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ねこインコ日記

猫、魚、花が大事な家族。
ゴロは甲状腺亢進症、アテナは事故の後遺症の便秘と闘っています。
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運命の日

2013-09-18 | アテちゃん
実は私、10日も寝込んでいるのにまだ風邪が治らず、
咳が酷くてグッタリな状況なのですが、
9月17~18日はとても大事な日なので、絶対に更新したいと思っていました。






2009年春。

その仔猫は野良猫として、この世に生まれました。


親兄弟と離れて、どれくらいひとりでいたのか、
大きな木もある、緑多い市民農園の片隅に住み着いたその仔猫は、
農園に通う人に時々ご飯をもらいながら子供時代を過ごし、
お年頃の若猫へと成長しているところでした。


秋晴れの清々しい、2009年9月17日。
その子にとって、その日は運命の日となりました。


あまり車通りの多くない農園脇の細い道で、
その子は交通事故に遭いました。


どれくらいの長い時間、道端に倒れていたのか、
実際は誰も知りません。


私がその農園の近くに住む友人から聞いて知ったのは、
その子はまだ日の高い昼間に事故に遭い、
夜遅くまで、その場で倒れたままということ。


そして、時折通るお散歩中の犬たちから逃げようと、
上半身で道端を必死に這っているということだけでした。



近所で猫が倒れている - そう聞いた私は、何時間も悩みました。




助けたいのはやまやまだけど、リスクが大きすぎるんじゃないの?

その子が伝染病を持っていたらどうするの?

下半身不随など、介護が必要な体になってしまったら、
私が仕事で不在な間、誰が面倒を見るの?


うちのふたりと、折り合いが悪かったらどうするの?


やっと体調が安定し、穏やかに暮らしているゴロが、
ストレスで体調を崩したらどうするの?





何より私は当時、離婚の話し合いの真っ最中でした。
私が猫と鳥を連れ、
夫名義のマンションから引っ越すことは決まっていました。


猫2匹連れての部屋探しも大変な状況なのに、
猫3匹になったら、部屋なんか見つかるの?



不安材料ばかりが頭をよぎり、
何時間考えても、一向に答えは出ませんでした。



ところが、私は唐突に腹を決めました。
それはもはや、火事場の馬鹿力というやつに近かった。


私は当時、夫との離婚の話し合いが決裂したため、
力になってくれる弁護士を探していましたが、なかなか見つからず、
仕事探しも部屋探しも難航していて、八方ふさがりでした。


誰も私を助けてくれない。
誰も力になってくれない。
世界から見捨てられているという絶望感。
きっとその子も今、私と同じ気持ちに違いない。


私はその子を助けることで、自分も救われるのだと思いました。
生きてさえいれば、絶対に何とかなる。
マイナスとマイナスで、プラスに転じるさ。
絶対にすべてがうまくいく - なぜかそう確信したのです。


どんな猫が倒れているのか、
ケガの状態はどうなのか、その時は何も知らなかったのに。
今から思うと、何を根拠に・・・と思います。
きっと、目には見えないご縁があったということなのでしょう。



悩んでいるうちに日付が変わり、明けて18日の午前2時半。
私は場所を聞いて、車でその子を迎えに行きました。


暗く肌寒い道端には、一目でまだ子供とわかる猫が倒れていました。
暗くてよく見えませんでしたが、出血していないのはわかりました。
タオルをかぶせて抱っこしようとすると、
シャーシャー怒り、容赦ない猫パンチが飛びました。



良かった。思ったよりずっと元気だ。
この子は絶対に助かる。こんなに元気なんだもの。



タオルを被せてキャリーに入れ、大急ぎで帰宅。
緊張で、私の胸はバクバクしていました。
そのまま家に入れるわけにはいかなかったので、
その子には、車で一晩明かしてもらいました。


帰宅してからの私は、
急に不安になってしまい、結局一睡もできませんでした。


とてつもなく長い夜でした。
どうかすべてがうまくいきますように・・・
夜が明けるまで、私はずっと祈り続けました。



そして朝一番で、うちの子たちのかかりつけの病院へ。



開いたばかりで、まだのんびりムードの病院に、
「昨日、交通事故に遭った子を連れてきました」と
血相変えて駆け込んだ私。
先生も助手の方もビックリ仰天です。


「まず、レントゲンを撮りましょう。
折れているのが、足だけだといいね。
骨盤だったら、下半身不随になるかもしれないから。」


そう言われ、祈るような気持ちで
レントゲン写真が出来るのを待ちました。


写真を持って出てきた先生の表情で、
希望は打ち砕かれたのを私は瞬時に悟りました。



「左側の骨盤が、粉々に砕けています。
手術で矯正できる程度を超えているので、
このまま自然に骨が固まるのを待つしかありません。」


しかも、立てるようになるか、自力で排泄できるのか、
現段階では何もわからないとのことでした。


先生のお話を聞きながら、私は頭が真っ白になりました。


しかし、内臓は全くの無傷でした。
骨盤が粉砕骨折するほどの損傷を受けながら、
内臓は全く無傷。
この子は絶対に運が強い子だ。絶対に大丈夫。
私は改めてそう思いました。



とにかく、骨が固まるまでは入院です。
いつ退院できるかも、どこまで回復するかもわからない、
気の遠くなるような入院生活になるのは必至でした。



入院用のケージに入れられた段階で初めて、
私はその子がどんな顔をしているのか、はっきり見ることができました。


猫風邪の後遺症で、片目には分厚い膜がかかっていました。
正直なところ、お世辞にも可愛いとは言えませんでした。


これが、そのとき撮った写真です。



とにかく頑張って回復してほしい -
そう思いながら、私は病院を後にしました。


知らないところに連れて行かれ、体もあちこち痛くて、
今、あの子は不安でいっぱいなはず。


休診日以外は、毎日必ずお見舞いに行こう。
誰もお見舞いに来てくれない入院生活なんて、
人間だって悲しくなるに違いない。
あなたはひとりぼっちでないということ、
心配している人が存在することを知ってもらおう。
気持ちが明るくなれば、回復にも影響するだろう。



9月18日、アテナちゃんの入院生活、
そして私のお見舞い生活が始まりました。


入院中は、毎日必ず写真を撮りました。
当時にたくさん撮った写真は、次回以降ご紹介します。


今、こんなに元気で、性格も抜群にいい子なアテナちゃん。
うちのお宝にゃんこ第3号です。
彼女との出会いに、心から感謝する毎日です






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アテナちゃんとペンちゃん

2013-08-29 | アテちゃん
今回は、アテナさんのお話。


我が家の末っ子アテナさんは、どこが気に入ったんだか
みんなとの合流早々から、トッちゃんにベッタリでした。(トッちゃんは、いい迷惑


一緒にいたい


くっつきたい


とにかく くっついていたい


甘えたい



一方で、ゴロ兄さんのことも、決して嫌いじゃないんです


押入れでのツーショット。


ゴロ兄さんが玄関のタタキで寝ていると


なぜかアテナちゃんは下駄箱の上にいる。この微妙な距離感


冬の間のツーショット。


ゴロ兄さんが怒らないか、私の方がヒヤヒヤする 尻マクラ。



ゴロ兄さんの方は、アテナちゃんをどう思っているかというと、
ちょっと厚かましくて困ったヤツだな~という感じ?

アテナちゃんが何もしていないのに、
時々わざと近づいて、ちょっとイジワルすることも

ゴロ兄さんは、気弱な弟トッちゃんの味方なので、
トッちゃんにしつこくして困らせているアテナちゃんに、
「あまり調子に乗るなよ」と忠告している気分なのかも。


ゴロ兄さんはガタイも大きいし、アテナちゃんにしてみたら、
急接近されるとちょっと怖いかもね


アテナちゃん、後ろ、後ろ~


ハッ


大慌てで逃げました


監視する坊ちゃん。



そんな怖い顔で睨まないで


こういう一触即発?のときは、私は坊ちゃんにお尻トントンしてあげて、
気をそらすようにしています。
(放っておいてもケンカにはならないですが、ドタバタうるさいので



アテナちゃんは、とてもお世話焼きの女の子なんです


みんなのことが大好きもともとの気立てがいいのだと思います
(坊ちゃんのお尻も舐めようとして、よく嫌がられています



アテナちゃんを見ていると、セキセイインコのペンちゃん(青い方、女の子)とダブります


ヒナの時、ペンギンみたいに可愛かったから、ペンちゃんと名付けたのでした。


みんなが大好き。どの子にも分け隔てなく優しく、本当に可愛い子でした。
ペンちゃんみたいな女の子になりたいと思うほど、性格のいい子でした。


2000年に生まれ、2008年にお空に帰ったペンちゃん。


アテナちゃんは2009年生まれ。
もしかして、ペンちゃんはお空でお着替えをして、
アテナちゃんになって戻ってきたのかな~などと、時々思う私です


オマケ

可愛い小鳥も、水浴びをすると、恐竜に変身します




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アテナちゃんの変貌~保護から退院まで~

2013-02-15 | アテちゃん
今回の主役は、我が家の紅一点のアテナさん


親バカを百も承知で書きますが、
なかなかの美人さんだなあと思うのであります。



しかし性格や行動は、オモシロ・脱力系


ストーブ前では、いつもこんな感じ。
一番年下の女の子が一番大胆って



決して仲良しではないのに、
ゴロ兄さんのお尻を枕にする、この大胆さ。
そのうち怒られるんじゃないかと、私の方がヒヤヒヤです




アテナちゃんは、ナデナデがとにかく好き

目が合うと、寝ていてもわざわざ起きてやってきて、
ナァナァ鳴きながら、ナデナデのおねだりです。




今でこそこんな甘えっこですが、
触れるようになるまでは、長い道のりでした。


今回は、アテナちゃんがどんなに可愛く変身したか、
ご覧いただこうと思います。



2009年9月17日。
アテナちゃんにとって、運命の日。


アテナちゃんは交通事故に遭い、
道端で倒れました。


不幸中の幸いだったのは、
倒れたのが、交通量の少ない
市民農園脇の小道だったこと。


その市民農園の近所に住む友人に
猫が倒れていることを知らされた私は、
何時間か迷った挙句、
どうしても放っておけなくて、
保護することにしたのです。


真夜中に保護し、キャリーに入れて
車の中で朝まで待ってもらい、
朝一番で病院へ。


あんなに夜が長く感じたことはありませんでした。


レントゲンの結果は、左側の骨盤の粉砕骨折。
内臓の損傷がなかったのは、本当に幸運でした。

痛み止めの注射やら緊急処置が終わって、
入院して治療するため、ケージに入れられました。


やっと落ち着いて、撮った写真がこちら↓です。


もっと怖い顔の写真もありますが、自粛しました


片目には、猫風邪の後遺症の膜がかかっていました。
バリバリの野良猫で、警戒心むき出し。
お世辞にも、可愛らしい子とは言えませんでした・・・


会社の近くの病院に入院させたので、
毎日仕事帰りにお見舞いに行きました。


ケガが治っても、
外にリリースする気はありませんでしたから、
少しでも早く、私に馴れてもらおうと思ったのです。


野良時代は、怖い思いをたくさんしたのでしょう。
いつ行っても、ケージの隅から
鋭い目つきで私をにらみつけていました。


毎日お見舞いに行って写真を撮りました。


病院の先生も含め、人がいると警戒して、
全く動きませんでした。


何かされるんじゃないかと、怖かったのだと思います。


人前では全く動かないので、先生ですら
どれくらいケガが回復しているのかわかりませんでした。

腿の赤いのは、地肌が露出している部分です。


病院が用意したトイレは一度も使わず、
シートで用を足していました。

濡れたシートに長時間座っていたせいで、
蒸れてハゲたのかも・・・とのことでした。
化膿しないよう、床ずれ防止の粉薬もつけられました。


入院して、約1ヶ月経った頃。


相変わらず、馴れる気配すらありませんでしたが、
この時はなかなかゴキゲンさん?


かと思うと、翌日はまたフキゲン


足のハゲがどんどん広がり、とても心配しました。


先生も触れない状態だったので、
床ずれの粉薬も、ちゃんと患部についているか
怪しいものでした。



そんな状況でしたが、嬉しい兆しも見え始めました。


私が見ている前で、もぞもぞ動いて座り直したり、
寝たりするようになったのです。


わざと手前に置いたゴハンも、食べるようになりました


嬉しくて、おもちゃを差し入れたのですが


馴れ馴れしくしすぎだと、怒られてしまいました



それでも、アクビ顔を初めて見せてくれたのです。
緊張が解けてきた証拠です。


このアクビ顔を写真に撮るのが、
私のささやかな目標でした。


しかし、痛いことをする先生の前では、
相変わらず無愛想なままでした。


この緊張感のないアクビ顔の写真を見せると、
先生はビックリ。
そして、とても喜んでくださいました。


最初は全く興味を示さなかったおもちゃで、
遂に遊ぶようにもなりました



そろそろ入院して約2ヶ月経とうとしていました。


治療らしい治療は、すでに終わっていました。
あとは、私の胸ひとつ。


ちゃんと立てるのか、先生すら確認できず、
ものすごく不安ではありましたが、
思いきって退院させて、我が家に連れてきました。


隔離部屋は、かつてトッちゃんを隔離した部屋。
一角を仕切り、更に念のため、
最初は病院から借りたキャリーのままでした。



私にトイレシートの交換ができるのか、
それが一番不安でした。



手を入れたら怒るものですから、
こんなになっちゃったり


良くてこんな程度



でも家に来て、すぐに顔つきが穏やかになったのです。


調子に乗って、じゃらしで挑発してみたら


初めて一緒に遊びました



変化に気づいたヒト




長くなりましたので、続きはまた次回に

坊ちゃんたちとの感動?のご対面や
合流した後の様子など、どうぞご期待ください
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勇み足

2011-12-14 | アテちゃん


今では、ヘソ天で寝るのも普通になった
アテナちゃんですが
家庭内野良を卒業したのは
まだ今年5月のこと。


それまでは、チョン♪と触っただけで
うにゃーん、いにゃーんと、何やら文句を言いつつ
逃げて行ったものです。

私:「アテナちゃ~ん、握手しませんか?」
ア:「・・・・・・・・」(内心ドキドキ)



私:「ちょっとくらいさわってもいいよね?」
ア:「ヤダ、どうしよう」 この後、逃亡




初めてナデナデさせてくれたのは、5月13日
初めてアゴをカキカキさせてくれたのは、5月24日

他にも、初めて甘がみしてくれた日、
初めてペロペロしてくれた日、
初めてスリスリしてくれた日・・・などなど
すべてが、私にとっては大事な記念日で
親バカ全開で、ノートに記録してあります


今は、目が合えば近寄ってきて
ガンガン甘えてきます。


カメラにも突進してきます



さて、夏頃のお話になりますが
アテナちゃんにもそろそろ
首輪をつけてみようと思い立ちました。


この首輪はお懐かしや、
トッちゃんが初めてつけた、成猫用の『はじめて首輪』です。
そのときの日記は、こちら
(写真の一部に、お見苦しい点があります。
修正が面倒なので、当時のままです。ご了承ください


何をされているかわかっていなかったようで
首輪をつけるとき、キョトンとしていました


男の子みたいだけど、なかなか可愛い
イッキに『家猫』さんに昇格した感じ



そこで、全員の首輪を新調しました。
私がいつも利用しているのは
猫の首輪専門店 Pota さん。
布地がとにかく丈夫。種類も豊富です


水色は坊ちゃん、緑はトッちゃん、ピンクはアーちゃんに



同時に、別のお店に
蓄光の迷子札も注文していましたが
迷子札は、名入れに2週間くらいかかるとのことで
首輪が先に届きました。


迷子札も揃ってから、付ければよかったのですが
待ちきれなかった私は
首輪だけ、先につけてしまったのです


あら可愛い


本人も、首輪をさほど気にしていないご様子。


思ったとおり、ピンクが似合うね~



そして、約1週間後、待望の迷子札が到着。


首輪につけるため、せっかく慣れた首輪を
一度外さなくてはなりません。


外すとき、私が大失敗をしました
安全首輪なのに、なかなか外せなかったのです。


アテナちゃん、首を絞められると思ったのか
死にもの狂いで大暴れ

忘れた頃に、何度かトライしたのですが
首輪をつけようとすると
ひどく嫌がるようになってしまいました

トラウマになっては可哀想なので
以来、首輪装着は断念しています


私が、迷子札が届くのを待てば
こんなことにならなかったのに・・・
ホントに、自分が情けない


アテナちゃんは、座っている私には甘えてきても
いまだに、動いている私はダメ
私が立ち上がるだけで、
パッと身構え、逃げることが多いです。


カーテンに爪がひっかかったときも
スーパーの袋で遊んでいて、
持ち手が首にひっかかったときも
私が助けに行くと、余計にパニックになります。
(押入れの天袋に、半日はこもります


お外でたくさん怖い思いをしたのだから
病院などの緊急時を除いては
もう怖い思いはさせたくありません。


せっかく買った可愛い首輪ですが
装着は、いつになりますことやら・・・




入院していた頃は、あくび顔すら見せてくれなかったのです。



陽だまりでくつろぐ姿。
こんな姿を見られるだけでも、夢みたいなのです



でも、パソコンに乗ったときだけは
容赦なく、追い払います
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無茶しないで!

2011-11-01 | アテちゃん
アテナちゃんの左足は、伸ばした形で
骨が固まっています。
そのため、おすわりするときは
常に左足が前に出ています。


でも、歩いたり、走ったりするのには
何の支障もありません。
よく見ないと、足にハンデがあることがわからないほどです


ただし、高いところにジャンプするときだけは
両足で踏み切れないので
ピョーンと飛び乗ることはできません。


病院の先生曰く、
猫はとても順応力の高い生き物で
体のどこかにハンデを負っても
他の部分で、失った機能をうまく補完して
支障なく生活できるようになることが多いのだそうです。


アテナちゃんも、一息で高いところには登れませんが
両手を使ってしがみついて
腕の力で、上手に登ります。
よくぞここまで回復してくれた
私はいつも感動しています。


でも、ちょっと無茶に思えることもするので
私としては、ちょっと心配・・・


ここは、アテナちゃんのお気に入り 押入れの中段



アテナちゃんが登りやすいようにと
わざわざタワーを置いてあります。
ところが、アテナちゃんはこれを全く無視


栄養ドリンクのCMで
男性がジャンプして崖?にしがみつくみたいに
床から直接ジャンプして、中段に飛びつき
あとは腕の力を使って、わしわしと登ります



よく見ると、中段はキズだらけ
こんなところに爪の傷ができるなんて思いもしなかった・・・
今更ですが、何かカバーをかけようか思案中



でも、一番びっくりしたのが玄関



この玄関の棚は、結構な高さがあります。
ゴロ坊ちゃんだって、ほとんど登りません。
しつこいアテナちゃんから逃れたトッちゃんの
大事な安息場所だったのです



どうしても、トッちゃんのそばに行きたいアテナちゃん
とうとうこの高さもクリアしてしまいました



ジャンプしている現場をまだ見たことがないのですが
この端から飛び乗っているみたいです。



証拠写真 ううう・・・(号泣)



踏み台を置いてみましたが、やはり無視。
これには本当に困っています


幸い、寒くなってきたので
誰も玄関に行かなくなりましたが
今度の夏は、いよいよ
爪とぎガードの導入を真剣に考えなければならないかも。


だって、アタチ、何だってできるんだもん



飛び降りるときも、このとおり。
筋肉が折れた骨をうまくカバーしているのだそうです。



病院の先生も、正直なところ
ここまで回復するとは思っていなかったそうです。


アテナちゃんはきっと
みんなと一緒に遊びたい一心で
自発的にリハビリを励んだのが良かったのかなと思っています


オマケ

私のお気に入りの写真です。一見、仲良し風



でも実際はトッちゃん不機嫌で、しっぽブンブンでした




コメントのお返事、のちほどいたします。
もう少々お待ちください
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恋する乙女

2011-05-12 | アテちゃん

さてさて、撮り貯めた写真もたくさんあることですし
新入りアテナちゃんのご紹介をしますね



前回も書きましたが、アテナちゃんは
とにもかくにも、トラ兄さんが大大大大好き


もうワタシ、幸せでたまらないわ~という表情をするので
見ている私まで微笑んでしまいます

では、皆さまにも、アテナちゃんの幸せのおすそわけ

(写真ちょっと多めです

 

トラ兄ちゃ~ん  ドテッ(寝ているところに乗っかる

 

シンクロ?

 

トッちゃんが箱に入れば、勝手に押しかけ・・・

 

一緒に入ろうとして、叱られれば、添い寝で我慢

 
とにかく、くっついていたいのにゃっ
 

 
 
うふっ
 
 
  
 
うふふふふっ
 
 
 
 
あのね、ワタシたちね・・・ラブラブなのにゃ
 
 
 
 
もう、毎日楽しくてウレチくて・・・ヒャハッ
 
 
 
 
シマシマ同士、お似合いでしょ?
 
 
 
 
 
 
アテナちゃんは、野良猫でした。
市民農園近くの細い小道で
事故に遭って動けなくなっていたところを保護し
入院生活を経て、我が家に迎えました。
 
まだ生後半年ほどのコドモでした。
それなのに、入院中は、先生もビビるほどの剣幕で
近づく人を威嚇し、人がふれることを絶対に許しませんでした。
警戒心が非常に強い子で
人が見ている前では、漬物石のように微動だにせず
ひたすらガンを飛ばしていました
 
女の子なのに、いつもコワモテ・・・
当時の写真もぜひご覧下さい。
(右目が濁って見えるのは、ヘルペスウィルスが原因で
分厚い膜がかかっていたからです。) 
 
 
こっち来んなっ
 
 
 
 
こんな↑ 感じでしたから
退院したら、どうなることかと、ものすごく心配でした。
でも・・・ みんなと合流してまもなく、こう↓ なりました(笑)
 
 
 
ちなみに、病院にデジカメを持参して
先生にこれらのラブラブ写真をお見せしたところ
「信じられない  可愛~~い」と、大変驚いておられました。
 
 
 
 
 
さてさて、ここまで写真をご覧いただきましたが
あることに、みなさまはお気づきでしょうか?
 
 
 
 
 
・・・そう、トッちゃんの表情が、イマイチ冴えないことに
 
 
   
  
そうなんです。実は、
トッちゃんは、しつこいアテナちゃんが苦手
  
 
 
 
たとえば、この↓ 写真。
気持ちよく寝ていたのに、アテナちゃんに邪魔されて
トッちゃん、怒って首根っこにかみついております
 
 
 
 
 ほおずりされて、ビミョーな表情
 トッちゃん:「・・・・・・・・・・・・・・・」 
 
 
 
 
 
そう、やっばりトッちゃんは、ゴロ兄さんが一番好き
 
   
坊ちゃん相手だと、表情が全然違うんです 
 
 
 
恍惚としています
 
 
 
 
トッちゃんには悪いですが、このお三方の関係は
見ていて、なかなか笑えます
 
 
ハァ~・・・(タメイキ) モテるオトコはつらいですニャ
 
 
痴話げんかはしょっちゅうなのですが
一度も流血沙汰になったことはありません。
猫団子は無理でも、みんな野良出身で
大人になってから出会ったモノ同士、
よくぞここまで相手を受け入れてくれて
みんな本当に偉いなあと、感心する私なのです
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