「たぬき音楽祭」-ネオ公民館『誉』-「NU」 その他ごくたまに日記が書かれたもの。

8割告知。1割旅行記。1割日記。大橋周辺を歩いてます。

少し たび

2014年12月17日 | 日記
2014年。





イベントごとを除けば、今年は旅のはじまりみたいな年だった気がします。
それまで溜まっていた違和感や、つぎはぎな感覚では色々誤魔化せなくなって、自分の中では、色んなこととさよならできた1年で、わりと大変な1年でした。



そんな折に読んだ東浩樹さんの「弱いつながり」と、ヤングの「アドベンチャー」を聴いてから、何かがスッとした気がするし、同時に怠けていた自分の中の本当の時間みたいなのが動き始めたような気がしています。
本当の時間なんていうと大袈裟で、あまり相応しくない言葉だとは思いますが、なんかそんなような1人1人の全体ではなく個人で流れている時間みたいなものです。

全体の流れで生活していると、調子がいいとき(何も考えなくてもいいとき)はうまく運んでいるように感じても、ひとつひとつの解像度を上げざるをえない状態になると、急に流れがノイズやテレビの番組みたいに見えてきます。
自分が見たい番組じゃないのに、洪水のように流されている状態が気持ち悪いし、テレビがなかったら笑えないのかと自分に対して「ハッ」とさせられる瞬間が何度もありました。そんな時、ゆっくり本を読んだり、遠くではなくても知らない街に行きたくなります。


例えばそれは港や路地の食堂であり、山里の温泉だったり、路線バスや電車の中だったり、その時々の本当の場所、本当の時間みたいなものを探しているような気がします。





こんなことを書いてると病んでるのかと思われそうですが、いたって調子がよく、スッキリした気持ちが続いています。それは1人でも安心できる時間を少しでも見つけられたからなのかもしれません。1年の終わりに、なんかそんなようなものを発見できたことが何か嬉しかったのです。



2014年。
自分のおざなりにしていた時間と向き合うにはとてもいい1年だったと思います。


ヤングのボーカル・てっちゃんのtwitterで、「アドベンチャー」のことを次のように話ていました。



“アドベンチャー、外の世界へ飛び出すフレッシュな「冒険」と、自分の内なる世界を旅する孤独な「冒険」を、自分自身で抱きしめて、肯定して、歩き出すための歌。1人ひとり、自分にとっての旅に出る理由が必ずあると思います。どうかそんなあなたの歌になりますように、と歌いました。”



勝手な拡大解釈かもしれませんが、僕にとってとても大切な歌となりました。


そして、来月。
松江でこの歌を聴けることがとても楽しみです。








あ、今を感じたい。








1月11日(日)『大橋迎春歌謡サミット』詳細→http://blog.goo.ne.jp/gotoukenta_1983/e/b37ee84997a27b5af153157fb16744bd
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続・ぼくらが旅にでる理由

2014年08月07日 | 日記



心ん中のなんかすごく微妙で、大切な部分をまもっていかなきゃって思う。







そのために、意味もなく遠くへ行ったり、1人にならなきゃってことを色んな節目節目に思う。


喜びや嬉しさのためには、つぎはぎや監視しあう繋がりでなく、なんかもっと1人1人は解放された方がいいよなって思うようになった。


小沢健二でいうところの、「返事じゃない言葉を喋りあうため」だったり。




この数カ月、自分の中でひとつひとつの違和感がようやく解消されるようになって、不思議なぐらい余裕ができてきました。軸足を満たされる方から満たされない方へと足を向けなければ満足できないことに気付けたし、苦笑いの数も減りました。



こんなことをツラツラ公開しない前提でメモ紙に書いていると暗いなーと最初は思ったけど、ひっくるめて面白いなーと思えるようになった。




ロハスとかスローライフとか、そういう響きから漏れる利己主義感がどちらかといえば嫌いだけど、生活の中からふとこぼれる瞬間の、コーヒーを美味しく煎れられた日だとか、水やり忘れて萎れていた花が次の日にまた咲き始めたりとか。そういうことの大事さが頭ではなく、体でわかってきました。



好きなものと大切なものと、また向き合うために沢山1人になって旅をしました。
旅といってもどっか行くことより、それは本の中や音楽の中や映画の中を行き来することでもあって、結果的に自分の中でいっぱいになっていた心のレイヤーが1つ別の場所にうまれてきました。




毎日を満たすことより、毎日を嬉しくすることをしたいものだ。



【本】
花森安治の仕事/酒井寛
弱いつながり/東浩樹
自分の仕事をつくる/西村佳哲
【映画】
この空の花/大林宣彦
【音楽】
アドベンチャー/ヤング
あそぼう/フジロッ久(仮)
Umareta/momo-sei
天使たちのシーン/小沢健二






ここ最近の細胞となってよく体ん中で踊っているもの。




自分の中に嘘やとりつくろった感動とは違う感動が今ちゃんとうまれてきているのがなんか嬉しかったのです。
そんな、なんだか何でもない気持ちを書かずにはいられませんでした。




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「東行」と「森山らきあ」という島根出身のミュージシャンについて(東行編)

2014年08月05日 | 日記







島根県松江市生まれ。東京都高円寺在住。

言葉と壊れたギターでパンクを体現する、ただのパンクロッカー。

2007年頃から松江市で活動開始。
アコースティックギターをかき鳴らしながら、次々と言葉浴びせる独特のスタイルが評判を呼ぶ。
同年から自主レーベル『MUDDY MUSIC』を立ち上げ、アルバムやライヴ音源を発表。

2009年には拠点を東京に移し、自主企画『草莽崛起』を定期的に開催。
志人(降神)、曽我部恵一、竹原ピストル、加川良、田我流などスタイルの違うミュージシャンと競演。

2012年、100曲入りアルバム『東行』を発表。これをきっかけに様々なイベントに出演し、活動の幅を広げる。

そして、2014年8月に「現代の日本」をテーマにしたコンセプトアルバム『DONZOKO JAPAN CHAOS』をROSE RECORDSよりリリース。


東行Website:http://www.roserecordsshop.com/ca2/248/p-r-s/
ナタリー記事:http://natalie.mu/music/news/121979









曽我部恵一さんのレーベル・ROSE RECORDSから、松江市古志原出身・高円寺在住の“東行”が8月にアルバムをリリースすることになりました。



地元在住または、出身のミュージシャンの中でも「森山らきあ」と、「東行」の2人に対しては個人的に思い入れも強く、やっぱり遠くの好きなアーティストの作品以上に、彼らの動きには勇気をもらいます。



「東行」にいたっては、“クソッタレ!”という空気が占めていた10年近く前の松江のバンドシーンにずっと唾を吐いていた記憶があるし、どんなに批判や冷めた目を向けられても、“絶対に成し遂げる”という気概をいつも持っていて、東京へ出てからもずっと1人で音楽をやり続け、イベントを主催し、音源も出し続けていました。



年に1度、ライブをしに松江に帰ってくる時は、「自分はこんだけやってきましたよ!」って腹づもりで、毎年最高なライブを発表してくれるし、特にここ最近の楽曲やライブには感動しっぱなしでした。






やってない人間の言う「ファック」や「がんばれ」って言葉は人を傷つけるけど、やり続けている人間から表出する言葉には、ガツンと頭を叩かれる。




新しいアルバムはまだ聴けてないけど、収録曲の一つに「古志原へ」という歌があって、調子っぱずれのサビのメロディーと遠い記憶と今とが混在するリリックをはじめて聴いた時には泣きそうになりました。



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「やっぱり夢は叶わないんだね」なんて さびしいこと言うなよボーズ
確かにサッカー選手にも医者にもなれなかった奴ばっかりだけど
今を楽しく生きてるぞ

そもそも叶うかどうかなんて疑うなよ じゃあ聞くけど 叶うなら続けるのか?
叶わないならやめるのか? 違うだろ」(古志原へ/東行)
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東京近辺の人は、是非ライブ会場に足を一度運んでみてください。
地元やローカルに何かしらの思い入れのある人には、是非聴いてみてほしい歌です。




また本日、曽我部さん自身が監督をつとめた東行の初MVも公開されました。本当は違う歌を撮るつもりだったみたいですが、集団的自衛権が閣議決定された翌日だったみたいなので、この歌を撮ったとのことです。

「戦争に行ってらっしゃい/東行」







ACT LOCAL,THINK GROBAL
良いニュースをいつもありがとう。
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日本が気持ちで踊り出す。

2013年07月17日 | 日記





三宅洋平との出会いは、フジロックのルーキーステージ。
03年のことだから早いもので10年になる。

当初Dogggy Styleという名で深夜のステージに立った彼らの前には、まばらに人がいるだけだった。
一緒に行った友達も「誰だよそれ」と言って、別のステージへ行ってしまう程 まだ名も知れぬバンドだった。
演奏がはじまり、10分、20分と時間が経過するごとに、通りを行く人がどんどん流れてきて 最後には満員になっていた。

彼らのステージは新人オーディション枠の20分ではありましたが、結果的に90分のステージを演奏した。
というよりは係員さえもその演奏を止められない程、ステージとオーディエンスは熱狂していた。今、この演奏を止めたら確実に暴動になる。
冗談ではなくそのぐらいの熱気と期待がそこにはあった。
僕は、最前列で感動を押さえられなくなって その気持ちをどうにかして表現したくて泥だらけのフロアに何度もダイブを繰り返し、全身が泥だらけになって笑われた。
彼らの裸一貫の演奏に対して僕の出来ることを兎に角やりたくなったのだ。
今思えば、それが三宅洋平とのファーストコンタクトであり僕の20代の人生を導いた一番大きな出来事だった。


その後、名前を犬式へ変え、バンドとソロを併せて何度か自分のイベントに出演してもらった。
最初のイベントは、「お前が赤字になってることぐらい知ってるから」と言って、バンドが何割か手出し負担してくれたのを覚えている。
2008年にShing02のWEB論文「僕と核」を読んだのをきっかけに、「六ヶ所村ラプソディー×三宅洋平」、「祝の島と、三宅洋平とKeycoが見た未来」、「Shing02「僕と核」講演会」といった原子力問題を考えるイベントを その後一緒に開催し、何度となく(時には実家で座禅組みながら)議論をしたのを覚えている。





上関原発問題では、一緒に取材に行こうということになり2度現地に向かい、時に機動隊の前で座り込みをした。緊張漂う島の人は彼の音楽を喜んだ。





常に三宅洋平は前のめりで、しかし1歩先、2歩先の未来を自分事として直視してた。

 


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大分前置きが長くなったけど、そんな仲間であり、ミュージシャンでもある『三宅洋平』が7月21日の参議院選挙に比例代表として立候補する。
当初僕は、この選挙にはやや否定的に俯瞰して見ていた。
というのも僕は、原発やTPP、憲法改正問題には反対であり、現与党(自・公・維・み)に対抗する最大政党が1議席でも多く議席を確保した方が、建設的であり、リアルだと思ったからで、野党が乱立すればするほど、死票が増えて上記した政策を間接的に後押ししてしまうことになると思ったから。その考えは今でもある。

けれど洋平君が、選挙をマツリゴトにと掲げ、選挙フェスとして実際に東京や横浜のど真ん中で、仲間のミュージシャンらと入場無料の夏フェスをはじめたことによって、完全に僕の心は躍りはじめてしまった。

真剣な選挙に対して、踊るなんて不謹慎に思う人も沢山いると思う。
けれど、自ら判断し、自ら踊ることが社会の空気として出来ない社会に於いて、普通のサラリーマンさえも足をとめはじめ、約1万人近くの東京の聴衆が躍りはじめたことに僕は希望を感じている。Shing02も呟いてたけど「声がいいね。言葉が綺麗だね」と、他の候補者にない音をもって社会をアートしはじめている。誰も最初は「三宅洋平」のことなんて知らないのにだ。


それは前途したフジロックの光景とよく似ている。
まるで映画や絵空事の“おはなし”の様な光景。
けれどもその“おはなし”を実現させることが今の大人の役割なんじゃないのかな。僕は、そこに物をつくる人たちの美しさ、可能性を感じている。



YOU TUBEの映像を通して僕は心の底から共感し、久しぶりに涙した。

“有言実行も無言実行も行うという行為に対しては同じである。”

彼は、歌の中で 
友達同士の酒の席で 
いつも真顔で自分の理想、絵空事を時に痛いほど熱く述べていた。
35歳の人間が全速力で追いかけている。
カッコイイ30代だなと思った。

僕自身、30歳を迎え、周りの人との歩調が合わず悩むことも多々あった。
けれども、僕は子ども心にある絵空事を何歳になっても本気で描いていく、そういう生き方にどうしても心が揺れ動いてしまう。

きっと、そんな風に仕向けたのはこの人のせいなんだろう。


『三宅洋平』 
三宅島の三宅に太平洋の洋と平。

“みやけようへい”という愛すべき欠点だらけの1人の男の生き方に、僕はこれからも魅せられていくのだろう。 


今、日本中が三宅洋平の行動に踊っている。
選挙フェスと言う前代未聞の都市型野外フェス


踊りに行きたいとは思いませんか?






Tokyo Times:三宅洋平 街頭ライブ7/4 @吉祥寺



○7月19日(金曜日)

『街頭ライブ@柏』
18:30~20:00
場所:JR柏駅デッキ
ゲスト:TBA (日程は予告なく変更する場合があります)
予定調整中ですので、更新までしばらくお待ち下さい。


○7月20日(土曜日)


『選挙フェス@渋谷ハチ公前』
14:00~20:00
場所:JR渋谷駅ハチ公前
ゲスト:山本太郎、沖野修也、DACHAMBO、KINGDOME☆AFROCKS、Babylon Panic、助安哲弥(TEX&SFS)、chico、宙SOLA 、DJ hikaru、KEN爺
(日程は予告なく変更する場合があります)



○7月21日(日曜日)

『参議院議員選挙投開票』
8:00~17:00
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対岸

2012年11月21日 | 日記
ふと意識してみると目に触れるもの
耳に届いてくるものは名前ばかり  

どこに行っても名前が追いかけてくるし、どこを歩いても名前が待ち伏せている


何かを選ぶということは無色透明なものに色を重ねていくということなのだろう
服一つ 言葉一つ 選ぶという行為がとても怖くなる瞬間がある 

振り返ってみるとあまりにかけ離れた色に染まった自分が居る時がある  
一層のこと制服で過ごしたいとそんな時は思うのです
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草花

2012年05月17日 | 日記
“多くの人が「楽しい」と感じる丁度いいところ”みたいなのが、マーケティング調査されてたとして、テレビの発信するあの非生産的で、バカバカしいノリというものが、実際のところの人々のニーズであるのだと伺って辺りを眺めてみる。

ときたまそんなことをまともに考えていると、いろいろなことが腑に落ちる。

みんなが求めてるもんってそんなものだったのかと、  だからもってコレとコレを用意して こうやって並べてあげれば“イイね”と思われるのだ。

そうやって綺麗に並べられたものが、色んな意味でパッケージ化され あらゆる広告媒体を通して人々の視覚に届けられる。



否、

そんな世界に対して絶望しながらも、美しいと思うものを自分の中に発見し、適当なものへと摺り替えず、自らの人生で打ち出し、どこかでまた絶望している人を救い上げる様なものこそが「アート」と呼ばれてほしいのだ。

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