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<3D>裸眼ディスプレーやシミュレーターに関心 サッカーW杯の撮影機材も

2010年06月24日 | 日記
 最新の3D(三次元)とバーチャルリアリティー技術を集めた「3D&バーチャルリアリティー展」が東京都江東区のビックサイトで開催されている。会場では裸眼3Dディスプレーやカメラ、シミュレーターなど、3D関連製品や技術が注目を集めており、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の3D撮影に使用されている機材も展示されている。

【関連写真特集】裸眼で3D、3Dの中に入る?! 3D&バーチャルリアリティー展

 裸眼で見る3Dディスプレーを開発しているニューサイトジャパン(東京都港区)は、右目用と左目用の2方向の映像を1枚のディスプレーに表示する2視差方式の映像を8視差に変換する機器を開発。ディスプレーと合わせて展示した。視差の数が増えると視野角が広がり、より自然に見えるようになる。現在、映画やテレビ向けに製作されている3D映像は2視差で専用メガネを使ってみるが、同社の変換機器とディスプレーを使うと、2視差用の映像が裸眼で3Dに見えるという。また、裸眼で見る3Dデジタルフォトフレームを7月末以降に発売する予定。価格は、通常の2D写真データや、2視差の3D画像を裸眼で見える3D画像に変換するパソコン用ソフト付きで2万9800円。

 ウシオ電機の子会社、クリスティ・デジタル・システムズ(東京都江東区)は、床と壁の2面で3D映像が見られるシステム「ホロステージミニ」を展示。2台のプロジェクターを使い、壁と床の映像を一続きのスクリーンのように表示できる。メガネにセンサーを付け、体験者が向いた方向に合わせて映像が切り替わり、車の立体映像なら、スクリーン上で車の内部の相当する位置に立つと、車内の画像が見える仕組み。この日は、新宿副都心のビル風の流れを可視化した3D映像の中を歩ける体験コーナーを設置し、人気だった。専用メガネをかけて床スクリーンの上に立つと、ミニチュアのビルが林立する中を歩いているような気分を味わえる。

 ソニーはサッカーW杯南ア大会の試合を3D撮影している機材を展示した。42型の3Dディスプレー、2台のカメラ、カメラ間の色や光軸のずれを解析するイメージプロセッサーからなるシステムで、3Dディスプレーは今秋発売の予定。また、シャープは7月末に発売する「アクオス クアトロン 3D」を展示している。

 展示会は今年で18回目。09年までは「産業用バーチャルリアリティー展」だったが、3D技術が含まれているため、名称を変更。話題の「3D」で、前年より約1万人多い8万8000人の来場を見込む。25日まで。【岡礼子】

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