今日は大みそか、今年最後の問題です。黒先
白1,3とハネつないできました。
さて今までならAとつないで終局、『また負けたかなぁ』と嘆いていたかもしれません。
が、これまで当欄で手筋の勉強を重ねてきていただいたみなさんなら、もうそんな気持ちとはおさらばでしょう^^
「碁は断(だん=キリ)にあり」
細川翁の残された言葉ですが、まさしく囲碁は切るゲームなんですね。
切られて嫌な思いはたくさんされてきたことでしょう。そうならないように、来年はキリの正体を見破ることにしましょうね。覚えてしまえばこんなに強くてかっこいいボディガードは手放せなくなりますから^^
ということでしばらく最高、最強の「キリ特集」といきましょう。
前回の解答です。
下図黒1から3と一眼作ります。これで黒の一団は生きです。
下図黒1以下欲張るのは失敗です。
返って黒は眼が出来なくなり、全部取られてしまいました。
上図のように、前々回の解答では正解であっても、ダメヅマリの関係で今回のように上手くいかないこともあるのです。使い分けれるようになりましょうね。迷われたかもしれません。
さて喜怒哀楽の日々の繰り返しだった今年も後一日を残すだけになった。
まだまだやることが多く残っており、ゆっくりと今年を振り返る余裕はない。
新しい出会いも多くあった。その時のみなさんの笑顔が風の原動力でもある。
「一歩、一歩」
しっかりと目標を見据えて歩いて行かなくちゃ。
昨日はとんぼで、へいちゃん先生を慕う「ジュニアと大人の指導碁会」が行われた。
ジュニア20名、大人7名。
なかにはプロ棋士と初めて対局する子も2名いた。
二人は小学5年生
「こんなに面白いものはない」そうだ^^
この10才、11才の頃がいわゆるゴールデンエイジ。吸収力、感受性、主体性、反抗期など初めての自己表現をする年頃、どのように成長していくかとても大事な時期なのだ。
彼らの眼にへいちゃん先生との手談義はどう感じたのだろうか。
囲碁の道を進み始めた彼らにはきっと良いスタートが切れた日として記憶に残ることを期待している。
みなさんも日々新たにして良い年をお迎えください。
また明日です