ねこインコ日記

猫、魚、花が大事な家族。
ゴロは甲状腺亢進症、アテナは事故の後遺症の便秘と闘っています。
応援して下さい。

スウィート・シックスティーン

2017-03-20 | 鳥っこ
3月20日は、たろ君の正真正銘のお誕生日です。


2001年生まれなので、満16歳になりました。


ヨロコビの歌 熱唱中。
オカメは、オレンジ色のほっぺが可愛いね


素人ブリーダーさんのお家で生まれ、
2歳の時、うちにもらわれてきた たろ君。

元のお宅では雑な扱いを受けていたようで、
最初の数ヶ月は、手を怖がって大変でした。

初めて手に乗った時は、感激しましたよ。


性格は朗らかで陽気、そしてかなりのガンコ(笑)

どうガンコかというと、
気に入らないものは、ハンストして断固拒否。

たろ君は、弟のじろ君と一緒にもらわれてきました。
元の飼い主さん曰く
「とても仲が良くていつも一緒にいるので、是非一緒に」とのことでした。


最初は、兄弟一緒のカゴにいました。
顔もそっくりのふたりは、確かに仲良しでした。


ところが、落ち着いた生活をするようになって、
もともとの性格がハッキリ出るようになったようで、
弟のじろ君が、たろ君に甘えすぎるようになり、
たろ君が癇癪を起こして、
じろ君に当り散らし、苛めるようになりました。

慌てて病院に相談し、先生の勧めで、とうとう別居。

で、体の大きいたろ君に、
大きなカゴ(写真右側:じろ君が入っています)を買い、
たろ君をお引越しさせました。


ところがたろ君は、新しいカゴも止まり木も気に入らなかった。

それまでのカゴはオウム用で、前面が手前に大きく開くタイプでした。
私がゆっくり扉を開くと、たろ君は扉に乗り、
カゴの外に出るのが習慣になっていました。


ところが新しいカゴは、一般的な鳥カゴで、
出入り口は小さく、上に持ち上げるタイプでした。

入り口を開けて、洗濯ばさみで固定しておいても、
たろ君はどうしていいかわからず、
カゴの外に出られなくなってしまいました。


たろ君は止まり木にすら止まらず、
ずっとカゴの底の部分にいました。
2週間近く、ろくに食事もせず、
ムッツリ黙りこんで、鬱のような状態になってしまいました。

じきに新しいカゴにも慣れるだろうと思って
私はのん気に構えていたのですが、
さすがに命の危険を感じるようになり、
じろ君を新しいカゴに移動させ、
たろ君は元のカゴに戻しました。

すると、すぐに一件落着。

たろ君は、食事も外遊びも元通りするようになり


じろ君の方は、新しいカゴにすぐに慣れました。
じろ君はお外が嫌いだったので、特に問題なし。

四六時中ずっと一緒だと、ケンカばかりでしたが、
1日の限られた時間だと、また仲良し兄弟に戻りました。

じろ君をカキカキしてあげる 優しいたろ君


ああ良かった ― 

そう思って暮らしていた数年後、
兄弟ともにクラミジアに感染していることがわかりました。

じろ君はお薬が効かず、数年闘病したのち、先にお空へ。

お薬が効いたたろ君は、幸運でした。


「たろ君は、じろ君の分も長生きしなきゃいけないね」と話しています。

私は小鳥の病院で、30歳のオカメさんに会ったことがあります。
飼い主さんは、70歳を超えた素敵なおばあちゃまでした。

「もう最近は、名前を読んでも返事をしないんですよ。
耳が遠くなったのか、ボケちゃったのか、
それとも、お返事するのが面倒くさくなったのかしらねえ」と
おっしゃっていました。

たろ君は、30歳のまだ半分だからね。


うちでは、インコは独りになってしまったけれど、
のんびり好きに過ごして、長生きしてもらえれば・・・と願っています。


たろ君 16歳のお誕生日おめでとう!!!



先日の日記 『6年前』には、続きがあります。
ご興味のある方のみで。


引っ越して2日後、あの大震災が起きました。
私は発生時には家にいて、ダンボールの山と格闘中。
大きく揺れましたが、何も被害がなかったので、
あんなに酷い地震とは気づきませんでした。

私が事態の深刻さに気づいたのは、
地震発生翌日の土曜日。

棚を買い足したくなり、
近くのホームセンターに、自転車で出かけました。
すると、土曜日なのに開いていない?

別のホームセンターにも行ってみたら、
「地震のため臨時休業」と貼り紙がありました。

棚は諦め、食料を調達するために
スーパーに行きました。
室内はまだどこもかしこもダンボールで、
炊事をする暇があったら、部屋を片付けたかった。
落ち着くまでは、インスタントものか
お弁当を買って済ませようと思っていました。

ところが、スーパーも臨時休業でした。
慌ててコンビ二に行ったら、
残っているのは、若干のスナック菓子だけ。
インスタントラーメンはゼロ。
菓子パンひとつすらありませんでした。

幸い、お米だけは買ってあったので、
その夜は、白飯に塩をかけて
終わりにするしかありませんでした。

翌日、また違うスーパーに行ってみましたが、
前日と変わらず、何もありませんでした。

明けて月曜は引越し後、初の出勤でした。
会社の人から、物流へのダメージが相当大きいらしいと、
どこの店でも何もないよと聞きました。

会社が終わり慌ててスーパーに行くと、
話の通り、乾物がちょっと残っている程度で
食べ物は何もありませんでした。
トイレットペーパーなど生活必需品も、
根こそぎなくなっていました。
そしてどの棚にも「次の入荷は不明」との張り紙。

ガランとからっぽになった棚は
映画の1シーンのようでした。
猫たち、鳥たちのゴハンは
たくさん買っておいて良かったと
胸をなでおろしたのを覚えています

しかし、大変なことはまだ続きました。
計画停電の実施です。

2~3日に1回、3時間ほどでしたが、
まだ寒くて、本当に辛かった。
夜8時から開始の時は、
布団で暖を取りながら寝るしかなく、
昼の1時から開始の時は、
仕事にならないので、全員家に帰されました。

さらに悪いことに、
私の勤務先と私の住まいは
計画停電では、同じエリアに指定されていました。

これはすなわち、会社が停電だと、家も停電。
帰宅したところで、トイレも水も使えない。
どこかで時間をつぶそうにも、
周り一帯、ほとんどのお店は休業中。
(レジが使えないので)

一番怖かったのは、
信号機が停電していることでした。
警察官が手信号をしている大きな交差点でないと、
車はスピードも落とさずビュンビュンと走り過ぎ、
安心して道路も渡れませんでした。


普通の生活に戻ったのは
1ヶ月以上経ってからだったと思います。
物が手に入らないのは恐怖そのもので、
悪夢のような経験でした。

6年も経ち、普通に生活していると、
つい忘れそうになりますが、
あの辛かった時のことは、
一生忘れてはいけないと思うようにしています。


今、ご自宅以外で避難生活を送られている方や、
飼い主さんと離れてしまった動物たちが、
少しでも早く、元の落ち着いた暮らしに戻れますよう、
心からお祈り申し上げます。




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レモン君、初盆だね

2016-08-14 | 鳥っこ
4月20日に、13歳で大往生したレモン君。

今年、初盆です。


亡くなる前の晩も、いつもと全く変わりなく、
朝、眠っているように静かに亡くなっていたので、
いなくなってしまったのだという実感が
なかなか湧きませんでした。

可愛かったなあ




レモン君のカゴは、そのままにしています。
まだまだ、お片づけする気にはなれません。


レモン君に雰囲気がよく似ているので、
ジブリの『千と千尋の神隠し』に出てくる
オオトリさまが昔から大好きです。

右がオオトリさま 左はイースターのピープちゃん


お盆なので、オオトリさまのミニパズルを組み立て、
カゴの前に飾っています。




リラックマのキャラクター、キイロイトリ(左端)も
レモン君に似ているから大好き



レモン君は、とてもおしゃべりな子だったので、
静かになってしまったインコ部屋が寂しいです。


レモン君は、先に虹の橋に行っている
先輩たちがたくさんいるから、寂しくないと思います。


レモン君のことが大好きだったペンちゃんは
再会できて、大喜びしているでしょう。



私は、猫とは暮らせないアパートに住んでいた時代から
小鳥とはずっと一緒に暮らしてきました。


歴代の小鳥たち、全員が全員に会ったことはないけれど、
リレーするように続いてきた小鳥たち、
今はみんな一緒に仲良く、
虹の橋で私が行くのを待ってくれているかなと思っています。


初めてデジカメを買ったのが2000年なので、
それより前に亡くなった子の写真がないのが残念。


ピーちゃん(1985~2004年)から始まった




写真はないのですが、
ヤマブキボタンのキーちゃん(1985年~1985年)、
セキセイインコのQ太郎(1985年~1995年)、
セキセイインコのコロたん(1995年~2000年)を
お迎えし、お見送りしました。

コロたんと一緒にお迎えした キョロ君(1995年~2003年)


コロ君が先に亡くなって、
ペンちゃん(2000年~2008年)をお迎えして


キョロ君は ペンちゃんが大好きで


2003年、広いマンションに引っ越したのを機に、
飼育崩壊のアマチュア・ブリーダーさんから
たろ、じろ、こじ子さんをお迎えして




一番多かった時は、鳥かごが5つありました


キョロ君が亡くなって、
チロりん(2003年~2003年)をお迎えして 


ペンちゃんは、チロりんが大好きで


チロりんが亡くなって、
レモン君(2003年~2016年)をお迎え




レモン君は オカメインコも大好きでした







こじ子さん(2002年~2006年)を見送り


じろ君(2001年~2014年)を見送り


レモン君もいなくなって、
今、たろ君ひとりになってしまいました


たろ君はみんなが守ってくれているから もっともっと長生きしようね



長く一緒に暮らした子も、
病気で少ししか一緒にいられなかった子も、
どちらも大切な思い出をたくさん残してくれました。


みんな勢ぞろいしたら
さぞかし賑やかだろうなあ。

そんなことを考えて
クスクスしたり、しんみりしたお盆の週末でした。




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レモン君の思い出

2016-04-26 | 鳥っこ
前回の日記に、
レモンへのお悔やみのコメントをありがとうございました。


もう一度、レモン君の思い出について書かせてください。



あまりにも突然いなくなってしまったので、
未だに実感がわかない部分があるのですが、
写真を見ていると、
あんなこともあったな、こんなこともあったなと、
思い出がどんどん蘇り、
13年という長い年月を、一緒に暮らしてくれてありがとうと
改めて 写真のレモン君にお礼を言う毎日です。


動物は、見た目はあまり年を取らないと思っていたけれど、
写真を比べて見ると、羽のツヤが違ったりして、
それなりに年齢を感じますね。


私は今まで、8羽のインコをヒナから育てましたが、
レモン君が一番、ダントツで手のかからない子でした。




ヒナ時代のふやかしたアワ玉から 大人のゴハンに切り替える時、
どの子も切替がスンナリとはいかなくて、
ハンストされて死にかけたり、
何度も病院に駆け込んだり、苦労するのが常。


ところが、レモン君は悟ったかのように、
さっさと赤ちゃんフードを卒業してくれて、ビックリでした。


また、翼が生えそろうと、
まだうまく飛べないのにカゴから飛び出してしまい、
落下したり、ヒヤヒヤさせられる子が多かったですが、
レモン君はそのような無茶はせず、
羽ばたきの自主練習をキッチリこなしてから飛び始めた 優等生でした。







インコ・文鳥あるある、水入れで水浴び。これが初めての水浴びでした







菜っ葉の食べ方も ちょっと変わっていました





菜っ葉に関しては、
喜んで食べる子か、全く食べない子の両極に分かれることが多いです。
ところがレモン君の場合は、ひとヒネリありました。


小松菜をあげたら、大喜びで食べたので、
数日後にまたあげたら、今度は全く手を付けない。

飽きたのかと思い、違う菜っ葉に替えても、頑として食べない。

何回かスルーされたので、
もう菜っ葉は嫌いになったのかと思いきや、
また大喜びで食べる、という、謎のコダワリがある不思議な子でした。


姉さん女房だった ペンちゃん(2008年に亡くなりました)は、レモン君が大好きでした


ほほえましいカップルでした







レモン君、オカメたちのことも好きでした


じろ君(2013年に亡くなりました)と ぜひともおしゃべりしたい


じろ君 怒ってます


スキマに入るも、逃げられちゃいました


こじ子さん(2007年に亡くなりました)とも ぜひ遊びたい


怒りにワナワナ震える こじ子さん




どんなに怒っても こじ子さんはへっぽこパンチしか出さないので 放置(笑)


怒り心頭で、カゴに八つ当たりする こじ子さん


コソッと近づいて、しっぽをひっぱって怒られることも



ペンちゃんの発情がひどくなり、一緒に放鳥できなくなりましたが、
ペンちゃんは必ず、会いにきてくれました。



中年になって以降、
レモン君自身、飛行中に引きつけを起こして
キリモミ落下することが何回かあり、
病院と相談した結果、カゴから出さないことにしました。

でも、このブランコがあればご機嫌


呼べば近づいてきて とっても可愛かった



ツイッターで トッちゃんの時と同様、
たくさんの方がお悔やみのコメントをくださいました。
こちらにも残しておこうと思います。















































老衰であれ病気であれ、お別れはいつも辛い。
それでも、会えて良かったと、
人生の一部を共有できてよかったと、心から思います。


最後に、レモン君へ


今まで本当にありがとう。これからもずっと家族だからね。



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レモンが亡くなりました

2016-04-22 | 鳥っこ

4月20日の朝、いつものようにカゴの布をめくったら、
レモンが亡くなっていました。


今年で13歳、人間にすると90歳を超える おじいちゃんでした。


前の晩も、いつもと何ら変わることなく
たくさん食べて、楽しそうにおしゃべりしていました。


緊張すると、酷いひきつけを起こすくらいで、
今まで病気らしい病気をしたことがない 健康優良児でした。



だから、もっと長生きしてくれるのでは・・・と思っていたのに。




カゴの中は敷き紙の乱れもなく、とてもきれいな状態でした。
レモンは、カゴの底で隅に向かい、
眠っているような姿勢で亡くなっていました。


大往生だったと思います。
あまりの急な旅立ちに、しばらく実感がわきませんでした。





21日朝、トッちゃんと同じペット葬儀屋さんがお迎えにきました。


お花でいっぱいにして


ピープちゃんに見守られて 私たちの元を旅立っていきました。



姿は変わってしまったけど、心はずっと一緒だからね



どうしても ジャンボセキセイと暮らしてみたくて、
ジャンボセキセイの愛好会に入会し、
(当時、入会すると、ヒナを1羽お譲り頂けました)
元夫が ルチノーのヒナがいいというので、
1ヶ月以上待ち、ようやくお迎えしたレモン君。


ピヨピヨいっていたのが、昨日の事みたいなのに






少しずつ 羽が生えそろってきて


おなかいっぱいで 爆睡中






可愛かったなあ


本当に可愛かった






本当に本当に 可愛かった



大分 やんちゃになりました

















ギリギリまで普通に過ごし、
急に思い立って、お空に飛び立っていったようなお別れでした。


一足先に旅立った 仲良しだったペンちゃんと合流したかな



晩年は、カゴから出ないし、カメラを向けると怒るし、
滅多にブログに登場しませんでしたが、
とても大事な家族でした。


インコとお別れする絵本を見て、更に号泣する始末






レモンの若かりし頃の写真がたくさんありますので、
もう少しだけ、レモンのことを書いておきたいと思います。


レモンの歌声がなくなってから、家の中がシーンとしてしまった。
とても寂しいです。




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15歳になりました(誤って途中で上げてしまいました。追記あり)

2016-03-23 | 鳥っこ
3月20日は、オカメインコ たろ君の15歳のお誕生日でした


オメデトウ 人間だったら、4月から高校生でしょうか


これは オカメインコの擬卵 


2007年に亡くなった こじ子さん が卵を産んでしまった時に、慌てて買いました。
たろと同じ、クラミジアのキャリアでしたが、たろと違って薬が効かなかった。
卵を産まなければ、もっと長生きできたかも・・・と思うと、今も涙が出ます。


話を たろ君に戻しまして。

たろさん、アナタはこんなに小さい卵だったのよ


卵とツーショットを撮りたかったのに、ビビって逃げる


オカメインコは、ビビリ屋さんだものね ごめんね


たろは、アマチュア・ブリーダーさんのお家で生まれたのですが、
お誕生日をしっかりと記録されていました。

3月20日は、卵から出た 正真正銘のお誕生日です

卵時代は、炊飯ジャーで温められていたそうです むふふ


1歳半で、うちにお迎えしました。ご縁に感謝です。

カメラ嫌いで、カメラを構えると顔つきが変わる


でも、口笛を吹くと 大喜び


口笛効果で、笑顔になっているのがおわかりいただけますか?


テンションが上がると、クチバシをガンガン


夜寝る前に、必ずカゴから出てきて、カゴの上をぐるっとお散歩。

口笛を吹くと、どんどん近寄ってきて
私の鼻の下に むき出しの鼻の穴をぴったりとくっつけて
鼻チューするのが、お互いの大事な日課。


干草みたいなニオイと 小さな鼻息がなんとも可愛いんです
鼻チュー写真を撮れないのが残念。


さて、もうひとりのインコさん ジャンボセキセイのレモン君ですが


ツメ切りのため、また握りました


レモン君、我が家のセキセイご長寿ナンバーワン
秋で13歳になります。(坊ちゃんと同じ年)


よく食べ、よくしゃべり、元気なのですが、
最近、ちょっと足腰が弱ったかなと思うことがありまして、
ブランコから止まり木に移動するとき、
狙いを定めて、よっこらしょという感じになっています。


過去にいたご長寿コザクラインコは、やはり足が弱くなったのと
白内障にもなったので、
かかりつけの小鳥の病院の指導のもと、
ひとまわり小さいカゴを用意して、
晩年を過ごしてもらいました。


確かに、狭くて低いカゴの方が安全なのですが、
長年住み慣れていて、
止まり木とエサ入れ、ブランコの距離感が
しっかりと体に染み付いているカゴから、
新しい環境に移すのも、それはそれで心配で・・・。


不必要に過保護にすることで、
足腰を却って弱くさせないかな とか、

長いしっぽが狭いカゴの中で
あちこちに当たって嫌じゃないかな とか、

黄色いブランコが見つからなくて
青いブランコは嫌じゃないかな とか、
(小鳥は、色にとても敏感です)


とりあえず、カタチだけ用意はしてみたものの、
なんやかんやと心配ばかりが先に立って、
お引越しさせる勇気が出ないのでした


ツメ切り後など、怒ると
ブランコの鈴をぶん殴って、振り回すくらいだから
まだまだ大丈夫かしらねえ レモン爺ちゃんや



オマケ

我が家のヘレボルス、今シーズン真っ盛りです。今年も咲いてくれてありがとう













お彼岸に、ちょっと不思議なことがありました。
まるで、トッちゃんが戻ってきたみたいでした。
次回は、そのことについて書きますね。


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11月16日

2015-11-20 | 鳥っこ
11月は、私にとってはもうひとつ、大事な記念日があります。

16日は、ジャンボセキセイのレモン君をお迎えした 12回目の記念日でした。


2003年、生まれて2週間程度のヒナでした。


ぴよぴよ


ぴーよぴよ



レモン君は、ジャンボセキセイ専門のブリーダーから お迎えしました。


2003年の前半、うちにはセキセイインコが2羽いました。


この青い子、お転婆でよく遊ぶ ペンちゃん という女の子が


肝臓の病気と闘っていたパートナーに突然先立たれ、すっかりしょげてしまったのです。




カゴから出しても全く遊ばず、ちょっと羽づくろいしたら、カゴに戻ってしまう。
鬱のような状態でした。

どんより



このままではマズイと
オトモダチを連れてこないと大変だ ということで、お迎えしたのでした。


ジャンボセキセイを選んだのは、私の個人的な好みから。

亡くなった子が偶然、体格の大きい子だったので、
ジャンボセキセイを育ててみたくなったのです。


ヒーターつきのプラケースで、保温はバッチリ


赤ちゃん時代は、普通のセキセイのヒナと同じ


満腹で爆睡中


お腹パンパン


少し大きくなって


少しずつ ジャンボの風格が出てきて


ふわふわで 温かくて そりゃあもう 可愛くて可愛くて


ゴハンが終わると、手に乗せていました




セキセイではよくある、小さい時だけ、おさわりOK








ペンちゃんは大喜び












子供のころは、活発でしたが








少しずつ、大らかでおっとり いつでもマイペースの マッタリした性格になっていきました。






そんなレモン君、3歳を過ぎた頃から、
ちょっとした「異常」が見られるようになりました。


飛び回っている時、突然きりもみしながら落下する。

病院で診察を受けている時、異常な声を出し、ひきつけを起こす。

病院に向かう道中も、何度もひきつけを起こす -


精密検査はできませんでしたが、
小鳥専門の病院の先生によると、
これは、文鳥さんで時々みられる症状とよく似ていて、
極度の緊張状態や興奮状態になると、
脳の血流が妨げられ、引きつけを起こすのではないか、とのことでした。

鳥だって、高いところから落ちて、
打ちどころが悪ければ、死んでしまいます。

レモン君の命を守るには、この先、カゴから出さない方がいいでしょうと。

命を守るためなら、仕方ありません。
ペンちゃんには、ちょっと気の毒でしたが、
当のレモン君は、特に不満を感じることもなく(むしろ、カゴ大好き)
どんなときもマイペースで、日々の暮らしを楽しんでいる様子でした。



ペンちゃんは2008年、8歳の時に肛門の横に腫瘍ができ、
お空に帰ってしまいました

私は今度はレモン君が寂しがって、鬱状態になるのでは・・・と、かなり心配しました。

でもどんな時も、レモン君は マイペースでした。

特に寂しがる様子も、変わりもなかったので、
ホッとするやら、ペンちゃんがちょっと気の毒になるやら


そして12歳 立派なシニアになった現在。


ずんっ


年とともに だんだんズボラになり(私もヒトのことは言えない
羽づくろいをあまりしなくなったものだから、頭は常に筆毛(新しい羽)でツンツン。


フカフカの方が可愛いのにねえ・・・


これは、いじめているわけではありません。
病院に連れて行けないので、私が定期的に爪切りをしているのです。


酷い目に遭いましたか そうですか





レモン君は、我が家の歴代のセキセイインコの中で 一番のご長寿です。
何事にもこだわらない あっさりした性格が、ご長寿の秘訣なのではないかと思っています。
(すぐにイライラする私は、見習うべきですね

最近 ちょっと足腰が弱ってきたようで、
小さいカゴを用意すべきか 迷っているところ。

猫たち同様、冬もできるだけ温かくしてあげて、
毎日楽しく、もっともっと長生きしてほしいと 心から願っています。


カメラ嫌い、カゴから出ないのでネタがない、などの事情により
あまりブログに登場しない 我が家の鳥っこたちですが
これからも レモン君をよろしくお願いします。
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たろのお誕生日

2014-03-22 | 鳥っこ
3月20日は、オカメインコのたろの13回目のお誕生日でした。


たろはブリーダーさんのおうちで生まれ、
1歳の時に譲っていただきました。
3月20日は、卵から出た正確なお誕生日と聞いています。


去年亡くなった弟のじろとともにやってきて、
我が家で最初に撮った写真がこれ↓
初めての場所、初めてのカゴ、初めての止まり木、そして知らない顔。
動揺して、なぜかカゴの角の部分にへばりつくフタリ。


なかなか慣れてくれなくて、カメラを向けると緊張。(たろは手前)


1ヶ月も経ち、ようやく落ち着いた頃。



その後、私にはすっかり馴れ、(元オットには、最後まで馴れませんでした(笑))
荒鳥から手乗りに変身。

穏やかで優しい性格のたろ。
でも、ちょっとガンコなところもありまして、
カゴと止まり木を新しいものに替えようとしたら、何日もハンストを決行
心配で根負けして、元に戻したこともありました。


大好物のボレー粉を交換してあげようと、カゴに手を入れると怒ります。
(でもヘタレなので、絶対に噛みません)


話しかけられるのが大好き。
嬉しいと、激しくヘドバン。



小松菜も大好き。
筋の部分だけ残して、きれいに食べ尽くします。


嬉しいと、ハープでも弾くように、カゴの横をドゥルルルン♪


完食しました♪のドヤ顔


筋の部分もやっつけましたといわんばかりの笑み


見かけが変わらないので、つい子供扱いしてしまいますが、
人間なら、リッパな初老の「おじさま」。


月並みですが、これからも毎日楽しく暮らしてもらいたい、
少しでも元気で長生きしてほしい、それを毎日祈っています



鳥のネタなので関係ないのですが、一応

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ひさびさにレモンを握る

2014-01-28 | 鳥っこ
何か月かぶりに、ジャンボセキセイインコのレモンの爪切りをしました。



2年前までは、病院で爪切りをしてもらっていました。
しかし、レモンは外出が大嫌い。
通院するたび、ものすごい引きつけを起こします。


その引きつけが年々ひどくなりまして、
「少ししたら元に戻るから大丈夫」というレベルではなく、
病院の先生まで
「このまま死んでしまうかと思った」とビビるほどのもの。


レモンは、家では引きつけを起こしません。
目の前で掃除機をかけても、全く平気。
私が体をつかむと怒りますが、引きつけは起こしません。


移動時の揺れに極端に弱いのと、
知らない人に触られるのが
引きつけのトリガーになるようです。


レモンは10歳。人間なら、もうおじいちゃんです。
ここまで元気で頑張ってきたのに、
重病で通院なら仕方ないとしても、
爪切りするだけの通院で引きつけを起こさせて、
命を落とす・・・など、絶対にあってはならないこと。


そこで、私が爪を切ることに決めたのでした。
最初は、けがをさせるのではないかと怖くて、
緊張で汗だくになりましたが、ようやく少~し慣れてきました。


カゴから出るのが嫌い、カメラが嫌い、手が嫌いなレモン君。
カメラを怖がるので、カゴ越しですら、あまり写真を撮らないようにしています。


でも今回は、ドアップ写真を撮りました


頭がつのつのだらけ~


つのみたいなのは、新しい羽毛(筆毛)です。
白い皮に包まれ、ストローのようになっています。

レモンはもう何年も、頭がこの状態

それは、筆毛をほぐしてくれるペンちゃんがいなくなってしまったから


・・・というのもあるでしょうが、
普通の鳥は、ブランコや止まり木にこすりつけて、自分で筆毛をほぐします。


レモンの場合、本人が無精としか思えません
ほぐしたら、ふっかふかの頭になって、もっと可愛いのに。


ピヨピヨ赤ちゃん時代は、そりゃもう、殺人的に可愛かったレモン君。


ヒナ時代は、プラスチックの水槽で保温していました。
ふやかしたアワ玉をたくさん食べてお腹いっぱい。


少し大きくなった頃。


寝るポーズは同じ。



約2か月、カゴの中ではばたく練習を十分したのち、放鳥開始です。


手の中で寝るのが大好きでした。


カキカキもさせてくれました。


ルチノーなので、お目目は真っ赤です。
年とともに、赤くなくなりました。こういうものなのでしょうか?不思議です。


ジャンボセキセイらしく、頭が大きいのが特徴です。


可愛くて可愛くて、よく顔面にチューしていました



大人になるにつれ、おさわり厳禁になりました。残念


触らせてくれなくたって、頭が筆毛だらけだって、レモン君は可愛い。



我が家の歴代のセキセイインコのご長寿記録を、今日も元気に更新中

このまま病院要らずで、ずっと長生きしてくれますように




鳥の話なので、猫とは関係なかったですが、一応

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たろのお気に入り

2013-08-26 | 鳥っこ
6月に、弟のじろに先立たれ、
先々週、トッちゃんに鳥部屋に侵入され、
ついていないこと続きの オカメインコのたろ。


最近、得意のお歌をあまり歌いません。
エサの食べっぷりも、いまひとつ。

顔の表情も、心なしか冴えないような気がして、
どうも心配になってきました

そこで、ゴキゲン取り作戦に出ることにしました。


2003年、うちにきたばかりの頃の たろじろ兄弟。


手乗りと聞いてお譲りいただいたのに、全くの荒鳥。
お掃除をするため、私がカゴに手を入れるたび、
右往左往してパニックを起こしました。

そこで私は、手は怖いものじゃないよ、ということを教えるため、
手からエサを与える作戦を開始したのです。

もとのおうちでは、
大きなカゴで、たくさんの仲間たちと
雑居飼いされていたふたり。

ちゃんと自分たちだけを見て、声をかけてもらえるようになったのが
よほど嬉しかったのでしょう。

ほどなくして、手からエサを食べるのが、大好きになってくれました。
ガリガリに痩せていたのに、体重もどんどん増えました



2006年、たろが体調を崩したことがきっかけで、
ふたりともクラミジアに感染していることがわかり、
投薬など体調管理の関係で、兄弟は別々のカゴに。



2007年以降、じろの腎臓の調子が悪くなり、
療法食のペレットをなるべく多く食べさせることになりました。


食事の管理が複雑になって以降、
ふたりとも、手からエサをあげるのをやめました。


じろの目の前で、
たろにだけ手からエサをあげると、
たろをえこひいきしているように
じろは感じるのではないかと思ったからです。



でも今はもう、たろひとりだし、
(ジャンボセキセイのレモンはいますが、お互い眼中にない様子
何年かぶりで、手からエサをあげて
ゴキゲンを取って、元気を出してもらおうと考えました。


しかし、何と言ってもそこは トリアタマ
いきなりえさ箱を目の前に差し出されたたろは、
怖がって、カゴの中で逃げまどいました。


あんなに手から食べるのが好きだったのに、
忘れちゃったか・・・


でも、何日か繰り返すうち、どういうことか理解してくれたようで、
また手から食べるようになりました


ガツガツいきます
最高潮にゴキゲンだと、エサ箱をくちばしでトントン叩きます


トクベツ待遇だもの、トクベツおいしいよね


すっかりゴキゲンさんに戻りました。



人間だって動物だって、
毎日楽しいな嬉しいなと思いながら
暮らすのが一番だと思います。


猫にばかり気を取られ、
鳥たちには寂しい思いをさせてきたに違いありません


いまさら・・・かもしれないけれど、
これからもっと大事にするからね


みんなでずっと楽しく暮らそうね。


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ずっと一緒

2013-08-19 | 鳥っこ
じろが6月10日に亡くなって、先週は初盆でした。



お盆で帰ってきたとき、カゴがないと戸惑うかと思い、
そのままにしてきましたが、
お盆も終わったので、処分することにしました。

10年使って、汚れもこびりついていたカゴ。
それでも捨てるとなると、寂しい思いでいっぱいです。

じろが使っていた止まり木と
じろの噛んだ跡が残っているエサ箱は残すことにしました。


3つだったカゴが2つになっただけで、寂しくなったなと感じます。



カメラを怖がったので、可愛い写真が極端に少なくて残念。
実物は、写真よりもはるかに可愛らしかったです。

カメラを向けると、すぐに逃げてしまうのでした。


一番遠いところに移動して、そっぽを向くことも。


珍しく逃げないと思ったら、寝ていたり。



一緒に過ごした約10年。
病気で大変なときもあったけれど、
楽しいことばかりが思い出されます。

2003年


2004年


2005年


2006年


2007年


2008年


2009年


2010年


2011年


2012年


2013年



私はじろにとって、いい飼い主だったんだろうか。
もっと気をつけていれば、
病気を治してあげられたんじゃないだろうか。
今も後悔の念に駆られます。
病気、辛かったね。よくしてあげられなくて、本当にごめんね。


会えてよかった。うちの子になってくれてよかった。
カゴはなくなっても、姿は見えなくても、みんなずっと一緒。

楽しい思い出をありがとうね。
コメント (8)
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