2011年に国内で確認された新たなエイズ発症者数は、473人(前年比4人増)で2年連続で過去最多を更新し、エイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者数の累計は、1985年の調査開始以来、初めて2万人を超えた。
厚生労働省エイズ動向委員会が24日、発表した。
新たなHIV感染者は1056人で、10年(1075人)をわずかに下回った。感染の有無を調べるため、全国の保健所や自治体が無料で実施している抗体検査は13万1243件で、ピークだった08年(17万7156人)に比べ、少なめの傾向が続いている。保健所などへの相談件数も減少傾向にある。
同委員会は「新規感染者が減ったのは、検査件数の減少が理由である可能性がある」として、厚労省に対し、検査や相談を受けやすい環境づくりを求めている。
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厚生労働省エイズ動向委員会が24日、発表した。
新たなHIV感染者は1056人で、10年(1075人)をわずかに下回った。感染の有無を調べるため、全国の保健所や自治体が無料で実施している抗体検査は13万1243件で、ピークだった08年(17万7156人)に比べ、少なめの傾向が続いている。保健所などへの相談件数も減少傾向にある。
同委員会は「新規感染者が減ったのは、検査件数の減少が理由である可能性がある」として、厚労省に対し、検査や相談を受けやすい環境づくりを求めている。
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