楽器♪

今日は、週一回の名古屋の日。

歌芝居を始めて13年目に突入
歌を始めてからだと、23年目（中学の合唱部からだから）。


長いなぁ～～～。


こんなに長いこと続けてると、嫌なことが一つもないハズがない。
いや、良いことよりも、むしろ嫌なことの方が多いかもしれない・・・



それでも続けているのは、何故だろう・・・???



そもそも、解放感を得る為に、この“座”に入り、舞台に立っていたが、それがいつしか、“座”に束縛されてるように思えるようになり、とうとう、耐えられなくなって、昨年の今頃（約2ヶ月間）は休んでいたなぁ・・・

そしたら、家族に「erizabusuがおかしい・・・」と言われるようになり、私が私じゃなくなって行った気がする・・・（感情のコントロールが全く出来なくなったというか・・・？）



入座した頃、ボイストレーナーと初顔合わせの時、「歌は好きか？」と聞かれ、「はい」と即答した私。そしたら「この世界は、好きじゃなきゃやって行けんでな」と言われたことを、今でもしっかり覚えている。




日常的に起こること、普段の発声法、他人の行動や心理や声などすべてが、私という“楽器”を鳴らす為につながっている。


歌うという行為は、私の中に同化してしまっているのだ。

要するに、歌をとってしまったら、私には何にもない・・・


　　　　　　　


　　　　　　　“楽器”は鳴らさなければ、ただの“物”

　　　　　　　　鳴ったとき初めて、“楽器”になる



私いう“楽器”も、磨きようによっては、まだまだいろんな音色が出せるようになるかもしれない