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ねこインコ日記

猫、魚、花が大事な家族。
ゴロは甲状腺亢進症、アテナは事故の後遺症の便秘と闘っています。
応援して下さい。

アテナさんに救世主?

2019-11-15 | アテちゃん
もっとパッパと書いていかないと、
体調の変化を記録しそびれる・・・


などと、思い至りまして、
もう少しこまめに ブログを更新しようと決めました。
(といいつつ、週1回が限界かも
続くかどうかも不明ですが


さてこのところ、坊ちゃんについてばかりでしたので、
そろそろ、アテナさんについても書かねばなりませぬ。




アテナさん、先月から便秘気味です


ラクツロース・シロップは朝晩必ず。
イージーファイバーとビオフェルミンを1日1回ずつ。
カリカリは、ロイヤルカナンの可溶性繊維。


それでもダメなら、整腸剤(プロナミド)を使います。
1日2回までで、今はとりあえず1日1回。


全く出ないわけではないんですけれども、
出ても量が少ないとか、
何回も空振りし、ようやく出るといった
プチ便秘』のような状態です。


プロナミドを1日2回に増やすべきか・・・。
でも、お薬にはできるだけ頼りたくない・・・。


で、先生に相談したところ、
『サイリウム』というサプリメントを勧められまして、
今月4日から試し始めました。


サイリウムの成分は、オオバコの種子や種皮。
片栗粉みたいなパウダーで、
可溶性繊維が豊富に含まれており、保水性も抜群。
便を軟らかく保つことによって、
出やすくするとのこと。


実際、缶詰に混ぜると水分を吸い、
モチっとした感じになります。
すでに試した患者さん(猫さん)は
ウンチがモリモリ出たのだそう。


少量から始めるように言われたので、
おっかなびっくりで使い始めましたが、
最初の1週間、効果はほとんどありませんでした。


ところが今週


サイリウムがアテナさんの体にとって
ちょうどいい量に達したのか、
13日(水) ちょうどいい固さのウンチがどっさり


ワンコのか、人間のかと思うくらい、大量でした



よかったよ・・・
今年の春の浣腸は、思い出したくないくらい大変だったもの・・・


一度出たから、全て解決ではないですけれども、
溜まっていたモノが出てくれたのは、とにかく嬉しい。


春になると必ず起きる 『大便秘』 騒動、
サイリウムが救世主となってくれて、
この先は起きなければいいなと、心から願う私です


アテちゃん本人だって、浣腸はいやだよねぇ?



今週から石油ストーブも稼働を始めまして、
毎日こんな姿になっています。




スヤァ


つい連写してしまう



寝顔ばかりもなんなので、お目目くりくり写真も


何? 何か見えているの?



天井近くに、小さなクモがいました。


猫の動体視力って、本当にスゴイですよね



そのくせ、目の前に落ちたカリカリは見えなかったりして。
そんなギャップが、たまらなく可愛かったりして。
ね、アテナさん?










私の体調不良(寒暖差アレルギー)ですが、
かなり良くなりました。
今まで経験したことのない、
ナイフで刺しているような片頭痛が5日も続き、
病院に行った方がいいのかと思い始めた時、
急に痛みはなくなりました。


思うに、9月の台風の連続発生のあたりから、
我が家全員の体調不良は始まったように思います。


気になって調べてみたら、
天気が原因で起きる体調不良を 『気象病』、
天気が原因で起きる痛みを 『天気痛』 と呼ぶそうです。


やはり、気圧や湿気の急激な変化が、
体調に影響を及ぼしていたのだと思いました。
年と共に免疫が弱まって、症状が酷く出たのかも。


この先、もう台風も来ないでしょうから、
ちょっと安心していますけれども、
これからはお天気の変化についても、
もっと注意していこうと思ったのでした。


ウィルスが活発になる季節です。
皆さまも、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。



さて、明日は坊ちゃんの通院の日です。
気管支喘息を抑えるお薬を注射してもらいます。


無事に終わって、咳が収まりますように
坊ちゃん、朝のオシッコもちゃんと採らせてくださいよ

・・・






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アテナさんの通院 後編

2019-05-01 | アテちゃん
またしても長らく放置しまして、本当にすみません


仕事が急に忙しくなったことで、
会社でブログをコソコソ書くこともできず、
私の体調もいまひとつで、夜は早寝の生活でした。


もう時間が経ち過ぎですが
今回は前回の続き、
3月12日に病院で摘便した翌日以降のお話になります。



今回も長いです。
汚い内容も含まれています。
お食事中の方、気になる方はご注意ください




さて、摘便して腸の中もスッキリしたことだし、
あとは順調に回復・・・となるはずが、
スムーズにはいかなかったのです。





3月13日(水)

朝、アテナさんは天袋から出て来ず。
朝のオシッコもウンチもなし。



昨日の今日だし 仕方ないかと、
いくらなんでも今日は食べるはず・・・と思い、
缶詰とカリカリを天袋に置いて、私は仕事へ。


夕方帰宅して、食器を回収したら、
全く口をつけていませんでした。
アテナさんは天袋の奥に隠れたまま、
姿は全く見えません。


でも私の留守中は、
ホットカーペットで寛いでいたらしく、
あちこちに液便が垂れていました。
オシッコが1回。
シートには、濁った血が数滴。


ビックリしたのは、
かなりの量のゲロッパがあったこと。
しかも、私の小指サイズの大きな毛玉まで。


アテナさんは滅多に吐きません。
だんだん不安になる私。


夜ゴハンも、天袋にデリバリー。
何とか少しでも食べてもらおうと、
寄り道して買ってきた『ちゅ~る』も
缶詰に添えてみました。


夜8時
トイレに下りてきたと思ったら 下痢便。
ちらっと見えた顔は、完全に野良猫の表情。


入院時代よりも険しかった



寝る前に食器を回収すると、
また口をつけていませんでした。
この時点で、絶食1日半。


さらに心配になったのは、
アテナさん、時々ブシュッと大きなくしゃみ。


いつもはストーブ前でぬくぬくしているのに、
ストーブから一番遠い天袋にいるから
風邪を引いたんじゃ・・・。



おまけに、異様な雰囲気を感じ取ったのか、
坊ちゃんまで食欲が大幅にダウンしました。
不安そうにして、私のそばを離れません。



私まで泣きたい気分で、この日は就寝。



14日(木)


朝5時
トイレの音で目が覚めると、
アテナさんが下痢混じり、
大量のオシッコをしたところでした。


そしてトイレの横で、大量のゲロッパ。
またしても、大きな毛玉入り。


天袋に逃げ込んだアテナさんのお尻は、
またドロドロに汚れていました。


それを見て、立て続けに毛玉を吐いたのは、
汚れた下半身を懸命に舐めているからではないかと
思い至りました。


アテナさんはキレイ好き



この日も朝ゴハンを天袋に置いて出勤し、
会社に着いてすぐ、病院に電話しました。


1日半、何も食べていないこと、
まだ出血していること、
連続して毛玉を吐いたことを伝えると、
先生は、通院が困難なのは承知の上で、
とにかく診察した方がいいと。


食べていれば、通院しなくて済むかも・・・と
一縷の望みとともに帰宅したのですが、
朝ゴハンはまた手つかず。


夜10時
天袋奥から大きな唸り声が聞こえたと思ったら、
ゴボッというかビシャッというか、
上から吐いたか、下から出たかのような音。


そのままにはしておけないと思い、
脚立に乗って中を覗くと、
アテナさんは鬼のような形相でシャーシャー。


これが可愛いと思えるほどの剣幕



臭わなかったので、ゲロッパだろうとは思いましたが、
あまりの剣幕に、どうすることもできず。


この日は結局、夜ゴハンも食べませんでした。
絶食すること2日半。
しかも、くしゃみ連発。


もうダメだ。明日朝一番で病院だ ―


うまくつかまえられるか不安でしたが、
少しでも早く治してもらうのだと、
自分を鼓舞して就寝。



15日(金)


朝6時
アテナさんはトイレに下りてきました。
まだ下痢が続いていて、
シートには、この数日で一番大きな血の染み。


アテナさんが下で毛づくろいをしている間、
私はさっと天袋と押入れの戸を閉めました。


アテナさんはすぐに異変に気づきましたが、
時すでに遅し。
仕方なく、テレビ横の棚の下に逃げ込みました。


布の向こうは、お昼寝スペースになっています。


中を覗いたところ



できるだけ穏便に
アテナさんをキャリーに入れたい私にとって、
これは好都合でした。


実は以前、引越しの時、
アテナさんを捕まえ損ねてしまい、
隅に追い詰めて、キャリーを近づけると、
自分から飛び込んだことがあったからです。


アテナさんは写真では左側、
テレビのある方を向いて、
へっぴり腰でシャーシャー唸っていました。


顔の方からキャリーを近づけ、
布越しにお尻を押すと、あっさりとIN。


前回、流血沙汰の大捕り物だったのは何だったんだ・・・


病院に行く前、
脚立に乗って天袋を掃除したのですが、
前の晩のゴボッという音は、やはりゲロッパでした。
ウンチでなくて良かったと、一安心。


この日も病院では一番乗りで、すぐに点滴が始まりました。
下痢が続いている原因として、
先生はちょっと申し訳なさそうに
「浣腸が強すぎたかなあ・・・」と一言。


今回の輸液には、抗生剤、食欲増進剤に加え、
人間の場合は眠くなったり、
ボーッとする成分も入っているとのことでした。


すんなりと点滴が終わった後は、
毛玉になる前に毛を排出させる
オイル状の下剤も飲ませることになりました。
しかしこれが、予想外に大変で


タオルで簀巻きにしたアテナさんを
看護師さんがタテに抱っこし、
先生がシリンジを使って
口の脇からオイルを流し込むのですが、
アテナさん、飲みこんでなるものかと
全力で歯を食いしばるので、
オイルがドバドバこぼれ、顎から下がまっ茶色


先生はしみじみと、
「この子、絶対に飲みこまないよう頑張ってる。
いやぁ たいしたもんだねぇ」と。


そう、アテナさんは意志が強い子なのです。
こういう時は、トホホですが


飲み薬を貰って、2回目の通院も無事終了。


点滴したから最悪、今日は食べなくても平気だな、
しばらく天袋にお籠りだろうな・・・などなど
いろいろ考えながら帰宅したのですが、
帰宅してからのアテナさんは
前回の様子と明らかに違いました。


出迎えた坊ちゃんに「ただいま♪」のスリスリ
一度、押し入れの中段に逃げ込みましたが、
なぜかすぐ出てきて、窓辺のお気に入りの場所へ。


窓とカーテンの間がお気に入りスポット



その後も落ち着いた様子で、
坊ちゃんと一緒にホットカーペットでぬくぬく。


これが、先生によるところの
“ボーっとする成分”の効果なのか??
まるでキツネにつままれたみたいでした。


ついでに、缶詰を出してみると、
スプーン1杯ほどでしたが、
すぐに食べるじゃありませんか!
夜も少なめでしたが、ちゃんと食べてくれました。


食後もホカペで寛ぐ姿を見て、
ああ良かったと安心し、押し入れを開けて愕然。


布団の上に、下痢混じりのウンチがどっさり


押し入れに逃げ込んですぐ出てきたのは、
このせいだったのか。
思わずウンチが出てしまって、
きっと自分でもビックリしたんだ。
トイレ以外でお粗相したことないもの・・・。


敷きパッドが1枚ダメになりましたが、
形のいいウンチがたくさん出ていたので、
むしろ嬉しくなったワタクシ


さらに嬉しかったのは、
1回目の通院の後では、
アテナさんの信頼を完全に失ってしまった、
もう二度と体に触らせてくれないかもと
覚悟したのですが、
2回目の通院の後は
以前のように甘えに来てくれました。


久々に嬉しい気持ちで就寝。



それから


2回目の通院以降、
ゲロッパと下痢はピタッと止まりました。


しかし、これで丸く収まったわけではなく、
翌朝、缶詰をちょっとだけ食べたアテナさんは
また天袋に籠城し、顔つきも野良猫に逆戻り


以降、缶詰を拒否し、
カリカリだけを細々と食べる日が
3日続きました。


缶詰には整腸剤とラクツロース、
念のための抗生物質フラジールを入れていました。
絶食されるよりはマシでしたが、
私としてはカリカリよりも
缶詰を食べてほしかった。


しかし、私の焦りもどこ吹く風、
アテナさんは缶詰を断固拒否。
好物なはずの缶詰も、全く食べてくれません。


3日も経って、とっくに血も止まっているし、
走り回る元気もあるし・・・ということで、
私の独断で抗生物質を止めました。
缶詰には、ラクツロースと整腸剤だけ。
そうしたら、あれっ 食べてる?


後に調べてわかったのですが、
抗生物質のフラジールは、とても苦いらしいです。


私が推測するに、
アテナさんは通院翌日の朝、
缶詰を一口食べて、苦い薬が入っているとわかり、
また私が何か企んでいるのを警戒して
天袋に篭城したのではないかと。


アテナさん、野生の勘が鋭すぎる・・・


その後、アテナさんの食欲は徐々に元に戻り、
ウンチもだいたい毎日出るようになって
今日に至ります。


これでようやく毎年恒例の
『冬~春の便秘の嵐』は過ぎ去った感じかな
便秘は命にも係わる、とても怖いものです。
もしも、皆様の猫さんの便秘が何日も続いたら、
たかが便秘と侮らないで、病院に行って下さいね。



長々と書き連ねましたが、
ご覧いただき、どうもありがとうございました。


坊ちゃんの尿検査やお出かけなど、
次回からはまた普通の内容に戻ります。
また、これからもどうぞ宜しくお願い致します。


連休は甘え放題、膝から下りてくれないアテナさん。
足腰は痛くなりますが、嬉しいです




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アテナさんの通院 前編

2019-04-08 | アテちゃん
今回は、『アテナさんの便秘との戦い 2019年春』 です。



便秘はまだまだ現在進行形で、
ウンチが出なくて2日も経つと、
下に書いたような事態にまた陥るのではないかと不安になり、
なかなか更新できず・・・でした。


今年は2回通院したので、前編・後編に分けますが、
それでも長くなると思います。


便秘のお話なので、汚い内容も含まれます。
お食事中の方、気になさる方は、ここでお止め下さい


猫の便秘の実情をお伝えしたいのと、
自分の備忘録も兼ねているため、
事実に忠実にお話させていただきます。





今年10歳になるアテナさんは、
中年に差しかかった6歳頃から、
冬から春先だけ、酷い便秘を起こすようになりました。


この4年、とにかくお通じを良くしようと、
カリカリは、ロイヤルカナンの消化器サポート(可溶性繊維)のみ。


朝と晩、各スプーン1杯ほどの缶詰には、
弱い下剤のラクツロース・シロップを入れ、
サプリメントとしてビオフェルミン
もしくはイージーファイバーを交互に入れています。



5月~12月の間は、これで大丈夫なのですが、
今年もまた、2月からじわりじわりと
便秘の程度が酷くなりました。
2~3日便秘が続いた後、ドカッと出るパターンです。


そして3月に入り、今年もいよいよ
ただごとでない雰囲気になりました。
ここから、時系列にお話します。


3月7日(木) ~ 8日(金)
頻繁にトイレに行くのに、全てが空振り。
ものすごい腹圧で力むアテナさん、
テレビをつけず、無音の部屋には
アテナさんの息づかいが響き渡り、
私も思わず奥歯を噛みしめます。
時々ぷぅ~っと、可愛いオナラが聞こえてきても、
笑うどころではない、
見守るだけでも辛い状況。


9日(土)
坊ちゃんの尿検査に行ったついでに、
先生に相談しました。
処方されたのは、ちょっと強めの下剤のラキソベロン。
便秘が酷い時限定で、試すことになりました。



早速、夜ゴハンで使ったのですが、
空振りしただけで、効き目は現れず。


10日(日)
引き続き、ラキソベロンを使いましたが、
この日も空振りだけでおしまい。
ウンチが出なくなって、まる4日が経過。





11日(月)
早朝から空振りの連続。
夕方帰宅すると、全トイレがグチャグチャ。
アテナさん、夕食の缶詰は食べましたが、
カリカリは食べようともしません。


夜は、1時間に2~3回トイレに行き、
空振りを繰り返しました。
片付け係の私は、ひとときも目を離せず、休めず。


夜8時を過ぎた頃、
いよいよウンチが出るか?という時のサインの
液便を垂らし始めました。


シートの水玉みたいなシミが液便です。
実際はもっと酷かったです。いちおう自粛しました。



アテナさんは液便を垂らしながら歩き回るので、
私はウェットティッシュで拭いて回ります。
ウンチさえ出てくれれば、それでいい ―
ここまできたら、もうそれだけ。


夜8時半、極太の石みたいなウンチが1個出ました。


やった! 
出口を塞いでいたモノが出たからには、
この後、ドカンと出るはず・・・。


アテナさん、いっそう激しくトイレを出入りします。
しかし、力んでばかりで気分が悪くなったらしく、
ウンチではなく、ゲロッパが出てしまいました。
せっかくの下剤がパアに・・・。


結局、深夜0時過ぎまで頑張りましたが、
その日はもう出ませんでした。
アテナさんは満身創痍、私も疲労困憊。


アテナさんは、満足に食事もできなくなっている。
もう悠長に構えている場合ではない。
明日の朝一番で、病院に行こう ―


寝る前に、私は腹をくくりました。
押し入れからリュックを出し、廊下に隠して就寝。



12日(火)
アテナさんは缶詰は食べましたが、
やはり元気も食欲もない様子でした。


私が床に座ると、スリスリ甘えに来たので、
覆いかぶさるようにハグしながら、
抱えて一気に立ち上がりました。


それから先は、大混乱


のたうち暴れるアテナさんを抱き、
リュックへと急ぎました。
アテナさんは恐怖のあまりオシッコを漏らしたので、
私の服は、一瞬でビショビショ。


さらに悪いことに、アテナさんの爪が
私のアゴと下唇、肩にブッスリと刺さりました。
これはとても痛かった。
でも、ここで離したらお終いだと思って耐え、
アテナさんを何とかリュックにねじ込みました。


消毒液なんてないので、水道水で傷を洗い、
上下とも着替えて、すぐさま病院へ。
家から病院までは、自転車で30分。
アテナさんに話しかけながら、自転車を飛ばしました。


幸い、病院には一番乗りでした。
1年ぶりの病院なので、
全身の触診と血液検査もお願いしました。


私の顔の傷を見てビックリした先生、
看護師さんと2人がかりで
慎重に慎重に、アテナさんをネットに入れました。


体重は3.95キロでした。
ちょうどいい体型ですねと。


血液検査の結果、大きな問題はありませんでしたが、
いくつかの項目で引っかかりました。
脱水していて、ショック状態であることを表す項目ばかりです。



脱水は、便秘からくる食欲不振が原因で、
ショックは、この通院が原因だろうから、
あまり心配は要らないでしょうと。


健康に問題がないことがわかったので、
看護師さんにガッチリと手足を保定され、
浣腸・摘便が始まりました。
現在の男の先生に替わって 初めての摘便です。


アテナさんは時折うなり声を上げましたが、
ほとんど暴れることもなく、粛々と処置は進みました。


いやぁ・・・出ました。大量でした。
こんなにお腹に溜まっていたら、
ゴハンなんか入らないわと思うくらいに


先生の指の感触によると、
事故の影響で狭くなり、ウンチが通りにくい部分が
あるとのことでした。


摘便後のアテナさんの下半身は、
見るも無残、液便でドロドロ。
お湯で洗い、キレイに拭いてもらった後は、
脱水の治療として、皮下輸液も受けました。


最後に、とても大事なこと。
前の晩、私は去年の自分の手帳を見て、
この時期、プロナミド(整腸剤)も使っていたことを
ようやく思い出したのです。
(どうしてそんな大事なことを忘れるよ・・・
で、今年もプロナミドを処方してもらいました。



すべてが終わったのは10時半。
長い診察でした。
ヨロヨロと自転車を漕ぎ、家に着くと11時半。


リュックの蓋をそっと開けると、
アテナさんは脱兎のごとく、天袋に逃げ込みました。
しばらく私がいない方がいいだろうと思い、
午後は会社に出ました。


家を出る前、私はトイレ周りのシートを
すべて新しいものに取り換えました。
留守中に異変があったら、すぐにわかるように。


夕方、ドキドキしながら帰宅すると、
アテナさんの姿はありませんでしたが、
あちこちに下痢を垂らした跡があり、
いつもどおりに寛いでいたことがわかって
少しホッとしました。


トイレを見ると、下痢を数回していました。
それは想定内でしたが、
シートにポタリと血が垂れた跡を見つけた時、
私は凍りつきました。


すぐさま病院に電話すると、
浣腸の後は、2~3日出血する子もいるので、
まずは様子を見て下さいと。


アテナさんは天袋の奥深くに隠れており、
影も形も見えません。
晩ゴハンは天袋の入口にデリバリーし、
そっとしておくことにしました。
顔が見えるのは、まだいい方。



アテナさん、私の目を盗んで下りてきて、
何度もトイレで用を足しました。
点滴のおかげで、おしっこもすごい量。
酷い下痢は、まだ続いていました。


私がトイレ掃除に向かうと、
アテナさんは、天袋へと一直線です。
逃げる時にちらっと見えたのは、
病院での摘便後と同じくらい、ドロドロに汚れた下半身。


あれじゃきっと、隠れている場所は
どこもかしこもドロドロだ・・・
キレイにしてあげたくても
それすらできないもどかしさ。


寝る前、天袋の食器を回収しましたが、
全く口をつけていませんでした。


まぁ、輸液をしっかり入れてもらったから、
今日のところは食べなくても大丈夫。
明日になれば、きっと食べるだろう。
お腹はスッキリしたのだから ―


そう思った私は、甘かった
それから、もう一波乱あったのです。
続きはまた次回に。


隠れたつもりのアテナさん




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今が一番酷い時期

2019-03-07 | アテちゃん
アテナさんの便秘が酷く、見守る私も辛い日が続いています。



今こうしてブログを書けるのは、
昨日早朝、4日ぶりで極太特大のウンチが出たから。


アテナさんが辛そうな日は、
ブログを書く気分になれない、というのもありますが、
アテナさんが頻繁にトイレを出入りするので
散らかった砂を片付けるので忙しかったり、
ふんばり過ぎるとよく吐くので、
見張っていなければならなかったり、
パソコンどころではないのでした。


毎年のことなので、覚悟はしていたけれど、
今年も本当に酷い。
今、お通じは3~4日に1回です。


幸い、食欲はまあまあ。元気は問題なし。



いよいよ出なくて、カリカリも食べられなくなって、
病院に駆け込んでいないだけ、
今年はまだマシだろうか・・・。


それとも、これから駆け込むことになる・・・?
捕まえる時の大乱闘を思い出すたび、
何とか通院は避けたいところです。


アテナさんはお腹マッサージが大好きなので、
毎日お腹を揉んでいますが、
どこにウンチがあるのか、素人には皆目わからず



ふんばり続けて、疲れたよね。



ゆったりのんびり休んでね。



気持ち良さげに寝ていますが、
右腿の内側に、500円玉大のハゲを見つけました



おそらく、便秘のストレスから舐めすぎて、
ハゲを作ったのではないかと思われます。
去年は膀胱炎を併発したくらいなので、
便秘は相当なストレスなのだと思います


このふわふわ、たるたるのお腹のどこに
硬いウンチが潜んでいるのだろう・・・



例年、5月にもなれば、便秘は自然と解消します。
あとひと月とちょっと、一緒に頑張ろうね。


そんなアテナさんに、アニコムから
お誕生日祝いのハガキが届きました



2009年の春に生まれたアテナさん。
今年で10歳、おめでとう
これからもずっと元気で長生きしてね


さて、坊ちゃんの方はといいますと



phコントロールのカリカリがお気に召して、
毎日爆食いです。
ざっと、アテナさんの3~4倍は食べています。
(アテナさんはもともと少食ですが)


坊ちゃん、お腹が空きやすいのか、
空腹時間が長いと、
毛まじりのヨダレや胃液を吐いたりします。
それはそれで心配


お腹が満たされないと、寝もしないで、
カリカリが出るのをひたすら待つ。



アテナさんに八つ当たりすることも。



立派な襟巻き



坊ちゃんが食べているのは低カロリーの療法食ですし、
あまりストレスを与えたくないので、
小分けにし、何度も食べさせています。


お腹がいっぱいなら



ストーブ前に アテナさんが割り込んでも



ちょっとムッとするだけで



大目に見てくれる。



お腹が満たされるのって大事だよね



さて、昨日はウンチが出たけれど、
今朝のアテナさん、またトイレで空振りでした

週末は、坊ちゃんの尿検査に行きます。

今しばらく、気が抜けない日が続きます。






話は変わりまして、
1月25日の鷽替え神事の日に売り切れで買えなかった
手彫りの鷽鳥さんが入荷したと連絡があったので、
先週末、お迎えに出かけました。


牛天神 北野神社は
東京のど真ん中、後楽園の近くにあります。


梅の花びらでピンクに染まった石段がいい雰囲気でした。




ゆったりとお参りして


願い牛(撫牛)も撫でて、皆の健康を祈願してきました。


やさしそうなお顔


こちらが待望の鷽鳥さん、木箱に入り、赤い布もついていました。


丸みを帯びて可愛らしいシルエット


これでようやく揃いました。



ありがたい鷽鳥さんたち、どうかうちの皆を守って下さい





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嵐は過ぎたか

2018-04-16 | アテちゃん
アテナさんが膀胱炎に罹っていることが分かり、
抗生物質を飲ませて3週間。



土曜日は、膀胱炎が治ったか確かめるため、
病院で採尿し、検査をする予定でした。



アテナさんの警戒レベルは、MAX状態が続いています。
ちょっとでも不審に思うと、一目散に天袋へ。



捕獲時の暴れっぷりは、酷くなる一方。
怪我はさせたくないし、自分もしたくない。
土曜日が来るのが憂鬱でした


そんな中 4/12(木)のこと。


夕方帰宅すると、アテナさんは久々に
坊ちゃんと一緒に、私をお出迎えしてくれました。


「おっ 大分ゴキゲンが直ったのかな


足元に来たアテナさんを見下ろした瞬間、
ハッとしました。


アテナさんの雰囲気というか、
発する波動が変わったように感じたのです。


うまく説明できないのですが、
エネルギーが強くなったような気がしました。



もちろん、何の根拠もありません。
ただ、「あ、この子はもう大丈夫だな」と
何となく感じたのでした。


実は水曜から、ウンチに変化を感じていました。
カチンコチンの巨大なウンチではなく、
ちょっと大きくはありますが、
普通のウンチに近くなっていました。
特に何も変えてはいないのに。


木曜日も、いいウンチをしました。
オシッコはちょっと少なめでしたが、
特に異常ないように思われました。


かなり迷いましたが、
金曜日の朝、病院に電話をかけ、
土曜日の予約をキャンセルしたいと
お話ししました。


先生には、

●オシッコの状態は、特に悪くなさそうなこと
●ウンチもちゃんと出ていること
●食欲も安定していること
●警戒ぶりから、捕獲時にまたお漏らししそうなこと
●尿検査ができず、お腹のマッサージも不要となると、
通院はストレスを与えるだけで、意味がないこと   など

私の正直な気持ちを伝えました。


すると先生の方も、
前回の暴れっぷりからして、
通院自体が相当なストレスになるようだし、
膀胱炎にはストレスは大敵だし、
オシッコの状態が良さそうなら、
このまま様子を見ることにしましょうかと。


ああよかった。お互いに



今、ラクツロースのみですが、順調にお通じがあります。



季節の変わり目の体調不良の『大嵐』から、
ようやく抜けつつあるということでしょうか。
そうだといいなあ。そうでありますように



私の手帳、先月から大変なことになってます
先月


今月



毎日の健康管理ノートは別にありますが、
分厚くて持って歩けないので、
いつでも一目でわかり、説明できるよう、
手帳にも書いて携帯しています。


最初は、ウンチが出た・出ないを書くくらいだったのに、
オシッコの管理まで加わり、こんな大変なことに。
もうちょっと 大判の手帳にすればよかった


ちなみに、ウンチが順調な時はこの程度。



今しばらく、オシッコの回数や量について、
注意深く見ていこうと思います。
おかしいと思ったら、もちろんすぐに病院です。


もう病院に行かないのがわかったのか、
私の傍で、かなり寛ぐようになりました。



このまま膀胱炎には消えてもらいたい。心から そう願っています。



坊ちゃんも一緒にお祈りして



先日、アメリカのお友達から、
イースターのプレゼントが届きました。
坊ちゃんたちには、オモチャもたくさん



夢中になって遊ぶふたりの写真が
たくさん撮れたので、それはまた次回に。


とにかく、体調不良も便秘も収まりますように



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意味がなかった通院

2018-04-09 | アテちゃん
土曜日、予定通り
アテナさんをまた病院に連れて行きました。



3/26に約3年ぶりで通院して以来、
この12日間で3回目の通院。
ちょっとハイペースです


しかし、3回目ともなれば、
少しは捕まえやすくなるかと思いきや、
この3回の中で、一番の大暴れ。
耳ペッタンコで牙を剥き、フーシャーの大嵐。


怒り顔を久々に見ました。保護直後のこの時よりも酷かった。



爪を出した手で引っかかれるかと思いましたが、
さすがにそこまではしませんでした。


しかし、ネットを被せた時、
アテナさんは激しくもがいたので、
手首に爪が当たり、ひっかき傷ができました。
アテナさんは全く悪くない。
たまたま、私の腕が爪に当たっただけ。


しかし、あまりの剣幕と暴れっぷりに
ちょっと心折れそうになったワタクシ


リュックの中のアテナさん。病院の待合室にて。
一言も声を出さず、ピクリとも動かず。



先生に、捕まえた時にオシッコを漏らしたと話すと、
「じゃあ 採尿は無理だろうね」と


そう言いながらも念のため、
先生はアテナさんの下腹部を触り、
膀胱の状態を確認してくださいましたが、
「やっぱり、膀胱は空っぽだね」と


それならば仕方ない。
便秘解消のお腹マッサージだけでも
教わって帰ろうと思いました。


実は前日の夜、
大きいウンチが2つ出たばかりでしたが、
朝、トイレで空振りしていたので、
まだお腹にウンチがあると思っていたのです。


しかし、お腹を揉んだ先生は、
「腸も空っぽだね」と


尿検査もできず、お腹マッサージもできず、
お互い大変な思いをして、何しに来たんだ・・・
もう、ガックリでした


先生が触診していた時、
今回のアテナさんはものすごい剣幕で
唸っていました。
前回、前々回は唸らなかったのに。


その剣幕に、先生もようやく
アテナさんが普通の家猫ではないと理解したようで、
「この子、お家の中にいる子なんですよね?」と。


だ~か~ら~
最初っから私は、
この子は家庭内野良だから、
連れてくるのは大変だって訴えてたじゃん


・・・と言いたくなったのを抑え、
今回の暴れっぷりは、今までで一番酷かった話と
ちょっと大げさかなとも思いましたが、
手首の傷を見せました。
先生と助手の方は、傷にビックリ。



ここで先生、ちょっと考え込んでしまいました。


抗生物質を投与して2週間になります。
本当ならば、
膀胱炎が収まったのを確かめてから
お薬を止めたいところ。


アテナさん、元気と食欲には、特に変化は見られません。



オシッコの色は、
明らかにおかしい色ではなくなっています。



しかし、ちょっと不安に思ったことがありまして、
アテナさん、先週のうち2日ほど、
1回のオシッコの量が妙に少ない日がありました。
(回数は普通。)


先生にその話をすると、
「では、もう1週間抗生物質を続けて、
来週土曜日、また尿検査をしましょう。
直前におもらししても、
膀胱から直接採取すれば、
ギリギリ検査できる量は採れるかもしれない」と。





私が一番気がかりなのは、膀胱炎の原因。
先生が最初におっしゃった
「膀胱炎が抗生物質で治らなければ、
腎臓や他の臓器に異常がある可能性がある」という言葉が
どうしても頭から離れません。


先生も、原因が特定できないことが
気にはなっているようで、
「猫の特発性膀胱炎は、ストレスが原因のことが多くて、
この子の場合、便秘が体にストレスをかけて、
膀胱炎の引き金になった可能性はあるかもね」と。


ストレスは膀胱炎の大敵。
そして通院すること自体、
アテナさんにとって、ハンパでないストレスになっている。


来週こそ何とか採尿したら、
あとは家で私が様子を見ていくのが
この子にとっては一番いいのかも・・・という話でまとまりました。



帰宅してからのアテナさん、
割とすぐにゴキゲンは直りまして、
私が床に座っていると、やってきて甘えますが





私の周りでは、全く寛がなくなりました。
サッと甘えて、サッと天袋に戻ってしまいます。
ゴハンも天袋にデリバリー。



このベッドにいて、顔が見えるのはまだいい方。
背の低い私には、脚立に乗っても全然見えない
天袋の奥の奥に隠れてしまいます



土曜日、また連れて行けるんだろうか。
回を重ねるごとに、
少しずつ通院にも慣れるかと思ったのに、
ここまで手ごわい子だとは思わなかった


私の痛むココロは、坊ちゃんに癒やされております。


坊ちゃん、私の癒しの天使だわ


キリッとしている顔にも


ただ寝転がっている姿にも


後ろ姿にも


遊ぶ姿にも和みます


坊ちゃん いつもありがとう




アテナさん、早くよくなって、
また自由に寛ぐようになりますように。



この週末、もうひと踏ん張り、頑張ります。


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アテナさん膀胱炎

2018-04-03 | アテちゃん
タイトルの通り、
アテナさんが膀胱炎になりました


原因は不明で、抗生物質を投与中です。



今回は通院の記録です。


異変に気づいたのは、先週の日曜日 3/25でした。



といっても、様子には 特に変わりはなかったのです。
便秘がちではありますが、いつもどおりのアテナさんでした。







3/25のお昼過ぎ、近所にちょっと外出し、
帰宅すると、トイレを使用した跡がありました。
時間と量からして、
間違いなくアテナさんのオシッコでした。


スコップで拾おうとした時、
私は、砂の色がおかしいことに気づきました。

これは坊ちゃんのオシッコ玉。普通はこんな色合い。



その時のオシッコ玉は、明らかに茶色がかっていました。


血尿だ・・・


そう思った瞬間、私の血の気が引きました。
何回見ても、
メガネを外して肉眼で見ても(最近、老眼が酷いので)
色がおかしい。おかしすぎる。


翌3/26(月) 会社を休んで、
病院に連れて行くことにしました。
アテナさんが病院に行くのは、3年ぶりです。


ご存じの通り、
アテナさんは抱っこができないので、
簡単にキャリーに入れることができません。


早朝から、頭の中で何度も何度も
洗濯ネットを使い、捕獲するシミュレーションを繰り返しました。
考えるだけで緊張し、
心臓はバクバク、手は冷や汗でぐっしょりでした。


朝ご飯を食べ、ストーブの前で
まったりしているアテナさんに、
背後から洗濯ネットをかぶせました。
そこから先はもう、大変な騒ぎでした



あまりに気の毒で、写真は撮りませんでした。
ネット入りのアテナさんをリュックに詰め込み、
胸の前にくくりつけて、自転車を走らせました。


帰宅後、空になったリュックをチェックする坊ちゃん



アテナさんが、新しい先生に会うのは初めて。
しかも、女性の先生から男性の先生に替わったので、
もっと怯えるのではないか心配でした。


診察台に載ったアテナさん、体重は4.1キロ。
ざっと全身を触診した後で、
膀胱に針を刺し、直接採尿することになりました。


MRIで膀胱を確認しながらの採尿で、
仰向けにがっちり固定されたアテナさん。
私は気の毒で見ていられなかった。


しかも、先生は“細~い”針と言ったのに、
私からしたら、全然細くなかった
私は、自分が注射される時は
注射針を凝視するタイプなのですが、
アテナさんのお腹に針が刺さるのは
とてもじゃないですが、見ていられなかった。



オシッコは無事に採れました。
検査機械にかけると、やはり血が検出されました。
しかし、ストラバイトなど
結晶の類いは全く出ませんでした。


数値から、何らかの菌に感染し、
炎症を起こしているのは間違いないので、
抗生物質を投与することになりました。


炎症を起こしたキッカケに心当たりはないし、
今回の尿検査からは、
膀胱炎の原因は特定できませんと、
抗生物質を投与しても良くならなかったら
他の臓器に異常がある可能性もあると言われました。


私はトッちゃんのことが頭をよぎり、
目の前が真っ暗に・・・


ウンチがお腹に溜まっていたのですが、
お腹に針を刺したばかりなので、
軽くマッサージするだけにしましょうと。


そこで私、お腹のどの辺に便があるのか、
手を取って教えてもらいましたが、
「ほら、ここにあるでしょ」と
先生に私の指を誘導されても、
素人なので、よくわかりませんでした、難しい・・・


クタクタになって帰宅しました。
アテナさんは、一目散に天袋へ。
数時間して、押し入れに移動し、
トイレや水を飲む時には出てきましたが、
私が顔を向けただけで、
押入れの奥深くに戻るありさま


薬入りゴハンは、押し入れにデリバリーです。
幸い、食欲に変わりはありませんでした。


翌日になっても、
アテナさんの押し入れ籠城は続きました。
アテナさんの信頼を完全に失ったかと思い、
私もさらに落ち込みました


2日近い時間が過ぎて、
アテナさんは、ようやく元通りになりました。
私の背中にスリッとしてくれた時は、
涙が出るほど嬉しかった


しかし、そんなことより
とにかく一番大事なのは、
抗生物質を間違いなく摂らせること。



アテナさんは、お薬を直接飲ませることができません。
お薬を粉にして、缶詰に混ぜるしかないのですが、
これなら絶対に食べるという缶詰がない。


こちらは、我が家の缶詰のストック。
(坊ちゃんと半分こで、1日1缶です)
いろいろ試し、ほぼ間違いなく食べるものだけを買っています。



しかしアテナさん、気分によっては、
以前は食べた缶詰も、食べてくれないことが多々ある。
缶詰選びは、毎日“賭け”のようなもの。
逆ロシアンルーレットをやっている気分でした。


坊ちゃんは、出されたものは大体食べる。
お薬も、口から直接飲ませられる。
何てラクなんだろうと、坊ちゃんに改めて感謝するワタクシ。



結局、1週間のうちで
缶詰選びに失敗し、お薬が無駄になったのは、
1回だけで済みました


そして、昨日でちょうど1週間経ったので、
また休みを取り、通院しました。


今回も、捕獲は大変でした。
最近はかなり暖かいので、
アテナさん、もうストーブ前では寛がなくなり、
食事後は、押入れでお昼寝です。


脚立に乗り、ネットをかぶせようとする私から、
押入れの中で必死に逃げ惑うアテナさん。
またしても大捕り物。


ようやく捕まえて抱っこしたら、
アテナさん、オシッコを漏らしてしまいました。
オシッコを漏らしたのは初めてです。
これから尿検査に行くというのに・・・


で、先生にオシッコを漏らした話をしたところ、
案の定、採尿は無理でしょうということで、
便秘の処置だけしてもらうことになりました。


先生は、アテナさんの腿の付け根付近に手を入れ、
お腹を掴むように ぐっと押しました。
少しして、糞塊を小さく潰したので、
後でたくさん出ると思いますと。


帰宅すると、
アテナさんはまた天袋へ逃げ込みましたが、
今回は少ししたら出てきて、トイレへ。



私が見ても、前回より落ち着いていました。



先生がおっしゃった通り、出るわ出るわ、
何度もトイレを出入りし、
大きいのから中くらいのまで、たくさん出ました。


オシッコまみれになったから、キレイにしなきゃね






忙しい


あー 忙しいですわ



その後も、ウンチハイで走り回る


外も見る


今まで一度も乗ったことなかった


流し台にまで乗った




これにはビックリでした。



午後遅くなって、ようやく落ち着いたアテナさん



今回は、すぐに元通りになり、
いつも通りにスリスリしてくれて嬉しかった


そして、夜はヒザにも乗り


暑かったのです。私の短パンはスルーして下さい



さらに遅い時間になると、ストーブ前で爆睡









今回は、羽交い絞めにされて
お腹に針を刺さなかったから、
ゴキゲンもすぐに直ったのではないかと思います。


また今度の土曜日、尿検査だよ・・・


先生のお話では、
動物が膀胱炎になると、
かなり進行していることが多いので、
人間よりも抗生物質の投与は長めにし、
3週間くらいにすることが多いのだそうです。


(私の心の声)
だったら、そんな急いで ちょうど1週間後に、
また連れて来なくてもよかったんじゃないの・・・?


いやいや、早く原因を特定した方がいいのだから、
通院は必要だったと考えよう。
お腹も揉んでもらって、ウンチも出たことだし。
私はまた、1週間で良くならなかったら、
重病なのかと思っていました。


そういえば3年前、
坊ちゃんが突然血尿を出した時は、
止血剤を投与しても全然止まらなくて、
(肉眼ではわからない程度の潜血でしたが)
そのうちストラバイトが出て、
そっちのケアが始まり、大変だったのでした。



それが春になり、暑くなり始めた頃、
血尿が始まったのと同じくらい唐突に
症状が収まったのでした。
先生がおっしゃった通り、
猫の特発性膀胱炎は本当に難しいことを
身をもって知ったのを思い出しましたよ。



今度の先生は、20年以上のキャリアを持つ
大ベテランのおじさん(失礼)先生です。
しかし、いかんせん男性なので、
ちょっと繊細さに欠ける気が・・・。


薬をきちんと飲ませるのも、
捕まえて連れて来るのも大変な話をしていたら、
「そりゃあ確かに大変だねえ。わははは」って
だったら、できるだけ通院しなくて済むように
考えてくれてもよさそうなものじゃあ・・・。


いや、確かにものすごく大変だけれども、
お腹の糞塊を砕くやり方を
実際に教えてもらえるのだから、
通院は善しと考えなきゃ。
悪い方にばかり考えてはダメだ。
私がまめに砕いてあげられたら、
薬より、ずっといいに決まっているのだから。


というわけで、土曜日、また採尿にいきます。
しばらくバタバタしそうです。


とにかく、早く治りますように。
どうか悪い病気ではありませんように。



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便秘に悩む日々

2018-03-08 | アテちゃん
ブログ12周年の後、ちょっとご無沙汰いたしました


女の子のお祭り、ひなまつりの日には
アテナお嬢さんを主役に更新しようと思っていたのですが、
便秘が続いておりまして、それどころでありませんでした


またウンチの話・・・


ひなまつりに載せようと、
可愛い写真をたくさん用意してありましたのに


そうだったの?


でもワタクシ、毎日主役ですから




ストーブ前で転がって、似たような写真ばかりですけどね





アテナさん、この1ヶ月とちょっとの間、
2~3日 ウンチが出ない日が続いては、
ドサッ と出るパターンの繰り返し。


しかし、この2週間は
ドサッ の部分が ポロン くらいの量



3年前の一番酷かった時期、
病院で2回も摘便する騒ぎとなりましたが、
あの頃は、トイレの出入りを延々と繰り返し、
時に、ふんばり過ぎて吐き、
見ていて辛くなるくらい苦しそうでした。
(最終的には、ゴハンも食べられなくなりました。)


あれ以降、
ラクツロースやサプリメントを使い始め、
そこまで酷くはならなくなりました。

しかし、季節の変わり目が近づくと、雲行きが怪しくなる


ウンチが全く出ないわけではないし、
ゴハンも、ちゃんと食べています。
お水もちゃんと飲んでいます。
ドタバタ走り回る元気もあります。


しかし、食べる量に比べ、出る量が少なすぎる気が・・・。


そして今、空振りがやたら多い。
ただ、本人的には全く苦しくないらしく、
「まだ出なかったわ」くらいの顔で戻ってきます。



昨日の朝はとうとう、心配のあまり
保管していた整腸剤(プロナミド)を久々に使いました。
夜、ちょっと大きめのがふたつ出ましたが、
今朝はまた空振り。


こんな可愛いのにねー


困ったねー


夜は、私のそばにずーーっといるので、
お腹を揉みまくりです。


春に生まれたアテナさん。
今年も保険会社から、お誕生日おめでとうのハガキが届きました


また寒くなったので、とにかく温かく



早く本格的に暖かくなり、便秘が改善しますように


さて、坊ちゃんは相変わらず


むくむく可愛いじゃありませんか





時々咳をするのが心配ではありますが
それ以外は元気いっぱいです。


毎朝ゴハンが終わると、
インコ部屋の前で、早く早くと 私を誘う。

中に入ると




盛大にバリョバリョ




その後は、見つめ合ったり、ハグしたり、チューしたり
たろ君の真横で、イチャイチャしながらのブラッシング


嬉しいね


アテナさんがいると、落ち着いて甘えられないからね



そういえば、去年の冬は
舐めすぎが原因か、お腹がハゲましたが


今年はハゲませんでした。


ハゲた原因は特定できませんでしたが、
先生曰く、
ストラバイトに何らかのストレスを感じ、
お腹を舐めすぎたのかなと。

この冬は体調がよくて、気分もよかったなら 何より

イェイ



お外の警備も抜かりありません。











坊ちゃんが楽しそうだと、私も嬉しい


話は変わりますが、
SNSのお友達から、
お庭で採れたという晩白柚(ばんぺいゆ)を頂きました


大きいね


アテちゃん、大きいね~


興味ないよね~



晩白柚をいただくのは、生まれて初めて。


八朔にちょっと似ていますが、酸味が少なく、とても食べやすい。
美味しくてビックリしました



ネットで食べ方を調べたら、
皮も食べられるとのことなので、
外皮と、内側の白いフカフカの部分に分け、
それぞれ3回煮こぼしてアク抜きをして
外皮は、ピールに


フカフカの方は、砂糖煮に


今、乾燥中。食べるのが楽しみです


ネコヤナギの花穂はふんわり


モモのつぼみもふんわり


シラーは満開



早く、お外の動物たちも辛くない
暖かな春になりますように



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また便秘がち

2018-02-14 | アテちゃん
アテナお嬢さん、最近また便秘がちです


いつもストーブ前の特等席で


さわると ホッカホカなのに


ちなみに、坊ちゃんはこちら


温かくて、とっても気持ちいいですわ


ハッ また撮ってる


伸びぃ~ かと思ったら、この格好で寝てました



アテナさんには、毎日朝夕2回 
お腹を緩くする『ラクツロース』シロップを
缶詰に混ぜて与えています。(1回につき1mg) 


さらに1日1回、様子を見て2回、
サプリメントのイージーファイバーか
ビオフェルミンも。


ラクツロースは、
人間の赤ちゃんに与えても大丈夫なくらい
かなり弱めのお薬です。


それで調子バッチリな月もあれば、
あまり効かない月もあります。
先月後半からは、
また悪い方のサイクルに


アテナさんの便秘は、交通事故の後遺症。


腸のどこかに、蠕動運動の弱い部分があり、
ウンチがうまく先に進んでいかなくて、
滞留しているうちにくっついて、
太く大きく硬くなり、
ますます出にくくなるという悪循環。


どこかに引っかかっているウンチを
ソコから移動させるため、
手っ取り早いのは、マッサージ。
そばに来るたび、お腹をモミモミしています。


アテナさんばかり構っていると、何やら感じる・・・?


坊ちゃん、しっかり見ています



ひとり運動会も大歓迎。
走り回るうち、ウンチも動くのを期待して


しかし現実は、そううまくいかないねぇ・・




・・・。



坊ちゃんは上らなくていいよ




チェックもしなくていいから





アテナさんがトイレで空振りするたび、私もガックリ


全く出ないわけではないのですが、
3~4日に1回くらいの割合で、
大物がドンッとお出ましになる感じ。


幸い、食欲は落ちていないのですが、
逆に、出ていない時にモリモリ食べられると、
ますます詰まるのでは・・・と心配に


苦闘の後はグッタリだよねぇ・・・




ゆっくり休んでね。



坊ちゃんは快調です


でも、走らなくていいから





この先、年齢とともに、
ますます出にくくなるんだろうなあ・・・


でも、それは仕方ないですよね。
私だって、老眼はどんどん酷くなっているし、
床に長く座った後で立ち上がると、
ヒザが悲鳴を上げますしね


少しずつ大変になるけれど、それはみんな一緒。
みんなで頑張っていこう
改めてそう思う この頃です。


今年初めて、バラに蕾ができました。
中央と左下に、2つあります。



わかりにくいですが、モモの蕾も色づいてきました



予報によると、また寒波が来るようですが、
少しずつ確実に、春が近づいているのを感じています。


アテナさんのお腹も、春と訪れとともに
もっと調子がよくなるといいなあ。


外にいる動物たちも、
少しでも早く、寒くなく過ごせるようになりますように。



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苦しい毎日

2017-03-29 | アテちゃん
あああああ・・・実はアテナさん、
今月に入ってから、ずっとずーっと 便秘がち



例の、私のウンチ手帖。
(もういちいち「ウ○チ」とするのも メンドくさくなってしまった

ピンクは、トイレで空振り もしくは 出なかった印
グリーンは、ちゃんと出た印


ほとんど毎日 1~3回ほど空振りするので、ピンクだらけ。

ちなみに先月はグリーンばかり


ストーブもヒーターも、まだつけている。
留守中はタイマーで、午後遅くになったら
エアコンも入るようにしている。


季節の変わり目で、体調が微妙に安定しないのかな。
トッちゃんも、春秋の変わり目になると必ず
不定愁訴という感じの体調不良になりました。


実際、もうあまり寒くないみたいで、
窓の近くのマザーボールで寝ることが多い


「暖かいところで寝なさい」と声をかけてしまいますが、
本人はいたって平気な模様



先日、数回空振りし、ようやく1個出た後で、
やけにしつこくお尻を舐めていたので、
見たら、ウンチがお尻からコンニチワ


引っ張って取ろうとしたら、
ティッシュを警戒し、逃げる逃げる・・・  


押し入れ・天袋の中にウンチを落とされたら、回収不可能になってしまう

おねがい、下りてきて


すごく不審な目


うわああああああ



しばらくしたら、何事もなかったように下りてきました。

ウンチは、まだお尻から突き出たまま。 むしろラッキー


もう、素手で引っ張るか・・・と覚悟したのですが、
後ろを向いた隙に、ティッシュで引っ張り出せました。


私の方がグッタリでしたよ


アテナさんは 何にも悪くない。
ただただ、気の毒。





そういえば、前のかかりつけの先生(女医さん)、
「考えたら、猫ってすごいよね。ウンコ舐めちゃうんだから!あはははは」と
おっしゃったのを思い出しました。


そう、ウンチなんて 全然大したもんじゃないのだわ。
元は食べ物、ただ出ればいいだけのもの だもの。


お腹を冷やさずにいてください




お腹の毛 ちょっとハゲてます。トッちゃんもそうだった。
やっぱり何かの季節的なアレルギーかなあ・・・


えっ そうなの?



しかし、食欲はモリモリ、
明け方、ひとりで大運動会をしているくらいなので、
体調が悪いという自覚症状はなさそうです。


おもちゃでも よく遊ぶ


片付けようとたたんでおいた 私のコートの上にどっかり


何かいけなくって?



もうすぐストーブの季節も終わり。


こんな姿も、そろそろ見納め








電気マットだけは 誰も乗らなくなるまで、入れたままにしておこうね


アテナさんのしっぽ くるりんと可愛いね


親の欲目だけど、ホントに美人さんね~




熟年夫婦のような距離感


アニコム保険から、お誕生日の祝いのお葉書が届いたよ。
8歳おめでとう ですって。早いものねえ



私の傍に来たら、とにかくお腹を揉んであげよう。
腸のどこかで詰まらないようにするのが
最重要課題なのだ。

元気で長生きしてもらわなくちゃいけないのだから、
私がもっともっともっともっと 気をつけてあげなくては ―


坊ちゃんは 元気です。
坊ちゃんにも、もっともっともっともっと 気をつけてあげようね





売れ残って激安だったピンクネコヤナギと マーガレットを買いました


マーガレットを育てるのは初めて。初めてのお花は、わくわくします


色がマーガレットとかぶってしまった。
今年で12年目のシラーは満開です


ヘレボルスも まだ咲いています



一昨日、粉雪が降ってビックリしました。
早く心もうららかな春になりますように。



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