~ 気ままに歩く 沖縄 ~ |
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( 画像;カクレクマノミ ) |
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【 沖縄諸島の海 】 『 サンゴ礁の渚 』 を見聞しましょう。 〓沖縄諸島の沿革〓 沖縄県は、日本列島の最南端及び最西端に位置する。 東西約1,000km、南北約400kmの広大な県域を有する。 域内には160余もの島や岩礁が点在する島嶼県である。 最も大きな島は沖縄本島で、次に西表島、石垣島、宮古島・・・である。 ◆緯度範囲 有人島(49島)でみた場合の範囲は次の通りである。 北端 伊平屋島 N=27°05’32” E=128°01’20” 南端 波照間島 N=24°02’28” E=123°47’33” 東端 北大東島 N=25°56’51” E=131°20’08” 西端 与那国島 N=24°26’42” E=122°56’08” 北緯:24°~27°東経:122°~131°の範囲にある。 有人島での日本最南端は波照間島、最西端は与那国島である。 ◆気候 日本で唯一の亜熱帯海洋性気候に属する。 年平均気温 23℃、最低気温が10℃以下になることは稀である。 年間降水量約2,000mmは全国平均約1,620mmに比べて多い。 季節を通しての温度差が小さいので、平準的に温暖な気候である。 〓サンゴ礁の渚〓 広大な海域に点在する殆どの島々は、その周りをサンゴ礁の帯でまとった磯を形成している。 隆起サンゴ礁で造成されている島が多い。 異例では、断崖絶壁の多い与那国島、西表島や石垣島は火山島であろうとの説もある。 それも、長年にわたるサンゴの造礁活動によって、白砂を寄せた遠浅の磯辺に成っている。 ◆エメラルドグリーンの海原 降り注ぐ光で燦々と輝く海面の内には、赤 青 緑 ピンク 紫などに彩るサンゴが揺らいでいる。 そのサンゴの周りには、色鮮やかな数々の熱帯魚達が遊泳している。 世界の海には約800種もの色、形、生態の異なるサンゴが生息しているそうです。 そのうちの約400種ものサンゴが沖縄海域に生息していると云われる。 わずかな海域で多種のサンゴが豊富に生息している姿は【海の花園】とも云えよう。 〓サンゴの生態〓 サンゴは刺胞動物の一種で、クラゲやイソギンチャクの仲間だそうです。 そのサンゴたちの死骸によって造られた岩礁のことを【サンゴ礁】と称するそうです。 長い歳月を経て、海底で堆積したサンゴ礁が大規模な岩層を形成する。 その岩層が漸次堆積して隆起岩となり、やがては海面上に姿を現わす。 沖縄近海で造礁される岩層を【琉球石灰岩】と称している。 ◆サンゴ礁のスタイル サンゴ礁は基本的に3つの造形を成す。 ①裾礁(きょしょう);島の周りを帯状に伸びて造礁される形 ②堡礁(ほしょう) ;島から遠く離れて造礁される形 ③環礁(かんしょう);広いサンゴ礁の内側が水没して環状になった礁湖 ◆サンゴの生育環境 サンゴ礁は、世界中の暖かい海の浅い場所で観られるそうです。 サンゴの生育には光が必要であるため、透明度良好で太陽光の届く場所が適しているそうです。 水深100mより深い所では、殆ど生息できなくなってしまうそうです。 沖縄近海は、1~2月の最も寒い季節でも海水温19℃で、年間を通して温暖である。また殆どの磯は浅瀬の広がりになっている。 それがサンゴの生育条件として最適だそうです。 地球的分布状態から観て、沖縄近海のサンゴ礁は北の端に位置しているそうです。 ★台風がサンゴ生育に果たす役割 夏の季節を迎える沖縄は、台風の常襲地帯です。 台風時の海は荒れ狂います。 その事が海水を満遍なく掻き回して、海水温を一定にしてくれるそうです。 更に、サンゴに付着する不純物や排泄物などを洗浄してくれるそうです。 しかし、大型台風だとサンゴ破壊を引き起こす危険状況も生じます。 〓サンゴ礁から授かる恩恵〓 海好きなダイバーや漁師達ばかりではなく、海と縁遠く暮らしている人達もサンゴ礁から多少なりの恩恵を授かっています。 ●サンゴ礁は色鮮やかな熱帯魚と共生しているが、その隙間がプランクトンの隠れ場になっているので大きな魚達が寄ってくる。 ●白い砂はサンゴの死骸を波浪によって細粒子化した産物です。 ●サンゴ礁の外側は急傾斜な深海に成っているので、台風時に起きる 激しい波浪を弱める効果がある。 つまり、天然の防波堤としての防災機能を果たしている。 ●サンゴ礁を切り出して、建築用造作物の素材として活用している。 沖縄の街を散策すがら、石組で積まれた屋敷囲いを見かけますが それらはサンゴからできた琉球石灰岩です。 近年では板状加工にして、建物 壁 装飾 描画などの素材として 用途が拡がっている。 ●指輪 イヤリング 帯止めなどの装飾品類も多様にある。 ●サンゴ礁はカルシゥムなど多くの栄養素を含有しているとされ、 健康食品化(サプリメント)して製造販売されている。 ●農作物栽培でも高効能の有機肥料として活用が拡がっている。 等々のように、サンゴは衣 食 住の中で多用化されている。 今。【沖縄のサンゴを守ろう!】運動が広く取り組まれています。 目下のサンゴの大敵は「オニヒトデ」だそうです。 オニヒトデの好物がサンゴで、食いちぎって白骨化にしてしまうそうです。 |
海を汚さないで サンゴ を守りましょう! |
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◇サンゴの海(1) | ◇サンゴの海(2) |
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沖縄のダイビングポイント☆彡 |
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サンゴは私たちの衣食住に欠かせないものなのですね。
海を汚さないよう
私たちが守らないといけないですね。
ありがとうございます。
海の花園、まさにその言葉がピッタリですね!
美しい海と、私たちの生活に欠かせない貴重な
サンゴを
私たち自身の手で守らなければ、と思いました。
ご訪問ありがとうございます
わたしは 実は沖縄 行ったことがありません
沖縄のこと いろいろ教えて頂けるのはうれしいです
またおじゃま致します