長崎県・大村湾に生息する小型クジラ「スナメリ」について、水産総合研究センター(茨城県)などの研究グループが、国内で初めて音響調査による行動パターンの解析を行った。
外海に通じる針尾瀬戸(幅約200メートル)周辺で、春に多く出現。
閉鎖性の高い湾内にスナメリが住み着くのは珍しく、同センターは「餌のカタクチイワシを待ち構えている可能性が高い」と推察する。豊富な餌が生息の要因になっているとみて調査を続ける。
調査は、同センターが長崎大、九十九島水族館「海きらら」(長崎県佐世保市)と共同で、2007年11月から今年5月まで実施した。外洋に出ているか調べる目的もあり、針尾瀬戸の水中に2本の特殊マイクを設置し、録音した鳴き声からスナメリの出現回数や移動した方向などを調べた。
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外海に通じる針尾瀬戸(幅約200メートル)周辺で、春に多く出現。
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調査は、同センターが長崎大、九十九島水族館「海きらら」(長崎県佐世保市)と共同で、2007年11月から今年5月まで実施した。外洋に出ているか調べる目的もあり、針尾瀬戸の水中に2本の特殊マイクを設置し、録音した鳴き声からスナメリの出現回数や移動した方向などを調べた。
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