東芝は2011年9月6日、米国の原子力発電大手である Westinghouse Electric に追加出資し、同社株式の87%を保有することになると発表した。追加出資は、米国 The Shaw Group の100%子会社、米国 Nuclear Energy Holdings が保有する Westinghouse の株式(全 Westinghouse 株式に対する割合は20%)をすべて取得して行う。株式取得の時期は未定で、金額などの詳細は明らかにしていない。
Westinghouse は2006年10月、東芝に買収されグループ会社となった。その後、米国および中国で次世代型加圧水型原子炉「AP1000」の建設を10基受注したほか、米国 SCANA の子会社である South Carolina Electric & Gas Company(SCE&G)と原子力発電所への燃料供給に関する長期契約を締結するなどしている。
Nuclear Energy Holdings は Westinghouse 株式を取得した際に円建て債券を発行していた。親会社 The Shaw Group のプレスリリースによると、この債券の総額は、円高が進んだ影響で当初から約6億ドル増え17億ドル弱に膨らんだという。そこで Nuclear Energy Holdings は、Westinghouse 株式を東芝に売却する権利(プットオプション)を行使することにしたそうだ。
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Westinghouse は2006年10月、東芝に買収されグループ会社となった。その後、米国および中国で次世代型加圧水型原子炉「AP1000」の建設を10基受注したほか、米国 SCANA の子会社である South Carolina Electric & Gas Company(SCE&G)と原子力発電所への燃料供給に関する長期契約を締結するなどしている。
Nuclear Energy Holdings は Westinghouse 株式を取得した際に円建て債券を発行していた。親会社 The Shaw Group のプレスリリースによると、この債券の総額は、円高が進んだ影響で当初から約6億ドル増え17億ドル弱に膨らんだという。そこで Nuclear Energy Holdings は、Westinghouse 株式を東芝に売却する権利(プットオプション)を行使することにしたそうだ。
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