2010年に撮った写真、約2万6000枚を再レビューしてみた。
撮った直後にみる感じと、一定期間置いた後にみる感じでは明らかに違う事が
はっきりした。直後に写真を見ているときは、自分の思いが強すぎてそれに合わない写真は
一切見向きもしないが、後でみると思いもしなかったことが判ってくる。
そんな効果があることに気がついた。
5/10のこのブログにも書きましたが、自分の花の写真がいつも”風景然”としている
撮り方しかできていなかったと。
また昨年11月の鴨川大山千枚田のライトアップ(松明)の写真などは棚田に近すぎて
棚田全体の遠近感や幻想的な雰囲気が殆ど出せなかった。
松明の明るさを、幾何学的な文様に映し出すなども考えられる事であった・・・。
全部失敗作に終わったという感触が確信に変わった。
また、近くによっても、こうすれば遠近感が出せるなど新たな気づきもあった。
過去の写真は、そのままその時点での事実であり、その時の自分の力そのものである
事は紛れもない事である。 ども、そのことがこれから先の自分の補うべき事を示唆して
くれていることもまた事実なのである。 真摯に自分の弱さに向かい合う事の大切さを
実感している最近である。 そんなことから過去の写真をレビューすることが、写真の
基本に立ち返らせて呉れる効果も大きいと感じている。
2009年の写真も時間を見つけてレビューしてみたいと考えている。
さらに新たな気づきがあるかもしれないからである。
自分の弱いところを把握して、強みに変えていけたら、さらに進歩成長が期待できる
のではないかと淡い期待が生まれつつある、最近の湘南の憂次郎である。
皆さん応援してね。
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