首都直下で発生が想定される東京湾北部地震(マグニチュード=M=7・3)について、文部科学省の研究グループは30日、予測震度の分布図を公表した。
国内の揺れの尺度では最大の震度7が、東京都東部と神奈川県北部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域も従来の2倍近くに広がった。政府の中央防災会議の想定にはなかった結果で、国や自治体は防災対策の見直しを迫られそうだ。
首都直下地震は18通りの発生領域が想定されており、このうち東京湾北部地震は、被害が最も甚大になるとみられる。研究グループは、最近判明した首都圏の地下構造を基に、この地震の発生領域の深さが従来想定より約10キロ浅い20~30キロのプレート境界にあるとして、予想される震度を計算した。
その結果、震源が東京湾北部にある場合、震度7が都東部と神奈川県北部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域は都東部、神奈川県北東部、千葉県西部、埼玉県南東部で予測され、面積も従来より2倍近くに広がった。震源が千葉県西部の場合や都北東部の場合でも、都の湾岸地域などで震度7が予想された。
業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュース配信中。
国内の揺れの尺度では最大の震度7が、東京都東部と神奈川県北部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域も従来の2倍近くに広がった。政府の中央防災会議の想定にはなかった結果で、国や自治体は防災対策の見直しを迫られそうだ。
首都直下地震は18通りの発生領域が想定されており、このうち東京湾北部地震は、被害が最も甚大になるとみられる。研究グループは、最近判明した首都圏の地下構造を基に、この地震の発生領域の深さが従来想定より約10キロ浅い20~30キロのプレート境界にあるとして、予想される震度を計算した。
その結果、震源が東京湾北部にある場合、震度7が都東部と神奈川県北部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域は都東部、神奈川県北東部、千葉県西部、埼玉県南東部で予測され、面積も従来より2倍近くに広がった。震源が千葉県西部の場合や都北東部の場合でも、都の湾岸地域などで震度7が予想された。
業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュース配信中。