図なら二眼あって生きています。AにもBにも白は入れません。
つまり、二眼作る時のポイントは斜めに空点が必要なことが多いのです。上図の並んだ二目の形と比べて違いを感じ取ってください。
では今日の問題です。 同じく終局時の計算の問題です。
どちらが何目勝ちましたか。
まず最初に、どの石が生きていてどの石が死んでいるか、確認から始めましょう。
左側の白は何でしょうね^^。生きているのか取られているのか。また中に囲まれている黒5子は取られているのでしょうか。悩ましいでしょうね^^。
小休止
もうクリスマスですね こちらはかなり雪がつもりました。みなさんは幸せな時間を送られてるでしょうか^^
過ぎれば新年はあっという間に訪れそうです
最近、よく漢字一文字で今年を振り返るというのを見かけます。
今年は「暑」でしたね。
こういうのは関心が薄い方ですが、風にとってはどうかなあと考えてみたら、
「会」という字が浮かんできました。
出会い、会話、碁会、一期一会、密会、おおっと脱線しそう^^、これは川柳の影響かも、新年会、最近参加した望年会は良かったかな^^、たくさんありそうですね。
今年、一年を振り返ると、こと囲碁に関してだけでもいろいろな方との出会いがありました。
30数年ぶりに、囲碁部の後輩が遊びに来てくれた時は、ほんとにあっという間に学生時代に戻れた感じでした。つい、先日は晩白柚(ばんぺいゆ)なる大きな果物(なのかな)を送ってくれました。
母子囲碁教室はにぎわっているのだろうな^^。
旧知の方から、初めての出会いなど、互いに意気投合して、話が合うと、趣味以外のことでもいろいろお互いのことに関心が深くなっていく。
互いの夢や目標が近いともっと嬉しさが高まります。魅力ある人との出会いは人生を豊かにも感じさせてくれるものですからね。
風が不安な時でも、会って話をすると、すごく元気づけられるし勇気も湧いてくる。
本当に、あんなに悩んでいるように感じていても、ちょっとしたことで元気になるのは不思議ですねぇ。根が単純なんでしょうね^^。
今年はそういう出会いが多くあった年でした^^。出会った人たちに感謝です
その出会いを大切に、来年に向けてさらに充実させていければうれしいですね。そうすれば更なる新しい出会いも待っているでしょうから。
囲碁は人の輪(和)が格段に広がる要素をたくさん持ってます。
盤上においては、お互いに全くハンディなし(置き石は心身のハンディでなく、技術上でのことだからハンディではないのです^^)。
初めての方とでも一局打ち終わると互いに顔を見合わせて、自然に笑顔になってしまう。互いの距離がぐんと近くなった気がします。これも囲碁の大きな魅力でしょうね。
そんな心に潤いのある囲碁ライフ、「学校に囲碁!」「家庭に囲碁!」もう一つつけ加えて「友人たちと囲碁!」この三つの実現、進展、和を広げていくことを夢見て、新年を迎えることにしようかな^^
風は、人の一生は「喜⇔怒⇔哀⇔楽」の繰り返し、積み重ねだと思ってますが、この一年は特にそれを強く感じた年でした。
来年はさらなる飛躍の年になるかどうか、途中、怒も哀もあるだろうけど、最後は楽になるように、そしてまた新しい喜びを感じられるように、最初の出会いを大事にしたいと願っています。
当欄をご覧いただいてるみなさんにとっても、喜びのある出会いがありますように