フランス王妃マリー・アントワネットの身長は推定約1メートル54で、当時の平均身長より2センチほど高かったことが、山梨県甲州市の歴史研究家、矢崎勝巳さんの解析でわかった。
肖像画の眼裂幅(目の横幅)などを手がかりに計算した。
歴史を楽しむ手法として日本人類学会などで発表した。
矢崎さんは、写実的に描かれたアントワネットの肖像画の眼裂幅と、手にしている本のサイズを正確に測定。それぞれから上腕骨(二の腕の骨)の長さを割り出し、上腕骨の長さと身長の相関を表した「ピアソン式」にあてはめた。
肖像画の眼裂幅は4ミリで、当時のフランス人女性の平均眼裂幅と肖像画の縮尺を考慮し、上腕骨の長さを30センチと推計。
ピアソン式で計算し、身長は約1メートル54となった。
また、肖像画に描かれた本の縦の長さは2・1センチ。当時フランスで出版されていた定型サイズの本の長さ18センチなどをもとに計算すると、上腕骨の長さは眼裂幅から推計したのと同じ30センチだった。
業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュース配信中。
肖像画の眼裂幅(目の横幅)などを手がかりに計算した。
歴史を楽しむ手法として日本人類学会などで発表した。
矢崎さんは、写実的に描かれたアントワネットの肖像画の眼裂幅と、手にしている本のサイズを正確に測定。それぞれから上腕骨(二の腕の骨)の長さを割り出し、上腕骨の長さと身長の相関を表した「ピアソン式」にあてはめた。
肖像画の眼裂幅は4ミリで、当時のフランス人女性の平均眼裂幅と肖像画の縮尺を考慮し、上腕骨の長さを30センチと推計。
ピアソン式で計算し、身長は約1メートル54となった。
また、肖像画に描かれた本の縦の長さは2・1センチ。当時フランスで出版されていた定型サイズの本の長さ18センチなどをもとに計算すると、上腕骨の長さは眼裂幅から推計したのと同じ30センチだった。
業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュース配信中。