米Adobe Systemsは、同社をかたった不正メールが出回っているとして、セキュリティ対策チームのブログで注意を呼び掛けた。「脆弱性解決のためのアップデート」と称してユーザーをだまそうとする。
問題のメールは、差出人に「Adobe Risk Management」の「James Kitchin」などの署名が入っているものが多いという。本文は「CVE-2010-0193 Denial of Service Vulnerability」を解決するためと称し、「セキュリティアップデート」のダウンロードを促す内容になっている。
しかしこのメールはAdobeが送信したものではない。同社は、「メールに記載されたリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてはいけない」と警告する。
Adobeはユーザー向けに電子メールでセキュリティ情報などを通知する「Adobe Security Notification Service」を提供している。しかし、このメールでは「adobe.com」のドメイン上にあるページのみにリンクが貼られており、実行可能形式のファイルへ直接リンクさせたり、メールにファイルを添付したりすることはない。
「製品のアップデートは、製品の自動更新機能またはAdobeのWebサイトの2つの経路でしか配布していない」とAdobeは強調している。
詐欺の手口あれこれ。業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュース配信中。
問題のメールは、差出人に「Adobe Risk Management」の「James Kitchin」などの署名が入っているものが多いという。本文は「CVE-2010-0193 Denial of Service Vulnerability」を解決するためと称し、「セキュリティアップデート」のダウンロードを促す内容になっている。
しかしこのメールはAdobeが送信したものではない。同社は、「メールに記載されたリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてはいけない」と警告する。
Adobeはユーザー向けに電子メールでセキュリティ情報などを通知する「Adobe Security Notification Service」を提供している。しかし、このメールでは「adobe.com」のドメイン上にあるページのみにリンクが貼られており、実行可能形式のファイルへ直接リンクさせたり、メールにファイルを添付したりすることはない。
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