私の仕事は、PCでの文書作成が大きなウェイトを占めています。
ですから、タイピング(キーボード上のキーを打っての文字入力)は、仕事の処理速度にとって重要です。
これまで、通常の文字や数字については、タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができていたので、ひそかに自信を持っていました。
ところが、そのように自信を持っていたはずのタイピングなのに、実は自己流の部分が大きくて、重大な欠陥があることが分かりました。
記号入力と、Enterキーです。
【1】 記号入力
これまで、記号入力は、タッチタイピングの方法ではなく、キーボード上のどこに目的のキーがあるのか、目で探してから、キーを押していました。
記号もタッチタイピングできると、文字入力が速くなるはずです。目的の記号がどこにあるのかをあらかじめ記憶しておけば、探す手間がないのだから、それだけでもずいぶん違うはずです。
特に、VBAやシェルスクリプト等のコード作成(プログラミング)では、!,”,#などの記号入力が多いので、タッチタイピングできるのが理想です。
この記号入力は、先日から、矯正中です。練習を重ねることで、少しずつ、記号もタッチタイピングできるようになってきました。
タッチタイピングによる記号入力は、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
【2】 Enterキー
これまで、Enterキーは右手中指で押していました。
けれども、調べてみると、これは望ましい方法ではないことが分かりました。
タッチタイピングの方法でEnterキーを押すには、正しくは右手小指を使うべきです。多くのサイトで、このことが強調されています。
なぜ、Enterキーを押すのに右手小指を使うべきなのでしょうか?
それは、小指を使うことで、他の指はホームポジションに残したままにできるから、とされています。確かに言われてみればそうですね。小指をEnterキーに伸ばすと、多少ずれることがあっても、右手人差指は「J」キーに近くに残しておくことができます。ちなみに、「J」キーは、右手人差指のホームポジションです。
Enterキーは、変換後の文章を確定させるために使用するので、頻繁に使用します。ですから、正しくEnterキーのタイピングができれば、積もり積もれば、文字入力全体のスピードが違ってくるでしょう。
上記の【1】記号入力と【2】Enterキーのうち、【1】記号入力の方は何とかなりそうです。練習の成果が出てきて、先が見えてきました。
けれども、問題は【2】Enterキーの方です。Enterキーのタイピングの矯正は、一筋縄ではいきません。
小指でEnterキーを押そうとすると、「ええっと、ええっと、どうするんだったかな?」と戸惑ってしまい、そこで文字入力の流れが中断してしまいます。入力作業の流れが中断すると、思考までも中断するのがもったいない気がします。
それに、小指でEnterキーを押したつもりでも、別のキーを押してるってことが、しょっちゅうです。そのタイプミス修正にまた手間取る、この繰り返しです。
Enterキーを押したつもりでも、よくやるのが、その手前の
(「 )・・・かぎ括弧始め や、
( 」)・・・かぎかっこ閉じ
を押してしまってる、というミスです。
まだ、キーの位置関係が体に沁みついていない証拠です。
30年以上も、自己流でやってきたのだから、そりゃぁ、1日や2日で矯正できるはずがありません。当たり前ですわな。
だから、まぁ、最初は戸惑ったり、イライラしたりするでしょう。それは仕方ないことです。
これからのPCライフのために、今ここで困難を乗り越え(・・・大げさ)、しっかり軌道修正しておくことにしましょう。
逆の言い方をすると、タイピングをこれから習得する児童、生徒さんにとって、最初っから、正確で完全な方法をマスターすることが、いかに重要かってことです。
これからのデジタル社会に備えて、「プログラミング」が学校の授業に採り入れられているんじゃないでしょうか。プログラミングの考え方に付け加えて、ぜひ、正しいタイピング技能も身に着けてもらいたいものです。
それでは、また次の記事で
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