遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

久しぶりの台所

2024-10-11 10:49:37 | 日記
10月10日(木)カラッと晴れた朝、深く青い空を見上げ、本物の
秋だなあ、と実感する。

歩けるかなあ、とテスト歩行を兼ねて、夕餉の食材を買いにスーパ
ーに出かける。
歩いて往復でわずか10分、歩数にして1500歩ほどの距離。爽や
かな風に気持ちよく当たりながらゆっくり歩いたが、久しぶりの外出
なのでやっぱり疲れる。脚腰が弱っているのを実感する。
涼しくなったのだから、これから買い物がてらにできるだけ外歩きし
て、少しでも体力の回復を図ろう。

で、今夜の献立は豚の角煮、スライスカボチャのバターソテー、野菜
サラダ、総菜(鶏皮の串焼き)1点。
台所に立つのも久しぶりだ。

    📷📷📷📷📷  蔵出し写真  📷📷📷📷📷

  < 遠近のある風景 ② >
    *京都・南禅寺の水路閣 


    *神戸・三宮センター街(お気に入りの場所だから、視点を変えて再掲)


    *送電線鉄塔の真下(尼崎)


    *神戸・保久良神社


   *奈良・談山神社

   
   *京都・東福寺芬陀院


   *阪急伊丹線


   *中国・廈門(アモイ)市街

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兵庫は2つの選挙

2024-10-10 11:25:01 | 日記
10月9日(水)薄曇り、気持ちの良いいかにも秋の朝、という感じ。
昨夜は寒いくらいで、長袖のパジャマに着替えた。

ノーベル賞の発表が続いている。日本人の受賞は、今のところな
い。期待された医学・生理学賞では数人の日本人の名前が取りざ
たされたが、残念だった。
今年も相変わらずアメリカの学者がほとんどで、改めてアメリカ
の「実力」に驚嘆する。が、一方ではアメリカ偏重主義ではない
か、というやっかみの気持ちもある。

衆議院が解散された。「ご祝儀票が期待できるうちに」と、組閣後
の最短時間で解散に踏み切った石破内閣の賭けは、吉と出るか凶
と出るか。私は「凶」と出るように思う。
安倍内閣の負の遺産「裏金問題」をこんなあいまいな形の処理に、
有権者は納得して許すだろうか。大幅に議席を減らすだろう。でも
自民党が敗れても立憲民主党が政権奪取できるほど勝つとも思えな
い。よしんば勝っても、立憲民主党に日本の舵取りを任せられる人
材がそろっているとも思えないところが、悩ましいところだ。

兵庫ではもう一つ大きな選挙がある。斎藤前知事騒動で、知事選挙
も行われる。斉藤前知事の判で押したような言い訳や言動を見てい
ると、高級官僚出身の知事はもうたくさんだ、と心底思う。

立候補予定者に、尼崎市長を2期務めた稲村和美さん(51)が立
候補を表明している。他に斉藤前知事や医師、元官僚、どこの選挙
にも顔を出す元加西市長なども立候補を表明しているが、私のイチ
オシは稲村さんだ。尼崎2期市長を務めた実績があるから、他の予
定者よりはるかに期待できる。

    📷📷📷📷📷  蔵出し写真  📷📷📷📷📷

  < 遠近のある風景 >
    *靖国神社


    *明石海峡大橋


    *兵庫・武庫川


    *奈良・長谷寺


    *京都・伏見稲荷


    *神戸・三宮センター街


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タコ焼き、くぎ煮、ボタン鍋

2024-10-09 11:26:15 | 日記
10月8日(火)薄曇りの朝、予報では降ったりやんだりの雨模様、
と言っているが、今のところ降らないようだ。
午後2時現在の気温は25度。短パン、半袖、靴下なしでは少し
寒い。猛暑・残暑でくたくたになっていた体は、あまりの急変に
驚いている。
夕方から吹き出した風は、まるで木枯らしのように冷たい。つい
先日まで続いた命の危険さえ感じさせた猛暑の日々が、懐かしく
思い出される。喉元過ぎれば・・・人間って、勝手なものだねえ。

購読している新聞の夕刊で、読者にアンケートして調べた「兵庫の
ご当地グルメ」のランキングが出ている。
兵庫県は南は瀬戸内・太平洋、北は日本海に接する珍しい地形を誇
り、山と海の味がそろっている日本有数のグルメ県でもある。
ご当地グルメの人気NO.1は明石(タマゴ)焼き、2位はイカナゴ
のくぎ煮、続いて出石の皿そば、ぼたん鍋(ノシシ肉鍋)などがラ
ンクアップされている。

明石焼きは大阪などではタコ焼きと言われ、粉もんの代表格。タコ
焼き器で焼き上げた後に色濃いタレを塗って食べるのが、明石では
スープ状のたれに浸して食べるから、口に入れるととろけそうで、
タコもコリコリして美味しい。
地方勤務で明石に2年間勤めていたので、明石焼きの美味しい店に
よく行ったものだ。(余談だが、明石焼きはビールのアテに最高だ)

2番目に人気のイカナゴのくぎ煮は、春に瀬戸内で獲れるイカナゴ
(幼魚)て作る佃煮。春になると瀬戸内の主婦たちが張り切って炊
き上げる郷土料理の代表。この時期になると、家々からイカナゴを
煮る甘い香りが漂う。
私も季節になると買い求め、炊き上げて友人たちに配ったものだが、
最近は漁獲量が激減、値段も高騰して作るのをやめた。
東京勤務時代、東京駅のデパ地下などで、神戸のくぎ煮が売られて
いるのを見て感動した。

ボタン鍋は毎年シーズンになると、産地の丹波篠山まで買い出しに
行く。値段は高級牛肉並みだが、年に1~2回の贅沢をしている。
今年もシーズンになったら、買いに行くのを楽しみにしている。

   いかなごのくぎ煮は熱々ご飯とよく合う
   
   (写真は「ウイキペディア」から)

   毎年行く猪肉店、迎えれてくれるイノシシのはく製君


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宮部ワールド

2024-10-08 10:54:05 | 日記
10月7日(月)秋雨前線の影響で、近畿中部はお天気は下り坂のよう
だが、午前中は晴れている。少し暑いが、風は爽やか。
午後から雲が厚くなり、雨が降り出した。

宮部みゆきの小説(ほとんど時代小説だけど)は大好きで、これまで
文庫本を中心にかなり読んできた。
今度新しく「<完本>初ものがたり」(PHP文芸文庫)を読んでいる。
ご存じの方も多いと思うが、回向院の茂七という人情篤い岡っ引きの
捕物短編集で、宮部ワールドの代表作の一つともいえる時代小説。
1997年に新潮文庫で同タイトルで最初に発行した時は6編の短編
集だったが、2年後にPHP文庫に出版元を移した再刊を経て、3回目
の最新の<完本>では新たに3編を追加、ページ数も大幅に増やして
いる。
著宮部さんは「完本のためのあとがき」で、「新たに3編を加え、描
きおろしイラストも加えてお色直しした」と書いている。
シリーズ小説では、こんな「お色直し」して再刊したのは寡聞にして
あまり知らない。

そしてもっと驚いたのは、既刊の「初ものがたり」2冊は読んでいる
のに、「回向院の茂七親分」や子分の名前は覚えているが、ストーリ
ーはほとんど記憶していない、ということ。読んだのは20年以上昔
のこととはいえ、ショックだった。(これは私個人の問題だけど)

    <宮部みゆき「初ものがたり」(左端が最新刊)>


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10月のヒマワリ

2024-10-07 11:41:09 | 日記
10月6日(日)朝から快晴、少し残暑が戻ったようで、蒸し暑く
汗ばむ一日だった。

「10月のヒマワリ」を咲かせようとミニヒマワリの種をまいた
ら、大きく育ったのでプランターに移植した。これから涼しくな
る一方だから、夏の花がどれだけ咲いてくれるか分からないが、
秋風に負けず黄色く元気カラーを振りまいてくれたら嬉しいね。


見上げれば、椿の木に這い上がっているクレマチスが、1輪だけ
咲いている。八重咲きだから、1輪でもピンクの色を豪華に放っ
て、存在感を示している。



今日は話題の乏しい一日だった。早々に店じまいする。
こういう日のことを、無為徒食、飽食終日ともいうんだろうなあ。

    📷📷📷📷📷  蔵出し写真  📷📷📷📷📷 
   <ファンタジック>
    *博多にて


   *ケニアにて


   *神戸・北野にて


   *スマスイ(須磨水族館)にて

  
   *甲子園にて

 
   *東京・銀座にて

   
   *アルゼンチンの大道芸人


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ウサギの髭、ネコの髭

2024-10-06 12:10:57 | 日記
10月5日(土)薄曇り。明け方寒いくらいで、思わず掛け布団をかぶって寝た。
昨日までの雨は深夜に上がっていたようだ。

ブロガーさんの日記で「ウサギの髭(ヒゲ)入れ」のことを書いておられる。
何のことだろうとネットで調べたら、ウサギの髭を大切に保存する入れ物の
ことのようだ。
ウサギの髭に霊的なパワーがあるとして、お守りにする人もいると聞いた。

ついでに猫髭も大切にする風習があると知った。長年猫を溺愛してきたが、猫
の髭は猫自身を守る大事な役割があるらしいと薄々知っていたが、飼い主の人
間も、髭に運を託すような霊的なものを信じ、大切にしている人がいるという
のだ。
日本では猫髭は金運アップのお守りと信じられている。猫は 商売繁盛や幸運の
象徴(商家の招き猫)とされてきた。その猫の髭はめったに抜けなことから、
希少価値があり「縁起がいいもの」と、特別に大事にされてきたのだろう。
ちなみに猫のの髭は、
 ①狭いところを通れるかどうかのチェックする
 ②周りの空気や情報を収集して、障害物の有無をキャッチする
 ③温度や風向きを察知でき、獲物を捕らえるセンサーの役割
 ④反射弓(はんしゃきゅう)という神経で、瞼とつながっているので、髭が
 刺激を受けると脳を介さず、瞼に伝わり目を閉じて守る

どうです、猫の髭は大したものでしょう。しかもこんなセンサー機能を持った
髭が、口元だけはなく顔中いたるところにある、というのだからすごい。
尊敬しちゃうなあ。ゆめゆめカットしたり抜いたりしするんじゃないよ。

  <伊達に髭を生やしてんじゃニャーよ>


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本のネット通販

2024-10-05 11:50:40 | 日記
10月4日(金)朝から小雨が降っている。短パン、半袖では少し肌寒く感
じた。

娘が朝出がけに「梅田のデパ地下で北海道物産展やっていて、美味しい弁
当がありそうなので買ってくる。夕ご飯の炊飯せんでええよ」と言って出
かける。
北海道には美味しいものがいっぱいあるから、夕餉の準備をせずに楽しみ
に待っていたら、「十勝和牛」の焼き肉・ステーキ弁当を買ってきた。もち
ろん美味しくいただく。

好きな小説を読んでいると、ほかの作家の小説の話が出てきて興味がそそら
れ、読んでみたくなる。今回は西加奈子「サラバ!」(小学館文庫)下巻に、
太宰治の「富岳百景」が出てきた。
自殺願望の青年が、「富岳百景」で知った富士山を見たくなる。お金がない
から大阪から歩いて行く。太宰の小説は「走れメロス」ぐらいしか読んで
いないので、さっそくアマゾンに注文した。こうして読書範囲が広がるの
は嬉しいことだ。
以前は書店に行ってほしい本を探すのが何よりの楽しみだったが、ここ数年
はもっぱらアマゾンで検索、取り寄せている。出版不況の中で地域のために
一生懸命努力している書店の皆さんには申し訳ないが、外出がままならない
ことを理由に、ネット通販を頼るようになってしまった。
居ながらにして簡単に欲しい本が、ネットで探せてすぐ手に入る時代は、私
のような者にはとてもりがたい。

久しぶりの雨で、こぼれ種から生えてきたジニアが元気に咲いている(写真上)。


デュランタもまだ元気だ。

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岡田さん、ありがとう

2024-10-04 10:48:20 | 日記
10月3日(木)朝から雨が時々強く降っている。気温は25.5度、快適。

プロ野球阪神タイガースの岡田監督は、今季限りで引退することにな
った。2年前に2年契約で就任、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日
本一を達成してくれた、忘れられない大監督。
高齢なのに人気球団の監督という激務の世界に飛び込み、見事ファンの
夢をかなえてくれた岡田さん、本当にご苦労様、そしてありがとう。
最高の「冥途の土産」をいただいた。感謝してもしきれないほど。
岡田さんが残してくれた「日本一」の大きな遺産は、これからも選手た
ちが受け継いでくれるでしょう。
なお最後のリーグ戦は横浜でDeNAと対戦、3-1で見事に勝って有終
の美を飾った。

   浜スタンドのファンから 「岡田監督ありがとう」


ブロガーさんたちの日記は、ヒガンバナが花盛りだ。広い公園や樹林に
群生して、真っ赤な海原のように咲き乱れているお花畑を見て、そんな
海の中に出かけて浸ってみたいなあ、と思いながら楽しませてもらって
いる。
そのヒガンバナ写真で、1本だけ咲いているのがあった。ブロガーさん
のキャプションは「孤高の一輪」。仲間と群れず、凛と咲く花姿が印象
的だ。
我が家のヒガンバナ(白いリコリス)も一輪だけ咲いた。まさに「孤
高の一輪」である。
折からの雨に打たれ、水滴を宿し立っている姿は、「孤高」を誇ってい
るようにも見えるのは贔屓目か。
球根を取り寄せ植えた昨年はたくさん咲いてくれたが、今年は今のと
ころ一輪だけ。でもよく咲いてくれたものだ、と感謝する。






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網膜症治療から解放

2024-10-03 12:05:10 | 日記
10月2日(水)雨戸を開けると、10月2日にしては珍しいムッと
する熱気、まだ「夏」を残しているのか。

今日は午後2時から労災病院眼科の網膜症治療最終日。レーザー
光線を当てる治療で、脳に響く鈍痛が伴うのが憂鬱だが、これで
最後だと思うと気分が弾む。
午後3時過ぎ、やっと苦痛の治療が終えて解放された。あとは経
過をみるためもう1回、下旬に通院するだけ。Dr.の「お疲れさ
ま、しんどかったでしょう」の言葉に送られて病院を出た。
ところで、自動支払機で診療費を払おうとしたが新札が受け付け
ない。まだ旧機のままのようで、阪神間有数の近代的な大病院で
も、更新が遅れているんだなあ、と驚くとともに、少し愉快な気
分になった。

今夜からお天気は崩れ本格的な雨になるというのを信じて、草花
への散水は控えた(さぼった?)。
眼科で眼球の瞳孔を広げる薬を塗布したので、視界がぼやけよく
見えない。しばらくは本も読めなく不便だけど、いつものことだ
から仕方がない。明日になれば回復しているだろう。

今夜は涼しい。開け放した居間に吹き込んでくる夜風は、紛れも
なく気持ちの良い秋風。明日から2日間ほど雨天続きと言ってい
る。よいお湿りになればいいが。

  📷📷📷📷📷 蔵出し写真  📷📷📷📷📷 
   <都市幻想>















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歌は世につれ・・・

2024-10-02 10:47:41 | 日記
10月1日(火)今日から10月、秋、のはずが、相変わらず暑い。
午後5時の気温は30度、エアコン付けている。
石破新内閣が発足した。主要閣僚の顔ぶれを見ても、新鮮味が感
じられない。重鎮登用した手堅い布陣、という印象だ。石破さん
の性格がよく出ている、と言えそうな顔ぶれ。新鮮味があろうと
なかろうと、愚直でもいいから正直で噓のつかない政治をやって
ほしい、と心から願う。
へらへら笑いながら美味しいことを言って、裏金をちゃっかりネ
コババして甘い汁を吸って、国民を騙すような卑劣な政治だけは
もう勘弁してほしい。

プロ野球がほぼ終わりに近づいて、今夜は阪神タイガースのナイ
ターがないのでNHKの歌番組を観る。内容はスナックで今流行っ
ているカラオケ人気曲が中心だったが、知っている歌は中島みゆ
きの「糸」(これは世代を超えて歌い継がれる名曲です)だけだ
った。
現役時代に同僚や他社の仕事仲間とスナックやカラオケによく通
ったけど、30年も経つとはやり歌もすっかり変わっているんだ
ねえ。「浪速恋しぐれ」、「銀座の恋物語」、「北空港」など
しか知らないオールド世代には、もう別世界でお呼びではないと
実感した。
「歌は世につれ、世は歌につれ」とは、よく言ったものだ。

  📷📷📷📷📷 蔵出し写真  📷📷📷📷📷 
   自然はアーチスト
  *ゴジラ松


  *サル岩


  *ダモクレスの剣




  *ナルシスの花


  *赤いアネモネ


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